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神聖祓魔師 二つの世界の二人のエクソシスト  作者: ウィンフリート
平行世界へ
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第75節 アーベントイラー 悪魔の支配地へ、オットー様と一緒に

今度は、砦の守備隊長、騎士のオットー様と、その配下の兵士隊との探索です。

Ⅰ 悪魔の支配地 ふたたび


寒い朝、また早く出発することになっている。昨夜は暖炉の火が消えないように調整して寝たので、今朝の着替えが楽だった。

昨日、薪が全く無くなっていた件は、アーデルハイトが、自分の薪を使い尽くしてしまったので、僕の部屋の外に置いてある薪を全て自分の部屋に持っていってしまったのが真相だった。彼女曰く、外に落ちてたって。そういう強引なところがあるよね。アーデルハイトって。まぁでも、お陰で、僕ら二人の砦での待遇とかも明確になったし、薪の獲得方法もわかったから、結果オーライだった。


結局、確認したら、僕は、公爵様のご先祖なので、公爵領の予算から、歳出されることになっているらしい。リウドルフィング家の国家予算とでもいうのだろうか。なんか申し訳ないと思いつつ、助かってほっとしているところだった。冬が乗り切れないのも困るしね。

それに、アーデルハイトの謎もわかった。あれが普通の子供だったら、帝国送りで乞食ライフか、欠員があれば、城塞都市の修道会孤児院で、適正にあった職業につけるようにしてもらえる。

でも、アーデルハイドは、彼女が身に着けると光る指輪で、ブルグンド王の直系の娘で、しかもイタリア王の継承権を持つことが、わかってしまったのだ。これに関しては、公爵領の機密事項とされ、アーデルハイトは、ひそかに保護されることになった。

公爵や、宮宰の子供との婚姻がセットできれば、リウドルフィング家にとてつもない権力をもたらすことができるのだ。しかし、それゆえに大きな危険が伴う。暗殺されたり、誘拐されたりする危険だ。権力を志向するもの、権威が欲しいものにとって、またとないチャンスになるからだ。

また、指輪についている、大きな赤い石がやばいらしい。財宝のありかを示しているとか、宝物庫のカギになってるとか、そんな文献もでてきたが、一番は、赤い石の秘められた力だった。謎のままだが、彼女が成人し、しかるべき地位について結婚したら、明かされるだろうとのことだ。

そんなわけで、多少、人間性に問題があると思うが・・・その問題とは、僕に対して示されるものだが、暫くは、僕らは一緒に育つことになっている。その方がばれないしね。

それよりも、アーデルハイトは、その身分ではなく、僕を発見し、塩砦に連れてきたということに対する恩賞で、薪とかが貰えるらしい。なんじゃそれって思いつつ、ここはぐっと我慢だよ。我慢。



皆、広場に集まった。オットー様が砦から出てきた。その後ろに20人ぐらいの兵士さんがゾロゾロと付いてきている。皆、長い盾を持ち、槍をもっていて、腰に剣と、小さめの斧を差している。カールさんは目が点になっていた。これは多分聞かされていないというやつだろう。

「あの、オットー様。これはどういうことで?」

「昨日、申した筈だが? まぁ良い。さっさと行くぞ。殿下、お願いします!」

「はい。場所はこの間の場所でよろしいですか」

 カールさんに訊いたのだが、オットー様が返事をした。

「その場所に、これだけの兵士が展開できる場所があればよい」

「ローマ街道の上に出ますので、場所的には問題ないかと・・・」僕は、展開という意味が分からないまま、返事をした。

 カールさんも頷いた。それを見て、オットー様が兵士たちに命令した。

「これから、最前線の砦の先、ローマ街道に転移する。よいか、最初に傭兵団が通り抜ける。その直後に私が通る。皆は、止まることなく、転移門を走り抜けよ。

 かの地の安全は、傭兵団が確保する。迷うことなく、走りぬけ、直ちに展開せよ。

 三角の陣形で、フロントを底辺とし、頂点を転移門側とする。全方位に対し、防御できるように。よいな!」

「おう!」


「では、殿下。お願いします」

 カールさんも、僕を見て頷いた。僕はすぐに転移門を開いた。カールさんを先頭に、いつもの面々が通り抜けていった。結構早足だ。クリスタは、手を引っ張られて、足が地についていないような感じで、可哀想だった。

「いくぞ」オットー様が、青い縁取りの美しい光で満たされた空間に走り込んでいった。

(あれ、なんかいつものと違う色になったよね・・・大丈夫かな)

 それから、兵士達が二人ずつ、どんどん走り込んでいった。

僕とアレクシスさんが最後だ。

(あ、やっぱり色が変わる・・・さっきの色と同じだ)


 転移門からでると、僕は立ち止まった。兵士さん達が、街道いっぱいに陣形を築いている。西むかって、7人ぐらいが道路に垂直に並んで、盾を重ねて並んでおり、転移門の開いていた方向には、三角形の斜辺のを合わせた方向、つまり尖がった部分を、こちらに向けて並んでいる。すごい威圧感だ。カールさん達は、その三角の外側に散開して待機している。


 カールさんは、感動しているようだ。目が輝いている?いや、なんかウルウルしているように見えた。オットー様は先頭にいたようだが、ぐるっと回り込んで、三角の頂点に立った。カールさんが近づいていって、話しかけている。

「流石です。オットー様。用兵術、勉強になります」

「いや、それほどでもないぞ。カールもすぐにできるようになる」

 オットー様は、ニコッと笑った。

「こうすると囲まれても、すぐに対処できる。囲まれていなければ、他の2辺の兵士達がそのまま隊列を乱さず回り込む。相手が騎兵だったら、パイクを使うし、色々考えられた傭兵法だ・・・兵士たちの士気と練度が重要だがな。ただ、彼らは訓練に訓練を重ねている」

「なるほど~」


「今回は、姿を見せぬ敵に、威圧感を与える目的で来ている。いきなり、これだけの練度の高い兵士が現れて、統率のとれた行動をされると、魔物も悪魔も、ビビるものだ。

むしろ知性が高い敵のほうが、理解できる分だけ、恐れるものだ。


一度恐れてもらえれば、迂闊に向こうも手をだせなくなる。本当はアーチャー部隊も同行させたかったが、砦の警備が手薄になるのでな・・・城壁組はフル回転なんだ。

お主も見かけるだろう?」

「ええ、弓練習場で、毎日練習していますよね。そして、城壁の警備も交替でこなしながらですから、休み無しという感じですね。あと、腕のいいアーチャーが多いですね」

「おやおや、団長様のお眼鏡に適うものがいたのか? それは光栄だな」

「いや、うちのアーチャーが競争心剥き出しですから、ご迷惑をかけていないといいのですが・・・」クラウディアさんが、自分が言われていることに気付いたようだ。こっちは見てないが、耳がこっちに向いていて、聴いているのが分かる。なんか耳が大きくなってないかな?

「クラウディアか。いいアーチャーだよな。お主のところの飛び道具屋は、どっちもいいな。カールが戦死して、傭兵団が解散したら、砦で引き取るから安心してくれ」


 クラウディアさんの耳が赤くなっているような気がした。あと、僕の横に槍を構えて隙なく立っていたアレクシスさんが、小さい声で、「ふふふっ。カール戦死かぁ・・・」と言ったようだった。やばいよ、カールさん。


「お褒めに預かり光栄です。彼らも、地下に潜ることで、格闘系弓、格闘槍の技術を磨くことができました。乱戦では、きっと、その力を発揮できるでしょう。

団体戦では、言うことを聞かぬ、暴れん坊になるやもしれません。まだまだ、地下向きですので、私が戦死するまでには、野戦、団体戦向きのスキルも身に着けましょう」

「あははは、お主は戦死できぬぞ。腕がなくなろうとも、足がなくなろうとも、殿下がついておられるからな。復活させられて、首がなくなっても、また起き上がらなければならぬだろう」

 カールさんは、ゲっていう顔をしていた。死んでも、大天使聖ミヒャエル様のお力を、使徒様がお借りして、生き返ったメンバーが四人もいるのだ。オットー様の言葉は真実味のあるものだった。カールは首が取れたらと考えて、冷やっとして、自分の首を触った。

 オットー様は、そのしぐさをみて、満足げに微笑んで、言った。


「さぁ、カール、その村とやらまで、向かおう。


 これより本隊は街道を西に進み、十字路を南に曲がる。陣形はこのままだが、反対側に向かうため、反転展開を行う。

 傭兵団は、散開して、周囲の警戒にあたってくれ」

 オットー様は、小さい声で命令した。オットー様が真っすぐ街道の真ん中を歩き始めると、三角形の頂点が開いて、オットー様を通し、そのまま頂点に並んだ兵士たちが、オットー様の後をついて歩いていく。そして、底辺もぱっと道をあけた。

さっきと比較すると逆三角形の頂点をオットー様があるき、あとを三角軍団が歩いていく感じだ。そして、斜辺の垂直方向に、傭兵団の盾と槍、反対の斜辺に傭兵団の弓と盾という感じで、ポジショニングし、そのままの体制で街道を進んでいく。カールさんは僕とクリスタと一緒に、殿を歩きだした。


 あれ、アポロニアさんがいない?

(あ、いた。三角の真ん中を歩いているみたい・・・修道服の裾が見えるよ)

 今日は、比較的暖かくて、皆マントは着ていないのだった。


 カールさんは少年のような紅潮した顔で、僕に話しかけてきた。

「使徒様。どうだった?やっぱり、オットー様ってすごいよな?」

「そうですね。普段から訓練で、兵士さん達と一緒に汗を流していますからね。なんか、大きな生き物の一部みたいな動きをしますね」


「・・・さすが、使徒様。見えてるなぁ・・・今回の遠征は、オットー様の提案なんだよ。

ゴブリンにしろ、謎の人間もどき達にしろ、まとまった部隊が、いきなり出現したら、ビビるだろうっていう話だ。すると、今後、俺たち傭兵団に、迂闊に手を出せなくなるだろうっていうお考えというか、魂胆だ」

 そういうと、カールさんは後ろを振り返って、暫く止まった。そして、また、前を向いて歩きだした。小声でそおっと僕たちに言う。

「・・・今のだって、付けている敵がいたら、俺に見つかったと思うだろう?まぁ、すこし謎の視線を感じたんだが、気配はつかめないから、一応、牽制的な意味だが・・・」

「さっき、人間もどきって、カールさん言ってたけど、正体わかったんですか?」

「全然。全くわからんよ・・・ただ、ゴブリンと思われる看板には、姑息な罠があったが、綺麗な看板のほうには、罠なんてなかったろう? それだけでも、魔物ながら、ちゃんとした、礼節のある感じがするじゃないか。正々堂々という感じだな・・・

 だから、魔物だとしても、例の悪魔が人間を魔術で改造した、やつらなのかなって思っているんだよ。できるなら、解呪なり、なんかして、人間に戻してやりたいと思ってるんだ」


 十字路に差し掛かったので、部隊は停止した。

アレクシスさんが、例の木の上に設置された、二つの発射台を調べにいった。クラウディアさんも、ずっと矢を番えたままで、アレクシスさんの援護に回っている。


 アレクシスさんが、森から出てきて、OKのサインを出した。一旦止まっていた部隊は、また動きだして、生き物のように十字路を綺麗に曲がっていった。


「そういえば、使徒様? さっきの転移門のことなんだけど・・・」カールさんが思い出したように僕に尋ねた。

「はい。何かありましたか?」

「うん。今まで見落としていただけなのかもしれないが、青い転移門なんだけど、オットー様が通る時だけ、色が若干変わるんだよ。あれって思ったんだけど、使徒様が通る時も変わるんだよな・・・なんか仕掛けでもあるのかい?」

「へ~、知りませんでした。何色に変わるんですか?」

「変わるというか、蒼とエメラルドの混じったような色になるんだ」

「へ~、今度見てみますね。僕的には何もしてませんから、分からないです」


 それから、暫く皆黙っていた。

 隊列がまた停止した。どうやら、例の村跡への曲がり道に差し掛かったようだ。


アレクシスさんが走ってきて、オットー様がカールに前に来てほしいそうだといった。殿は暫く俺が変わるといって、背中の盾を回して手に構えた。

「わかった。二人を頼む」

「勿論だぜ!」


 また、隊列は動き出し、脇道に入っていった。アレクシスさんは、よくぐるりと回りながら周囲を警戒している。クリスタが、その動きに興味を持ったらしく、アレクシスさんが回転するたびに、目で興味深く追いかけている。ぐるぐる回ること、都合4回目で、とうとう好奇心が抑えきれなくなったらしく、クリスタは、アレクシスさんに尋ねた。

「アレクシスさん。あの・・・」

「あんだ?」アレクシスさんは、目を細めて嬉しそうにぶっきらぼうな返事した。


「・・・なんで、アレクシスさんは、なんでぐるぐる回るの?」

「おう、クリスタは、観察眼があるな・・・あのさ、俺の商売わかる?」

「うん。なげやり」

「はははは、面白いこというなぁ。おじちゃんの仕事は、槍投げね。

 クリスタちゃんは、石を投げる時、えいって真っすぐ投げるかい?」

 アレクシスさんは手を前にまっすぐ押し出す仕草をした。

「ううん。こうぐるって回して・・・なげる。そうか・・・真っすぐより、ぐるぐるのほうが、無理がないのね」

「おい、すげぇな。天才じゃねぇの? そうなんだよ。放物線だってぐるぐるに近いだろう? わかるか?放物線って?」

「うーん、わかんない」

 アレクシスさんはずっこけていた。

「あのさ、放物線というのは、もう何千年も前に、ギリシャってとこの学者の先生が見つけたものなんだよ。おれの仕事は放物線のコントロールなんだ」

「ふーん。放物線って、槍をなげるとさ、こう上に上がって、落ちてくるけど、まっすぐじゃなくて、曲がってるでしょう?それのことかな?石を投げても同じようになるよね」

「うは、どうよ、使徒様。この子、天才だぜ・・・参ったなぁ、クリスタちゃん、その通りだよ」

「えへへへ」クリスタは賢いと言われて喜んでいる。

(そうか・・・そうだよね。放物線って字そのままじゃん。ていうか、投げる武器の人ってみんな体でそれが分かっているわけか・・・)

 僕は、新たな発見をした。武道だって科学的なんだね。


 すぐに、かつて村だった、廃墟のエリアに達した。


1本の大きな菩提樹が真ん中に生え、いい雰囲気を醸し出している広場に入ると、右回りに部隊は移動し、このまえ、結界装置を置いて実験したところでとまった。


「傭兵団、周囲の索敵を頼む。傭兵団のチェックが終了したら、右の森で休憩するが、警戒を怠らぬこと。魔物の群れが周囲に潜んでいることを、忘れぬようにな」オットー様が全員に言った。


 カールさんやアレクシスさん達が、森の中に入っていったり、広場の反対側を調べたりしている。暫くして、カールさんが、手で大丈夫とサインをオットー様に送ると、休憩と告げられて、兵士さん達は、森の中に入って、切り株に腰かけたり、しゃがんだりした。盾は立てて、身体の脇に置いたままだが。


 兵士さん達が、やっと休憩になって、緊張が解けたようで、談笑している。なんか、視線を感じるので、話している内容が気になった。

「すげぇよな。おれ、転移門初めてなんだよ。怖かったけど、乗り越えられたから嬉しかったぜ」

「あれは、乗り越えるんじゃなくて、通り抜けるもんだろう?」

「うるせぇ」


「使徒様って凄いよな。あのお方が、リウドルフィングの王子様でよかったよな。俺らも鼻が高いというか、ザクセン人で、よかったと思うよ」

「そうだな。なんでも、200年ぐらい、少年として生きているんだろ?俺らより、年上なんだぜ」

「よく分からないが、俺たち、なんか、使徒様のお陰で、未来を期待してもいいように思えてくるよ。子供を残しても、子供がいつかは幸せになってくれるって感じかな」

「俺は、リウドルフィング家にお仕えして、もう25年になるんだけど、まだ命があるんだよな。昔は、俺ら、末端の兵士は、すぐ死んでいたから、長生きなんかできなかったけど、今はそうでもないぜ。これもオットー様のお陰だよ」

「それに加えて殿下と言うんだろう?」

「そうそう。今日もさ、転移門、通ってみたかったから、感動もんだったよな」


 僕は、地獄耳という術を使って、盗み聞きのようなことをしていたけど、皆の気持ちを考えると、申し訳ない気がしてきた。皆、純真というか、気持ちが綺麗だよね。悪いことを言う人なんかいない。悪魔に付け込まれるような人もいない。

 やっぱり、これはリーだーである、オットー様の資質によるところがあるなと思った。


 ふと目をやると、オットー様と、カールさんが何か話し合っていた。


 いけないと思いながら、また、地獄耳を使う。聞こえなかった、声が耳に鮮明に入ってくる。すこし、罪悪感を感じながら・・・


「当初の目的は果たしたと思うが、カールはどう思う?」

「はい。ありがとうございます。もう、十分かと思います」

「しかし、この広場以降の探索は済んでいないのだろう?」

「そうですね」

「よし、村はずれまでは探索しよう。どこでも、軍勢がすぐに来るというイメージがあれば、今後の探索にも有利だろう。ゴブリンはバカだから、関係ないがな。そもそも、敵にカウントしていないがの。軍隊として当たる場合、装備、戦略、兵数、すべて、まず問題ないだろう。ちょっと前になるが、塩砦で、スタンピードがあったろう? あの時も軍として戦う分には、全く問題がなかった。

 問題は、その狡猾な頭脳なんだ。悪魔の血を引くところなんだな・・・不思議なものだ。

 隙を見せないようにしないといかん」

「なるほど」

「罠一つとってもそうなのだ。短い針でも、毒でも塗ってあったら、一刺しで、終わりだ」

「一発逆転されてしまいますね」

「うむ。そうなんだよな・・・綻びというものは、怖い。毒でリーダーが倒れれば、それでそのパーティは終わるかもしれん」


 怖いね・・・結構、二人は真面目に話していることに関心していた。


 その時、後ろで、なにか術が唱えられていることに気付いた。


いかがでしたか?


面白いと思ったら、ブックマークお願いします。

どんどん更新しますよ~


このあと、人間もどきの正体がわかりますが、

また、それは別のお話で・・・


ブログのほうもお願いします。


ではでは。

https://mediimundi.hatenablog.com/ ブログです。



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