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【プロットタイプ】千房の犬/猫

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


止める者が誰も居ないならば、きっとそうなる。

瑠衣が猫なのだとしたら、鏡花は犬である。それはどの観点から見ても納得のいく形容だろう。

けれどもだからこそその対義が無いとは言えないのである。


帰ってきて早々、執筆中の俺に絡み付く。ぐりぐりと肩に顔を埋め、女の柔い体を押し付けて、体の表面をまさぐる。それから犬らしくもない猫なで声を出す

「瑠衣たぁ〜ん。今から添い寝しよぉ〜」

頻繁にまではいかないが、鏡花が放浪した後にこうやって絡まれる事がある。ウザったくなって、掌で顔を押し退けようとすると、その手首を掴まれた。自由が効かなくなった手首の行き先は、彼奴の口腔の中だった。柔い舌先が犬のように指に纏わりついてくる。

だから手首を振り払った。そのまま振り回すと顔に当たった。呻き声と共に体から離れていく。

「見て分かんねぇか。犬っころ」

恐らく蔑んだ目で見ているのだろう。それでも怯む事無く、俺の体に纏わり着こうとしてくる。今日は一段と執拗い。何時もならば、ここらで制御掛けそうなものだが、今日はそうじゃなかった。

「分かった上で絡んでんだよ。今はマグロ好きな猫チャン?」

そう言うと、小生意気にもべぇっと舌を出した。

女帝、狂人、乙女、そんな取り敢えず様々な要素を入れ込んで、その数で割ったような鏡花の一面。それ故に止められる事などありはしないのだと知った。

放浪先で、質の悪い酒でもあおったのかも知れない。

「興が乗らない」

「いいよぉ。勝手にして、勝手に書いて、勝手に終わらせるから」

そう言って、熱っぽい吐息を吐き出した。


「かわちぃね〜。千房の猫チャン☆」

そう言いながら、俺の首を撫で回す。それに対して冷めた、軽蔑した事前を寄越しても、今の鏡花は何処吹く風だった。

ウザったい。興が乗らない。さっさと終わらせて欲しい。それでもこのウザ絡みを好む犬っころは嬉々として胸に擦り寄って来る。

「さっさと済ませろ。犬っころ」

「君が頑張ってくれたら直ぐに終わるよン。マグロ好きな猫チャン?」

だからもう後は適当に済ませる事にした。馬乗りになっているウザったいこの大型犬をベッドに叩きつけて、好き勝手に荒し回る。


そうして事が済んだ後。鏡花は酷く困惑し、真っ赤な顔で此方を見た。

「え、ええ? え?」

「起きたか。躾もなってねぇクソ犬」

拳が鏡花の頭上に減り込んだのは言うまでもない。

普段はふざけて居るようで、相手の気持ちを汲んでくれるんですよ。気を使ってくれているという事。


けれどもネジ飛んだままで、制御掛けないと、こうやって言う事聞きません。自分の気が済むまで絡んで、離れません。ガウガウ。


※この『ガウガウ』って元ネタ分かるかな?


んでもってその標的となるのが、人生あげて、貰った瑠衣たん。熱が冷めるまで絡みます。

熱が冷めれば元通り。


瑠衣が鏡花の事を『犬』って形容する様に、鏡花も瑠衣の事を『猫』って思ってます。

だから『マグロ好きな猫チャン』というのも間違ってはいないかな。

意味ははありますけど、深くはあえて言いません。


鏡花のマミーみたいなキャラだなぁ。

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