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水沢家の秘密  作者: 水城茉紘
prolog
1/2

prologue

「ちょっとそこの君ー!」

いかにも軽そうな見た目の青年が、声をかけている。

「君だよ。君。」

反応しない相手に駆け寄ると、肩を優しくたたく青年。

青年は、振り向いた相手の顔を見て満足そうに頷く。

「いやぁー可愛いね、君。」

「よく言われない?」

「俺さぁ、そういう子みると声、掛けなきゃ気が済まないんだよね。」

「...」

青年は一言も話さない相手のことなどお構いなしに、ひとりで話している。

「...迷惑なんだけど」

不満を全面に出して相手が答えているというにも関わらず、青年は話し続ける。

「...いやぁ、声も可愛いね、君。」

「...」

「ちょっとお茶くらいつきあってよ。」

「...」


次の瞬間青年は地面に倒れていた。

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