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神聖祓魔師 二つの世界の二人のエクソシスト  作者: ウィンフリート
平行世界へ
184/293

第75節 アーベントイラー 狂戦士

こんばんはぁ^^


やっとアップできました。

よろしくお願いします

Ⅰ 対決


 山鳥が長く、3回鳴いた。カミルの危険を知らせる合図だ。シュテファニーは、ずっと噛んでいた干し肉を飲み込んだ。


奴らが近くに来ているようだ。さっきの鳥の鳴き声は、危険を知らせるものだった。


私はカミルのことが心配になった。外に出るようになったのは、今年の復活祭からだった。まだ、見習いだ。復活祭は、キリストのご復活を祝う、春の訪れを祝う行事だ。

村に司祭は居ないが、暦だけは厳格に管理している。だから、外にでて、まだ半年といったところなのだ。


 村では、外に探索や採集にいく外回り組と、鉱山で採掘する鉱山組、外で作物や果物を育てる農作業組に分かれている。8歳になると、それぞれに組を選んで、見習いになるしきたりになっている。


(カミルには、生き残ってもらいたいなぁ。まだ若すぎるよ・・・)


 外回り組は人気なのだが、生存率は悪い。同じ外に出て作業をする、農作業組のほうが、まず死ぬことがない。農作業組が作業している間は、外回り組の一部が警護するからだ。

 一番死ぬ確率が高いのは、シュテファニーのしているような外回り組の遠征隊だ。花形のように思われているが、命を落とすものは多い。ゴブリンの粗末で下手くそな矢にあたって、毒で、もしくは病原菌で死ぬ。村に医者はいないが、薬師はいる。この原料を集めてくるのも外回り組の仕事だ。かつて、アレマン人が暮らした廃墟の村には、薬草がまだ残っている。これを採取にいくのが一番危険だ。あのあたりはゴブリンのテリトリーだからだ。

 カミルは筋がいい。先を読んで仕事をする。あとは経験を積み重ねるだけだろう。それが一番大変なのだが・・・


 マルコが藪をかき分け、私たちの詰める大木の下にやってきた。息が上がっている。私は、手話で話した。外回り組は、記号で会話できるように訓練されているのだ。


【どうした?】


【・・・なんか変だ・・・変な敵だ】

【何が変?】

【子供がいる。男の子と女の子。二人】

【足跡で見たのは子供なのか? 同じグループ?】

【多分そう。女の子はアレマン人だ】


 え?どういうこと? 人質なの? 私は怒りがふつふつと湧き上がってきた。

まだ、下の方にいるが、ここなら見通しもいいし、下げおろし撃ちなので、届く。見えたら打つ。・・・頭に血が上ると何も考えられないのは悪い癖だとわかっているが・・・そう、あの金属野郎の装備を射貫くことはできないとはわかっていたのだが。


 私は、隣の発射台にいるニコーレと手話で話した。

【見えたら打つ。貴女 待って、引き付けて撃って!】

【了解】 ニコーレが


 見えた。固まって歩いている。先頭は、あの金属野郎だ。え?私の帽子だ・・・盾に付けている。私は、帽子を打ち抜いてやろうと思った。私の帽子。くれてやるけど、せめて射抜いてやる。

 私はぎりぎりと弓を引き絞った。そして放った。帽子に向けて・・・

軌道を目で追った。大丈夫、当たるわ。だれかが叫んだ。

「矢よ!準備して」ゲルマン人の言葉だ・・・しかも女の声だ。

しかし、なぜ矢がくることが、わかる?


矢は私の帽子を目指して、飛んでいった。時間がゆっくりと流れているかのように思えた。私は性急すぎたかもしれない。もしかして、あれは人間?もしも死んだら・・・ゲルマン族の言葉だった・・・

その時、矢は途中で空中に浮かんで止まり、そのままゆっくり力を失ったかのように、地面に落ちた。すぐに弓がはじかれる音がした。かなりの張力の弓だ。音でわかる。そして、矢が飛んできた。


 そんな・・・その矢はまっすぐ私の発射台、それも狭間のスリットの上部に刺さった。しかも、板を貫通した。板から突き出た矢じりが光っていた。


 鋼鉄の矢じりだ・・・私の矢は、誰かが拾い上げている。人間の女性だ。若い。私より5歳ぐらいは若い。あの年で、あんな矢を放つのか・・・私は、彼女の矢を観察した。刺さったまま抜けないだろう。返しもついているし。立派な造りの矢だった。


(勝てない・・・私の発射した矢の音で、飛んでくるのが分かって、しかも、正確に、発射した私のところに射返した。信じられない腕だ)


「ちょっと、言葉が分かるなら、もう打たないで」よく通る声が森に響いた。


「矢は木にあたったから、まだ、生きているんでしょう?」


ゲルマン人だ。


そう、言葉が通じる。同胞なのか、それとも悪魔の下僕なのか?


私の矢は、何故、空中で失速して、落ちたのか?魔法?それなら悪魔の手先だ。


 盾を構えた戦士が前に出た。女のアーチャーを守っている。

「クラウディア、勝手に前にでるな。それに、勝手に打つな!しかし、どうして人間だと思うんだ?人間なら射返してはだめじゃないか」声のデカい戦士だ。

「この矢見ればわかるわ。これは人間の矢よ」

「おいおい、悪魔が奴隷に造らせたかもしれないじゃないか」

「あ、そうか・・・でも・・・」


 くすっと笑ってしまった。こういうやり取りは、私も経験がある。若いとそういうノリになってしまうものだ。私もあまり差がないが。あんな憎たらしい矢を放つのに、憎めない敵だ。


「クラウディア、男の子を見て人間だと感じたのなら、打ち返してはいけないわ。もしも、相手が死んだら、争いが鎮められなくなるわ」

 クラウディアと呼ばれた娘はしゅんとしている。反省しているようだ。ざまぁと思いつつ、自分のことも反省した。というか、当てないつもりで、あの矢を放ったのか?嘘だ!


「前に進みましょう?」

盾の後ろから小柄な女性がでてきた。あの服は・・・僧服じゃない?

生まれてこのかた、司祭や修道女を見たことがないが、古老からの伝承で、どういう服を着ているかは知っている。修道女ということは、悪魔の手先ではない・・・むしろ、聖なる教会に属す、聖職者に弓を射たとなると、私のほうが悪魔の手先じゃないか・・・


 修道女は後ろに向かって話した。

「使徒様、また例のかけなおして・・・さっきすごかったね・・・念のためのかけなおしね」

 よくとおる綺麗な声だ。今度は少女と手をつないだ少年が出てきた。よく顔は見えないが・・・


 そうか、カミルの混乱はこれね。少女は晴れ着を着ている。しかも、アレマン人の晴れ着だ。特徴的な刺繍があるのですぐにわかる。頭には帽子をつけていないが・・・そう、あの私が落とした帽子と同じものだが・・・なんてことだ・・・彼らはアレマン人なのか?


 人の気配がしたので、下を見ると、マルコの傍に、カミル、アンドレアスたちが集まってきて、上を見ている。

「見ただろ? どうしよう」マルコは手話を使うのを忘れている。


森の向こうから声がした。

「今、喋った君、話そうじゃないか」さっきのデカい声の戦士だ。続けて大きな声で話しかけてきた。相当、耳がいいのだろうか。筒抜けなのかもしれない。


「我々は、ザクセン人だ。私はカールという。君たちの言葉が分かるので、おそらく同じゲルマン族なんだと思う。私たちは、パパ様の命を受けて、周囲を探索しているんだ。怪しいものじゃない」

「カール、おめぇが一番怪しいんじゃね?」

「しー。余計な茶々をいれるなよ・・・」


 下にいる男子たちが小さく笑った。面白いのだろう・・・まぁ、私もすこし笑ったが・・・


「シュテファニー?」ニコーレが声を出している。もう、戦闘時のルールが意味ないじゃん。


「シュテファニー、一旦逃げる?滑車でシューっておりちゃおうよ」

 随分勝手なご発言だこと・・・私は、あの人たちが使った矢をよくみたくて、ナイフで発射台の弾除けを削ろうとしていた。もう木が裂けてきているので、梃子の原理でこじったら、狭間付近から木が縦に割れてしまった。矢を手にいれることができた。


 矢をしみじみ見た。素晴らしいバランス、矢羽根、鋼鉄の矢じり。うちの村には、職人がいないので、すべて自分たちの手造りだが、これは、職人、しかも相当の腕の職人の作なんだろう、見たことがないレベルの出来だ。私はうっとりと見とれていた。

(欲しい、こんな矢が欲しいわ)


 マルコが大きな声で叫んでいる。はっと我に返った。

「シュテファニー、降りてこいよ。ニコーレも」


それからマルコは私の目を見て、手話で合図した。

【まだ、上で待機。悪魔かも。なにかあったら逃げろ 村に連絡】

 それから、周りの少年達に言った。


「いいな、俺が交渉に行く。悪魔の手先なら殺されるだろう。その時は逃げてくれ。先にシュテファニー達に合図して、逃してくれ。滑車で大穴のところに降りるから、すぐに村に連絡できる。あと、生き残ってたらでいいが、親爺によろしく言ってくれ。最後まで、族長の息子として立派だったとな」


それから、マルコは大きな声で、でかい声の戦士に返事をしようとしている。息を大きく吸った。


 マルコは、きりっとして、振り返り、朗々と返事をした。

「カールとやら!・・・私は、アレマン族、族長の息子、マルコだ。

いいだろう、話をしよう。その前に、ヘルメットを取ってくれ。君たちが人間なら、取れるはずだ」


 カールさんが、振り返って合図した。ヘルメットを取れっというジェスチャーだ。アレクシスさんが反応している。

「あれ・・・俺はバケツ被ってないぞ・・・あ、双子のことか・・・クレメンス、コンラート。ヘルムを取ってやってくれ。お前たちが人間じゃないと思っているようだぞ」

 ぶつぶついいながら、二人は脱いだ。そして、鎖帷子の帽子も脱いで見せた。


 私は、二人の大きな戦士から目が離せなくなってしまった。2度見ってやつかもしれない。


なんてこと、あの二人は、同じ顔をしているのだ。そう双子だったのだ。


 ニコーレの木からも、息を呑む音が聴こえた。そう、私たちは双子、あの大男たちも双子だ。思えば、ニコーレとは、なぜか同じ人を好きになって、そのたびに、争って、二人が振られるというパターンだった。私たちの村に双子はいない。子供のころから、結婚するなら双子がいいねって話していたのだが、諦めていたのだ。生まれて初めてあう、双子だ。


 しかも、体格も素晴らしく、イケメンだ。武具や防具を見る限り、身分も高そうだ。貴族なのかもしれない。いや、そんなことはどうでもいい。双子の男なのだ。


 ニコーレが私に視線を送ってきた。なに、その・・・ほほを赤く染めて・・・


 マルコが、意を決した。きつく拳を握っている。銀の槍は木に立てかけた。癖なんだろうな・・・だから、剣をなくすのだ。


「ザクセンの戦士よ。今からそちらに向かう。武器は持たないが、盾は構えていくぞ」


「わかった。われらも剣を鞘におさめよう」剣を鞘に納める音が聴こえた。


 あとで、村の語り草となるのだが、丸腰とは、随分と愚かなことをしたものだと彼は思うことになる。


 マルコは左に回り込んで、離れたところの藪から出て、彼らのほうへ歩いていった。出てきたところがわからないように攪乱するためなのだろう。こんな時でも考えて行動しているのは素晴らしいと思った。


 私は、弓に矢を番えて待機した。


「矢を番えるのはやめて。私たちは攻撃しないわ」例の女アーチャーの声が森に響いた。彼女の耳か。そうか、この音が・・・聴こえるのか・・・魔法じゃないわ・・・あの若さで、本物のレンジャーなのかもしれない・・・

「ほら、見て、弦を外すから」例の女アーチャーは、弓を軽く曲げて弦を外した。アーチャーは一人しかいないようだ。飛び道具は、ほかに槍使いだけだ。


 ザクセン族で、パパ様の命で来てるっていってたな・・・まだ帝国は存在し、人々も生きているのか? パパ様だなんて、甘美な名前だ。そう、穴ぐらで、虫のように生きる私たちにとってはだ・・・

子供の頃、長老のだれかがいってたことを思い出した。長老だって見たわけでないのに、

「パパ様はな。うねうねした杖をお持ちじゃ。パパ様だけが持っている特別な杖じゃ」

「長老様?うねうね杖ってどんなのなの?」

「うねうね、うねっておるのじゃ・・・と聴いておる」

(なんだ、見たことないんじゃん)


 マルコが視界に現れたら、カールと名乗る立派な戦士がヘルメットを取って、左脇に抱えた。盾は背中に回している。カールが着ているのはサーコートという戦士の服だ。胸に白い馬がさっそうと走る横向きの絵が描かれている。刺繍か・・・

マルコが歩いていくと、身長の違いとか、体格の違いが如実に伝わってくる。

「やぁ、マルコ。カールだ」カールとやらは、手を前に出した。

「よかったら握手してくれ、籠手は簡単には外せないんだ。すまん」

「僕がマルコです。初めまして」

 おいおい、弱腰だぞ・・・まぁ、仕方ない。マルコはまだ15だ。おずおずと手を出して、握手というか、ぶんぶんと手を上下に揺さぶられたような感じだ。


 それから、次々と名乗って握手を求めてきた。ちょっと聴こえなかったが、あの素敵な双子の大男は、えっと、クレメンスとコンラートだ。どっちがクレメンスなんだろう?

 私たちが彼らの前に出たら、きっと同じように言われるのだろうな・・・どっちがシュテファニー?ニコーレ?


 マルコが振り返って、少年たちにこっちに来るように言った。そして、私達、木の上組には、村に帰れと合図した。先ぶれなのだろう。確かに、驚くべきニュースだ。人間がきたのだから。まだ、信じ切ったわけではないが・・・


 私とニコーレは、滑車ですうっと降りていった。それから、大穴の近くで偽装した岩をどけて、下からロープを出した。このロープは滑り下りるのに使う。降りてしまうと、ロープが下に回収されてしまうので、セットしなおさない限り利用できなくなる。


 降りていくと、古老たちが集まっていた。みな、手に手に包丁やハンマー、いや、トンカチって感じだ。重くて持ち上げられない感じでもっている。


「おお、双子や。悪魔たちは来たのか?」

「おじいちゃん、震えているよ?大丈夫?」

「なぁに、武者ぶるいじゃ」

 なんだかな・・・ありがちなネタだ。

「それがね・・・人間みたいなの・・・ザクセン族の戦士だって言ってた」

「本当か?」

 私のお婆ちゃんが近づいてきて、私は抱きしめられた。

「なんてことなの・・・ニコールは死んだのね・・・名誉の戦死なのね?」


 そこに、ニコーレが天井の大穴から、スルスルと降りてきた。

「うわ、お婆ちゃん、元気?」

「おお、ニコール。もう天国から迎えにきてくれたのかい?ありがとうね」


 なんだかなぁってお婆ちゃんだけど、ボケているから仕方ない


「ザクセン族か・・・随分北から来たのじゃのう」

「長老様、ザクセンは北なのですか」

「そうじゃ、北には海があるのだが、海の近くだと聴いたことがある。ということは、まだ、ローマ帝国は持ちこたえているということじゃ」

「ふーん。なんか、パパ様から派遣されたって、言っているよ」

 ニコーレがそう言うと、長老たちがどよめいた。地べたに座り込んでしまうお婆ちゃんもいた。

「なんということだ・・・パパ様は北に逃れておられたのか。そうか、そうか、まだ、悪魔に勝てるのかもしれない・・・双子や、洞窟や、鉱山の奥に隠れておる、村人たちを呼び戻すのじゃ」

「え?悪魔かもしれないよ・・・まだ、わからないんだよ」ニコーレは必死だ。


 長老は、自信たっぷりな雰囲気で、曲がった腰を伸ばし、威厳のあるもののように言った。

「悪魔が、パパ様なんて言葉を使えるわけがない。地上におけるキリストの代理人の名前じゃよ・・・言えるわけがないのじゃ」

「そうなんだぁ・・・わかった。わたし、行ってくる。シュテファニーは、ここに居て」

 ニコーレは走っていった。



Ⅱ 地表で


マルコは、アンドレアスやカミルを、ザクセンの戦士たちに紹介した。マルコ達の一番の興味は、アレマン人の晴れ着を着た女の子だった。


「カールさん、あの・・・あの女の子について教えてください」

「あ? クリスタのことかな?・・・クリスタ、こっちに来て」

 クリスタと呼ばれた女の子は、はにかみながら、こちらに歩いてきた。

「こんにちは、クリスタ」

 マルコはクリスタに話しかけた。

(あ、左右の目の色が違う・・・

「こんにちは」

「あの、その服・・・アレマン人の服だよね」

「あ、これ? 貰ったの。でもね、私のお母さんは、アレマン人だって言ってた。もう、死んじゃったけど」

「あ、ごめん。変なこと訊いちゃったかな?」

「全然、だいじょぶだよ」

「僕らも、アレマン人なんだ」

「でもね、私のお父さんは、ザクセン人なんだ」

「そうか・・・僕も、先祖にノルマン人がいるよ。かなり昔だけどね」


 なんか、狂戦士みたいな人が、変な声を出した。僕たちは、すっかりビビッてしまった。

「ノルマン人だって? おめぇ、ノルマン人の剣を持ってなかったか?」

 最初は、怖さが先に立って、何をいっているのか理解するのに時間がかかった。

「剣って、あ・・・もしかして、僕が木のところに立てかけて無くしたんです。古い剣です」

「そうだよ・・・呪いの剣とか思って、大変だったんだ・・・あ、先祖の剣なんだろう?返してやりてぇな・・・カール、今日帰ったら、オットー様に直談判してぇ!」

「わかった、例のやつか・・・公爵様のところにいってなければいいな」

 狂戦士さんは、動きが速いし、落ち着きがない。声はでかいし、目つきもやばい・・・なんかすごい薬とかやってそうだし、強いんだろうな・・・戦わなくてよかったと僕はしみじみ思った。

(ちょっと待て?今、剣のことしゃべってたよね?恐怖ばかりで、どうも話がかみ合わないよ)

 狂戦士さんに話しかけようと、剣のことを聴きたいと思った。しかし、狂戦士さんに先を越されてしまった。

「おめぇよ、マルコだっけ?」

「は、はい」こ、怖い・・・

「俺さ、そこの街道の南の廃墟の村で、剣を拾ったんだよ。それさ、多分、おめえんだろう?でもさ、砦の騎士様に渡しちまったんだ。ちょっと帰ったら訊いてみるからよぅ。ちっと、待っててくれ」

「はい、ありがとうございます」 あれ?狂戦士さんって、もしかして、良い人なの?

すみません。今日はスピンオフを書いていて、

時間がたりません。


文体が違うので、一度書くと戻るのが大変です。


ミヒャエル神父様の活躍すごいんですよ。

ブックマークが多ければ、更新しちゃいますね。

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