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ふたり

作者: 由樹

※この作品は詩です

キミと二人で歩いた道は


今じゃ遠くに見えるだけ


儚く揺れる 小鳥の涙も


風の花びらも


今じゃ 心に残るだけ


鬱蒼と生い茂る木々は


変わらずあたしを見ているけど


きっと 気付かないだけなんだ


この世で立ち止まるものはなに一つないのだから


そっと 見上げた空は


目が痛い程眩しくて


目がくらむ程美しくて


なんでこんなに輝いているのかと驚きもした


何も変わっていない


そう思い込むあたしを


キミは笑っていたのかな?


夢に浮かぶ あの笑顔で


優しく 見守ってくれたのかな?


あたしは キミを


キミは あたしを


お互いに思いやって


野原で綿毛と戯れた?


同じ星空見上げ


涙隠した夜も


お互いにじゃれあって


笑いころげた夜も


あたしはキミが大好きで


キミじゃなければ考えられなくて


そんな風に想って生きていたんだ



涙は拭いた?


心 穏やか?


あたしが好きなキミのまま


ゆっくり


ゆっくり


歩いていった?



まだ


あたしはキミを想い


キミの在り家を捜すでしょう


キミの温もり 捜すでしょう


それでいいんだ


世界変わって


あたしの心が変わっても


この気持ちは


これだけは


あたしのものなんだから


譲れない想いを


ちゃんと ちゃんと


抱いているんだから…



最後にもう一度だけ


訊かせて欲しい


キミは 今も 幸せ?



そうだったら いいな




読んでくださって有り難うございます。初めて長い詩を書きました。難しいものですね…。これから時々は詩も挑戦させて頂きたいと思います!

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― 新着の感想 ―
[一言] 切ないようで前向きなのでした。好きな人の幸せを素直に願っていけていいですね。私にはできない事です。
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