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我、無能皇子なり 我、ダンジョンマスターなり 我、転生者なり  作者: 英雄王
我、ダンジョンマスターになる、だと…!?
11/12

我、レッドリストモンスターと戦うなり

まさかの日間ランキングにランクインするとは思わなかったが…ありがたいことだ。

これからも不定期に進めていこうと持っているのでのんびり気長に待っていてくれ読者諸君。

いつもの冒険者の時の服に着替え、冒険者ギルドにつくと普段よりざわざわと何か騒がしかった。

よく見るといつもはなにも載っていないクエストカウンター上の『緊急依頼』にでかでかと記載されていることに気が付いた。

内容は…『レッドリストモンスターが発見されました報酬は金貨10000000。詳しくはカウンターまで』

なんとちょうどいい依頼なんだ。

なので人混みをかき分け受付カウンターに行き受付嬢に話を聞いてみることにした。

「おはようございます。上のレッドリストモンスターっていうのは何なんですか?」

あくまで俺はスラムから出てきた少年だからな。

「アキラ君…そうね、わからないわよね。大事なことだから教えてあげるけれど決して近づかないこと!それを真も置てくれるなら教えてあげるわ。」

「もちろん!」

「レッドリストモンスターというのわね、野生モンスターの特殊変異個体のことよ。通常の個体よりとてつもなく凶暴で強いの。アキラ君が近づいたらすぐに殺されるわ。今回の個体は『ヘルコンドル』のレッドリストモンスター出現場所はファリヌの森の奥深くという報告だったから平原なら安全のはずよ。絶対に森に八数かないこと!わかったかしら?」

「わかった!絶対近づかないようにするよ。因みに見た目とかって変わったりするの?」

「ええ。金色の翼を持つようよ。通常の個体は白い翼よ。」

「金色…。金色が見えたら即退散するよ。」

「ええ。若い命を散らしたくないの。約束よ。」

「もちろん!」


まあこの約束なんて守るわけないんだけどな。

適当な依頼を選んで早速出発する。

レッドリストモンスター…その個体個体で見た目や特殊スキルがある。

わかりやすくてあまり変化がない例で代表的なのはゴブリン種。

エンペラーゴブリン。

野生進化でなるのはゴブリンキング。

エンペラーゴブリンは自然に現れるモンスターではない。


適当な依頼を選んでファリヌ平原に向かう。

前はたくさんの人たちが居たのだがレッドリストモンスターが現れたからか人影は少なかった。

これは好都合。

討伐隊の編成が済む前にさっさと行って倒してしまえばいい。

言い訳は森から出てきたので死に物狂いで戦って何とかかてました。

ってな。

さーて、今朝揃えた装備を早速使ってみるかな。

お金を稼げれば誰かに見られてもいいからな。

兄弟剣を取り出し、森に進んだ。


ファリヌの森は本来生き物の楽園と言えるくらいに沢山の生命が存在するはずなのだが…

「静かだ。生き物の鳴き声がしない。」

だが、ゴウゴウと森の奥から風の音だけが響いている。

行ってみるか。

勇気を出して森の奥に向かって進んでいく。

しっかりと兄弟剣を構えて向かう。

奥に向かうと風が強くなっていく。

進んでいけばいくほど強風が吹き荒れるようになっていく。

さらには森の木々に切り傷がついているのが見える。

そしてキエエエエエエ!!とモンスターの鳴き声が聞こえてきた。

この声は?

我自身は聞いたことの無いがこの鳴き声の主がヘルコンドルなのかもしれない。


突き進んで木々がズタズタに切り裂かれて倒れていた。

その周りには切り裂かれたであろうモンスターの破片と血が飛び散っていた。

そしてその奥、暴風の中央に、黄金に輝く翼を持ったヘルコンドルが、いた。

その美しさに一瞬見惚れてしまったが頬を切り裂く風の刃にハッとし、剣を握りなをす。

「すまないが我の糧になれ。我も意地がある。」

ま、簡単にいくとは思っていない。

というか、風の領域をどう突破するかが重要だ。

このままだと近づけない。

近づいても風の刃で切り刻まれるからな。

ま、我はスキルなど無いのだが。

だから我は単に防具に任せて突撃するしかないんだがな!


キエエエエ!

叫びながら突撃してくる金のヘルコンドルに光の盾を構えて何とか受け流す。

「ぐあっ!」

我の体は簡単に吹き飛ばされる。

当然と言えば当然だ。

まだ子供の体で大型モンスターが強風をまとって突進してきたのだ。

大の大人でも普通に吹っ飛ぶだろう。

だが我はわざと吹き飛ばされた。

足に何とかかすり傷をヘルコンドルに追わせて。

これでリムティアで相手を簡単に傷つけることができるのだと分かった。

つまり、リムティアの光の斬撃を繰り出したら我の攻撃が効くという証明だからな。

あと、ディルディアの光の盾でヘルコンドルの攻撃を無効化できている。

吹き飛ばされて背中が擦り切れて痛いが。

キエエエエ!

何回か突撃してきたヘルコンドルを避けて避けて、斬撃を繰り出した。

すると光の斬撃はヘルコンドルの翼をやすやすと切り裂いた。

「は?本当に強すぎだろうが。」

バランスを崩したヘルコンドルは倒れこみ、絶好の獲物だ。

一気に距離を近づいてその首をはねた。


「はあ、はあ、勝てた。これだけの戦闘で疲れた…。」

この兄弟剣強すぎだなハハハ。

最初に考えていた戦闘場所を変えることは忘れていたが吹き飛んだりしていたせいかもう平原付近まで吹き飛ばされていたようだ。

あとは急に現れたから何とか倒せたと言い訳…。

死体のあった場所を見ると立ち上がったヘルコンドルが。

「味方に、なってくれるのか…?」

「この私を倒したのだ。精神を弄られ、暴走状態になってしまったこの私をやすやすと倒すとは思いもよらなかったが。」

「全然やすやすと、じゃないんだがな。まあ起き上がって我の前に立ったのだ。我の力になるのだな?」

「勿論である。…頼みがあるのだがよろしいか?わが主よ。」

「なんだ?」

「我に名を。」

「なるほど。まあ当然つけてやるさ。だが、あまり時間はないみたいだからこの残った体を討伐証明として提出しなくてはならない。すまないな。」

「かまわない。わが主のお力になれるのならば。それにこの肉体は抜け殻。ダンジョンのモンスターになったのだからこの肉体は不要。邪魔でしかない。」

「ふむ、そうなのか。野生のモンスターとダンジョンのモンスター。この違いについてもっと詳しく知ることができればいいのだが…。まあいい。ダンジョンの広いところに移動させる。いいな?」

「わかりました。」


ゴールドヘルコンドル(正式名称がこれらしい)をダンジョンに送った後、もう一つの壁が立ちはだかった。

「コレ、最弱の腕力の我が運べる重さではないぞ。」

魔力を使えない我にとって身体能力強化もできないのだから運ぶ手段が無くて詰んだというやつか。

誰か人は居らんのか?


あの後、編成が済んだ討伐隊がやってきてレッドリストモンスターを倒しておいて運べなかったという我の話に唖然としながらも我が倒したことを信じてくれ、冒険者ギルドにゴールドヘルコンドルが運び込まれた。

ギルドマスターは不在のようで(レッドリストモンスター出現のことで貴族やら他ギルドやら商人やらの対応で大忙しらしい)サブギルドマスターのヤレックに偽装ストーリーを話し、信じてもらい報酬をもらいランクが上がるからまたあとで来てくださいと言われほかの冒険者から褒められ、すべてが終わったのは夕焼けが消えそうな時間帯。

食事なら時々参加しないことも有るがそのときは事前に伝えていたためめんどくさいことになりそうだが今更だということで、着替えてリッチアーマーズに行くことにした。

シークレットダンジョン勢力

スライム(極小)

火6匹、水6匹、風8匹、土7匹、光4匹、闇8匹、混沌8匹、時5匹、無7匹

スライム(小)

火15、水17匹、風10匹、土14匹、光13匹、闇8匹、混沌10匹、時8匹、無12匹

スライム(普通)

火1匹、水1匹、風1匹、土1匹、光1匹、闇1匹、混沌1匹、時1匹、無2匹

妖精(欠片)

火3匹、水4匹、風5匹、土7匹、光2匹、闇4匹、混沌3匹、時4匹、無5匹

妖精(小)

火23匹、水25匹、風29匹、土27匹、光26匹、闇23匹、混沌18匹、時23匹、無24匹

妖精(普通)

火1匹、水1匹、風1匹、土1匹、光1匹、闇1匹、混沌1匹、時1匹、無1匹

ケサランパサラン (中)

綿妖精(小)

火4匹、水5匹、風5匹、土4匹、光4匹、闇4匹、混沌4匹、時4匹、無4匹

風綿スライム(小)

魔ラット 2体

プレイリーウルフ2体

ポイズンスライム 1体

ヘドロスライム 1体

スケルトン 11体

機械兵 1体

ストーンゴーレム 1体

ガスゴースト 10つぃ

ポイズンローズ 1体

ストーンパペット 1体


表層 シグルンビュルム城&帝都全域

味方モンスター、罠等仕掛け無し


第一階層 荒野エリア

地雷(各種)、電気柵、落とし穴(各種)、火炎放射機 無数

配置モンスター ケサランパサラン(中)、妖精(欠片、小)全属性


第二階層 簡易迷路エリア

射出装置(各種)、無数

配置モンスター スライム(極小、小)全属性


第三階層 独沼地エリア

独沼(各種)薔薇園、廃墟 多数

配置モンスター ポイズンローズ ガーゴイル ヘドロスライム ポイズンスライム ガスゴースト 風妖精(小) 機械兵


第四階層 高低差方向感覚混乱エリア

山→谷→山→渓谷→山→海→山→海溝→山→地下→浮島→地下(マントル層イメージ)…etc…蟻の巣洞窟 (ゴール)

(約北アメリカ大陸程の大きさ)

方向混乱フィールド


コアルーム

ダンジョンサポーター エリーナ

コア

マスター居住区



サブダンジョン 導きのダンジョン勢力

表層 称号教会

味方モンスター、罠等無し

コアルーム

サブダンジョンモンスター 光ラメスライム(小)


サブダンジョン ヘファイストスのダンジョン勢力

表層 レスラの武器屋

味方モンスター、罠等無し

コアルーム

サブダンジョンモンスター スィデラススライム(小)


サブダンジョン 大精霊の農業ダンジョン

表層 大農園

味方モンスター

ニュウモウ 2750体

ケイラン 1540体

ミートゥン 3540体

ランムメン 2073体

イータビット 970体

アースホース 129体

ナイツホロウ 350体

コアルーム

サブダンジョンマスター ゴールドニュウモウ


臣下

レスラ 武器屋の店主 スキル 鑑定士持ち

まぐルド・フォール 称号教会神父 スキル 鑑定士、称号覚醒持ち

ファルサ・ミドナ 大精霊の農場主

アルガノ・ミドナ 大精霊の農場従業員

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