41/41
最終話「俺の選択」
…ここは…、一体?
俺は確か、奏と朝食をとって…、そのまま…。
俺は、少しふらつきながら辺りを見渡す。
薄明りに生い茂る草花と木々が見える。ここは山の中…なのだろうか?
足元に注意しながら、俺は少しずつ進む。しかし、建物らしい物などは一向に見えてこない。
風の音もなく、不気味なほど静かだ…。
一体、何が…。それにここは…?
どれくらい歩いただろうか。景色もあまり変わらないからか時間的距離もぼんやりとしていた。
ガサッ
物音に俺は、後ろを振り返る。
「奏?」
俺は話しかける。
奏ではない。
奏ではなかったが…、その人に気が付くと、俺は何故か視線が外せなくなった…。
そして…、その人なのか、俺の頭の中に直接、声が響く…。
「もし、過去に戻って人生をやり直せるのならやり直してみたいか?」
その声に俺は…。
「それがお前の選択か」
また頭の中に声が直接響く…。
そして…、そこには初めから誰も居なかったかのように、木々だけが静かに生い茂っていた…。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。途中、忙しくて数か月空きましたが、誤字添削、感想等々本当にありがとうございます。




