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神聖祓魔師 二つの世界の二人のエクソシスト  作者: ウィンフリート
平行世界へ
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第75節 アーベントイラー 交渉

いよいよ、砦の三役人の出番です。

Ⅰ クリスタの帽子 2


 クリスタが出した帽子は、亡くなった母親のものらしい。クリスタが子供の頃、大事な日には、民族衣装を着ていたとか。ご復活とかご生誕とか。教会の祝日は結構あるから、全ての祝日というわけではなく、いわゆる、大きな祝日の時だけだ。

「クリスタちゃん、かぶってみて」クラウディアさんが甘い声を出している。こういうところに飛びついてくれるのは、女子だからだろうね。


 クリスタは、はにかみながら、帽子を整え、被って見せてくれた。ちょっと大きいけどね。

「あら、素敵よ。ね、クラウディア」

「うんうん。クリスタちゃん、お姉さんみたいだね」


 クレメンスさんが、もごもご言いながら、例の、盾に付けていた帽子を出した。カールさんが、クリスタのと、クレメンスさんのを比べてみようと言い出した。

「そうね。ほぼ同じ作り方だね。ただ、毛の種類が違うみたい。クリスタちゃんのは羊毛だね・・・多分。クレメンスが拾ったのは獣毛、多分山羊。脱色はもちろん、脱脂もしていないから、暖かいと思うけど」


 クリスタによれば、同じ形の帽子で木綿製もあったらしい。恐らく、冬用と夏用の違いではないだろうかということになった。


 皆の間をぐるぐる回ってきた帽子を見ながら、カールさんがつぶやいた。

「やっぱり、アレマン人なんだな。このあたりは、バイエルン人が多いのじゃないかと思っていたが、アレマン人も結構多いのか・・・そういえば、ベルタさんのお母さんがそうだったんだな」

「ということは、ベルタさんも、アレマン人なんでしょう?」

「うむ。そういうことになるな」

「誰が何人だろうと関係ねぇよ。なぁ」アレクシスさんが言った。この人の感覚はやはり素晴らしいと思うことが多い。乱暴で粗暴だけど、横暴ではない。妙にうがったことをいうし。

「確かにアレクシスの言う通りだ。俺もアレマン人を差別するつもりはない。しかし、アレマン人の文化や大切にしたいという思いは尊重したい。だから、その帽子は、持ち主に返してやらないとな」

「クラウディアが言ってたが、あの村の凄腕アーチャーは、帽子を狙っていたらしいな?」

「なんだよ、帽子に恨みでもあるんじゃねぇの?変わったやつだな」

「いや、あの帽子はあのアーチャーのじゃないのかな?それを盗られたと思ったから、せめて一矢報いたいって感じじゃないかな」クラウディアが持論を展開した。

「きっと、クラウディアに似たタイプなのだろう」

 うんうんと、周囲の皆が頷いている。

「ちょっと、それどうして? 私はそういう性格じゃないけど」

 カールさんは笑いながら言った。

「まぁいいじゃないか。多分、クラウディアの推理の通り、その帽子は、あのアーチャーのものだろうな。明日、渡してもらおう。クレメンス、いいだろう? まさか、その帽子が欲しいわけじゃあるまい?」

「うん。持ち主がいるなら返したい」

 うは、クレメンスさんの喋ってるところ久しぶりに見たよ。


「そういえば、双子の二人がヘルメット取ったとき、なんか、どよめいてなかったか?」

「そうだったね・・・なんか動揺みたいの感じたわ」

「そりゃ、びっくりするに決まってら。双子なんて珍しいからな・・・まぁ俺らはガキの頃からの付き合いだから、普通だと思うけどな。世間一般の感覚なんてそんなもんだろう」

「そうかもな・・・本当に俺たちはガキの頃から一緒だから、いいところも、悪いところも、素晴らしいところも、変なところもわかっているつもりだ。お互いにな。これからも変わらず仲良くやっていきたいもんだ」

「まぁ、結婚すると、こんなに仲良くはできなくなるぜ」

「結婚できればだが・・・」

「ち、痛いとこをつきやがる」

 クラウディアさんが悪戯しようという時の表情になっている。これはなにか酷いことをいいそうだ。

「アレマン人の村で募集すればいいじゃん。僕と結婚してくださいって看板作ってあげようか?首から下げてさ、明日、村の広場でうろうろすればいいのよ」

 男性たちは、皆、苦笑している。

「でもよう、あそこの村って、男ばっかりじゃね? 女を見かけていないぜ」

 冗談を真に受けているところが、アレクシスさんのいいところだ。

「え~、アーチャーは女だったわよ」

「おれは武人系は苦手だぜ。ここの女将さんみてぇな、料理人が好きだ・・・」

「あれ、なんか、アレクシスがそんなこというなんて、初めてだよね」

「色々考えることもあるんだぜ」

「そうだよな。俺の部屋で筋トレしてたら、誤解されたしな・・・」

 なんだ、この前のことか・・・カールさん、結構気にしていたんだ・・・

「使徒様は、モテモテだからいいよな。でも、あまり浮名を流すと、最後には全員から捨てられるぜ」

 なんだろ、浮名を流すって・・・


「さて、そろそろ解散して、明日に備えよう・いつもと同じ時間に、第2門の前、広場に集合な。すこし遅刻でいいぞ。使徒様やクリスタは、荷物は無しでもいいんじゃないか。一応、昼前には帰るし・・・オットー様達もそんなには時間が割けないらしい。なんか質問はあるか?」

「この任務が終わったら、次はどうなるの?」アポロニアさんは、すこし不安な顔で訊いた。

「う~ん。いくつか可能性はある。

 まず、銀鉱山の調査だ。城塞都市から専門家が派遣されるのだが、その護衛だな。

次に、ライン川へのルート調査だ。これも進めておかないと、皇帝陛下が怒る可能性もあるらしい。なにしろ、領土の承認や鋳造権のこともあるし、上手くやらないといけないんだよ」

「お金的には、いまのところ余裕があるけど、稼げる時に稼いでおきたいわね」

 アポロニアさんは、傭兵団のお金を管理している。噂によると、クラウディアさんの結婚費用とかも用意しているらしい。男子の分は用意しているのだろうか・・・気になる。



Ⅱ 塩砦の貴族


 朝、第2門広場に行ったら、誰も来ていなかった。

最初に来たのは、クリスタだった。クリスタは、手槍を持っている。勿論、刃はついていない。刃の形をした木がついているだけだ。それでも、そのお気に入り具合は凄く、朝から超ハイテンションだ。

「おはよう。これ見て・・・朝、アレクシスさんがくれたのよ」

 これは、壊れたパイクを改造したものだね。武器倉庫の隅っこに軸だけが置いてあったやつだよ。遅れてアレクシスさんがやってきた。寝不足な感じだ。

「随分、早えじゃね?」

「アレクシスさんだって、かなり早いですよ」

「おれは、あれであまり寝てねぇんだ」

 そういって、クリスタの持っている手槍を指さした。

「えへへへへ・・・いいでしょう?」

 アレクシスさんは、寝る間を惜しんで、試行錯誤して仕上げたらしい。

「難しいな・・・まず、長さだよ。クリスタの身長、よくわかんねぇだろ?

 あんまり長くても、あぶねぇし、短いと使えないから、また目で燃やそうとするだろう?

 で、刃先は鋭すぎると危険だし。あんまりオモチャみてぇだと、お嬢様が許してくださらねぇだろう?」

「そうね。使えない武器は要らないわ」

 なんだか、気取って偉そうなクリスタだ。ま、気に入らなければ、また燃やしそうだというのは全く同感だ。意外とアレクシスさんが子煩悩な性格だというのは、意外だったな・・・

この人は結婚したら、一番変わりそうだよ。


 そのうち、皆が三々五々集まってきた。いつも同じ服で同じスタイルなのは、皆そうだが、ブルーノ神父様だけ違っていた。まず、鎖帷子を着ていない。そして、棍棒のような、大きな聖水撒きを持っていない。それどころか・・・ごミサの時の格好をしている。そう、祭服を着ているのだが、まるで別の人みたいだ。


「殿下、おはようございます」

「ブルーノ神父様、おはようございます。今日はどうされたのですか?」

「あ、そうか、殿下も私のこういうスタイルを見るのは初めてか・・・私は教区司祭でないのでね。従軍司祭、そう、まぁチャプレンってやつだ。

だから、司牧用のスタイルというのが板についてないのかもしれない・・・

つまり、その、いかにも神父様らしい雰囲気でって言われてのう、これでも悩んだのじゃ」

なんだか寝不足みたいだ。

「しかもな・・・鎖帷子を着てないなんて、服を着てないみたいで気持ち悪い。なんか体が軽すぎてのう。殿下、分かりますか?体が浮きそうになるんですわ」


 結局、すったもんだのすえ、鎖帷子の上半身だけを祭服の下に着ることになった。


「うん、いいぞ。うん。でも今度は右手が浮きそうじゃ」


 結局、イガイガ、トゲトゲの沢山ついた、超バカでか聖水撒きを持っていくことになった。

「うん、いいぞ、うん。これなら聖水をかなり遠くまで飛ばせるぞ。

 どうですか、殿下。これぞザクセンの従軍司祭です!みたいでしょ?」


(それ、モーニングスターっていうんだと思うけど・・・)


 モーニングスターって、確かに聖水撒きに似ているけど、基本的に流血するような武器は、司祭は使ってはいけない。モーニングって、うめくとか、そういう意味ですよね・・・

 一応、とげとげは丸めているらしいけど・・・これでぶたれたら、死ぬよ・・・ブルーノ神父様は、敵に回したくないよね。


 結局、塩砦の三悪人、いや、三役人が集まったので、現地にむかうことになった。勿論、従者さんも、兵士さんも一緒だ。ていうか、護衛なんか要らないと思うのだけど、ダメらしい。というわけで、僕は転移門を開いた。


Ⅲ 大穴の前で大芝居

数秒も経たずに、昨日の大穴のそばに全員が立っていた。村人が集まっていて、どよめきが起こった。老人たちは腰を抜かしたようで、地べたに座り込んでいる。


 僕たちは、僕を先頭に、横に三悪人、いや、三役人がならび、その外側にカールさんが立って、更に左右に盾を構えた双子、そして僕たちの後ろに、他のメンバーが並んだ。

従者さんや、兵士さんは、後ろ向きに立って、辺りを警戒している。


 ちょっと間を置いて、オットー様が口火を切った。


「アレマン人の諸君、私はザクセン族の騎士、塩砦の守備隊長、オットーです。あなた方が艱難を乗り越え、こうして、悪魔の支配地で、生き延びていることに、大きな感銘を覚えています」

 すると、一人の老人が、前に進んで、帽子を取り、挨拶してから言った。

「私はアレマン族の長、ヴァルターです。この地以外の人間は、すでに滅びていたと思っておりました。このような日を迎えることができるとは、私たちの神の特別な計らいを感じてしまいます。神の荷姿として創られた私たちが、相まみえ、ともに神の栄光を誉め歌うことができるとは、被造物としての、喜びの限りです」

 すごい。族長さん、格調が高いよ・・・

 オットー様も、すこし面食らったようだった。族長さんの知性とか教養とかにだ。三悪人の知性担当、ブルーノ神父様も、感心した様子だった。


「私たちがここに来た理由は、単刀直入に申しますと、銀鉱山です。

 かつて、この地は、バイエルン大公の領地でした。現在は、悪魔軍の支配地となっています。私たちの領主、ザクセン大公は、この付近で悪魔軍と対峙し、戦っています。この戦いには多くの資金が必要であるため、銀鉱山を採掘したいのです。

 恐らく、皇帝陛下は、この地を公爵様に所領として渡してくださるはずです。それは、悪魔の支配から人間の土地を奪還することであり、戦線を一つ押し返すことだからです」

 ここで一旦、話を止めて、アレマン人に意味が浸透するのを待った。皆顔を見あったり、小声で話し合ったりしている。族長が皆を手を挙げて鎮めて、口を開いた。

「オットー様、包み隠さず、教えてくださいまして、ありがとうございます。

 で、あなたに訊きたい。私たちは、ここに住み続けることができるのですか?」


 族長さんの質問は、悲痛な叫びでもあった。今まで静かに、魔物の眼を避けてひっそりと生きてきたのに、突然武装した人間が現れて、銀を採掘するというのだ。下手をすれば、暴動になりかねない。そして、その結末は、アレマン人の処刑だ。


「皆さん、どうか落ち着いてください。あなた達に、出て行けといっているわけではない。

 知っての通り、我々人間は、悪魔軍と交戦中だ。そして、我々ザクセン軍は、前線を東に拡大した。そして、この地を治めようとしている。

 ここがザクセン公の領土になるということは、そこに住まう人間は、ザクセン公に対し、賦役を納めなければならないということだ」

 人々が騒ぎだした。僕は心配になった。族長がまた手を挙げて鎮めている。

「平たくいおう。ようは銀を掘って、それを物納で納めてほしい。その代わり、食料や衣類、それに守備軍を派遣し、この村を悪魔軍から守る。そういうことなのだ。

 そして、ここに教区を作り、アレマン人をまた教会の所属に組み込む。司祭の常駐は難しいが、巡回のごミサはできる」

 こんどは、歓声が上がった。うーん、大衆の扇動というか、群衆心理は難しいね。


「今日は、私たちの砦の神父様に来ていただいており、諸君らの洗礼の正統性を調査し、許しの秘跡などを授ける予定だ。

 そして、アレマン人の村よりでた、禁術使いである、ダークプリーストの調査を行いたい。

これは、私達にも迫ってくる脅威なのだ。悪魔憑きの可能性もあるため、教皇庁より、エクソシストを派遣していただく予定だ。そして、アンデッドの軍団をこの地より駆逐したい」

 アレマン族の人たちは、盛り上がっていた。うまいな・・・共通の敵を作って、味方感を高めるというか・・・最初は、税金取るって悪い話をしたけど、税金は普段やっていることの延長線だし、聴けばきくほど、なんかお得感が出てくる。


「あと、諸君らが望めばだが、塩砦の北にある、かつてのプファルツ伯の山城を、諸君らが住む城として、与えることもできる。立派な難攻不落の城だ。現在は、私の部隊が警備している。そこで、銀をとらずとも、その城を守ることで生きていくこともできる。その場合の物資は、公爵様が全てみてくださるだろう」

「もしもそうなったら、この鉱山はどうなるのですか?」

「公爵様の城の北側に銀鉱山があるのだ。そこの鉱夫達が、半分やってくることになるだろう。これらは可能性の話である。諸君らの決定によって変わってくるのだ」


 なんだかな・・・大人って。山城は、人が足りないから、放棄したいみたいな話だったのに、ちゃっかり、アレマン人たちを利用しようとしているんじゃないの?

 でも悪い話じゃないみたいだけどね。皆喜んでいるような雰囲気だし。


「それに、我々は、聖結界を発生させる馬車を、各街の移動に使用している。これは、悪魔でさえ、触ることのできないものだ。つい最近でも、悪魔クランプスが、馬車を襲ったが、結局退散することになり、馬車も、御者も、物資も無事だった」

 うは、また、どよめきだ。

「まずは、色々話をしていこうではないか。どうだ、族長?」

 オットー様、段々地が出てきたね。貴族だから、どうしても上から目線になるだろうな。


「うますぎる話しばかりなので、一旦、考えさせてください。村人ともよく話し合いたいと思います」

「うますぎるか・・・忘れないで欲しい。私は人間だ。そして諸君も人間だ。我々人間は、悪魔との戦争を行っているんだ。味方を助けない人間がいるだろうか?

 それに、これを見て欲しい」


オットー様は、剣を抜いた。アレマン人たちは後ずさった。

「これは、10年ほど前に、大天使聖ミヒャエル様より、啓示を受け、はるばる、ノルマンディー公の領土に属する、聖ミヒャエル様、御出現の島までいって、拝領した剣だ。

 ミヒャエル様に祈りをささげると、このように励起し、聖なる光の力を得ることができる。そして、この力は破邪の力なのだ」

 オットー様は、祈り始めた。すぐに剣は光りはじめ、ブーンという音とともに、刃の周りに小さな稲妻を生じ始めた。

 私は、使命を帯びている。聖騎士として、神の前で申し開きのできぬことは、しないのだ。どうか、信じて欲しい」そう言ってから剣を納めた。


 すごいな・・・一気に場の雰囲気を、オットー様一色に染めてしまったね。これがカリスマってやつなのだろう。


「そして、この場で言っておきたいことがある」

 みんながオットー様に注目した。

「私の横におられる方は、ザクセン族の王子だ」

 会場が、って会場じゃないけど、揺れたかと思ったよ。ていうか、アンデッド軍団とか警戒しなくてもいいの?


「こちらのお方が、先ほどの転移門を出された。予め言っておくが、転移門には、青いものと、赤いものがある。赤い転移門が現れたら、すぐに逃げてほしい。その門からは、悪魔とその眷属が地獄からやってくるのだ。青い門は、天使が開くもので、あなた方にとって良いものが訪れるものだ。注意してほしい。

 それで、この天使が開く門を、特別な力を天使から授かったミヒャエル王子は開くことができる。そして、日夜われらのために働いてくださっているのだ」

 村の人の興奮は、最高潮に達しているようだ。しかし、クリスタだけは、不満なようだったが。(ああ、赤い門はってところか・・・彼女の左目は赤いからね・・・)


 そして、真打、ブルーノ神父様の登場と相成った。もう吟遊詩人レベルじゃないから・・・スーパースターというか、トリックスターというか・・・

 村人全員が、ブルーノ神父様の前に並んで、祝福をいただこうと、すごい騒ぎになった。

ブルーノ神父様は、跪いた村人の頭の上で十字架の印をして、頭を両手で包み込んで、祝福を続けた。ほとんどの人が泣いていた。


 それから僕は、サーカスの少年並みにこき使われた。


 まずは、空を飛ばされた。単に、大穴の底に降りるためだけだ。そして、転移門を開き、村人を含め、全員を大穴の下まで運んだんだ。


 僕らは、信用されたようだった。まぁ、村人の気持ちは分かるよ。騙されやすい状況になってからね・・・あ、いや、騙してはいないのだけどね。

いかがでしたか?


スピンオフのほうの、筆が進んでいて、面白くて仕方ありません。

文体を変えているので、また、楽しいです。


ぶくま お願いします

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