第75節 アーベントイラー クラウディアの不調
今晩は。
ブログも同時に進めることにしました。
最初から同時進行にするべきでしたね・・・
今日は、戦闘はありません。最近ずっとないですけど・・・
Ⅰ 追われて
寝ていることが分かっていて、夢だなって判るのだけど、起きれないことってあるよね。今、まさに私はそうなんだと思う。
私は森の中を彷徨っていた。もう矢筒に残る矢は2本だ。バックアップで誰か近くに居てくれる筈なんだけど、独りになってしまったようだ。
来てる・・・奴らは来てるわ、確実に。どうしよう。土地勘ないから・・・どこに逃げていいかも分からない。走っている足音が聴こえるわ。やっぱり二人ね。
何でもない森なんだけど、落とし穴の可能性あるから、私は迂闊に走れない。相手は地元なのだ。森のすべてを知り尽くしているのだろう。私は焦っていた。姿の見えない敵に。こんな怖い思いはしたことがない。
(来た。放った時の音で方角がわかる。距離がまだあるわ。右に飛ぼう)
私の耳元を矢が飛びぬけていった。よかった。ギリギリね・・・
私は、着地と同時に地面にしゃがみ、矢が飛んできた方向に矢を射ようと構えた。
目の前に、看板を見つけた。「人間、入るな」と汚い文字で書いてある。ラテン語じゃない。木の幹に縛り付けられている。よく見ると看板の後ろには、ゴブリンの死体だ。木に矢で打ち付けられている。そのゴブリンが何故か看板を持っているが、さっきは縄で縛られていた筈。
(なんなの・・・やっぱり夢よね・・・おかしいもの)
私は、夢であるという確信の元に、矢を番えたまま、ゆっくり立ちあがって、看板に近づいた。というか、ゴブリンを観察しようと思ったのだ。
(待って。罠があるわよ)そう思った時には墜落していた。落とし穴だ。すごい衝撃だ。お尻を強く打っただけでなく、壁に頭を打ったようだ。
(壁? 土じゃないの?)
「クラウディア、起きて。ね、起きて頂戴。帰るわよ」
アポロニアの声がする。私は目を瞑っていたようだ。目をあける。頭が痛い。視界に心配そうなアポロニアの顔が見えた。
「疲れたのね・・・精神的にも参ったみたいだったからね・・・
さぁ、お部屋に帰ろう? もう皆解散したよ。あなたが立てないなら、使徒様に浮遊をお願いするけど、いい?」
頭がしっかりしてきた。そうか、ここは明星亭だ。食事をしつつ、今日の反省会というか、おしゃべりをしていたと思ったんだけど。
「寒い・・・」
「あらら、大丈夫? 浮遊かけてもらうわよ。いい?」
「アポロニアさん、人には掛けられないので、椅子かなにかに座ってもらわないとダメです」
「あ、そうなの?」
「掛けられないことはないようなのですが、身体の体内に悪影響を及ぼす可能性があると、プリニウスの本には注意書きがありましたから」
「そうなんだ。じゃ、椅子借りないとね。あと落ちないように紐で縛らないとダメよね・・・
アーデルハイト? いる?」
アーデルハイトが現れた。
「聴こえてたわよ。椅子は返してくれれば、いいわ。女将さんにいっとくから。紐は、腰のベルトでいいんじゃない? あ、短いのか・・・」
そういって、アーデルハイトは、クラウディアのベルトを指した。
「あ、そうだよね・・・これさ、実は長いのよ。待って」
私は、3重に巻いているベルトを外した。最近は、皮の腰垂れと、ブリガンダインの間にベルトを巻いている。普段は、でろーんと長く垂らすのがお洒落なんだけど、戦闘には向いてないし。ベルトを巻くだけで防具の一部みたいになる。皮だからね。
頭がずきずきするし、寒いしで、なんか酷い目に・・・いや、自分が悪いのよね。皆に迷惑かけているし。
「あれ、クリスタちゃんは?」クリスタがいない。さっきまで横に居たと思ったのだけど。
「もう大夫前に帰ったわよ。砦のお父さんをお見舞いしてから帰るっていってた」
「そうなんだ」
「・・・じゃ、浮遊をかけますので、椅子に座ってください」使徒様が心配そうに言った。
固まって動けない。椅子のまま後ろに倒れたようだ。そうか、足が椅子の上に載っているのね。一回、椅子から足とかを倒すように落として横を向いた。背もたれがない、ベンチのような椅子だった。
「ちょとまって、長い椅子借りて、その上に横になったら?ほら、こっちの長い椅子。起きれる?」
私はなんとか起きた。なんだか、身体のあちこちが痛い。固まったような感じだ。アポロニアと使徒様が、短い椅子を抜いて、長い椅子を持ってきた。
「はい、クラウディア、乗ってね~」
私は節々の痛みを堪えながら椅子に座った。アポロニアが私のベルトを持ちながら言った。
「横になってくれないと、縛れないわよ」
使徒様は、椅子が倒れないように、押さえてくれている。本当にごめんね。
(しかし、あの夢、夢でよかったわ・・・なんで、あんな夢みたんだろう?)
私はそんなことを考えながら、横になって、私のベルトでアポロニアに縛られるままになっていた。
「じゃ、浮遊掛けますよ。クラウディアさん、バランス取れますか?」
「ごめんね。頑張る」
「いや、気を付けないとグルって回転して、上下逆になりそうだから・・・」
「押さえておくから大丈夫よ、使徒様」
「そうだといいのですが・・・アポロニアさん、お願いしますね。階段を登るだろうから、高めに浮かしますよ。浮遊!」
私の身体を下から押し上げるような力が働き、私はアポロニアの胸の近くまで持ち上げられた。うっ、このふわふわ感はやばい・・・吐きそう。
「じゃ、いくわよ。使徒様、後ろをお願い」
「は~い」
(使徒様、かわいい。うっ、気が抜けないわ。集中しておこうっと・・・)
「じゃ、アポロニア、椅子借りていくわよ!」
「はーい」奥から声がするけど、本人は出てこない。洗い物しているのだろう。
店を出る途中、少し壁にぶつかったりしたけど、なんとか出れた。
もう、遅い時間のようだ。誰も人がいない。私は、気を失っていた間のことを訪ねてみることにした。
「アポロニア、なにか、新しい話が出たりしたの?」
「ああ、カールが戻ってきたの覚えている?」
「全然、飲みすぎたのね」
「いや、空腹だったから、仕方ないんじゃない・・・あ、話よね。
かなり、危険だと思われるので、明日は無理だけど、明後日なら、砦から応援が出てくれるって。二つの軍勢に挟まれる可能性があるから、先にゴブリン側を掃討しようかって」
「明日はどうするの?」
「お休みになったわ。私も本部への手紙を出さないとだから、助かる」
「そうなんだ。修道院長様に出すのね」
「そうよ・・・あと、北の森側のデーモン?なんだけど、もしかしたら、ウン・ティーアかもしれないって・・・」
「え? 魔術で改造された人間?」
「そうね。悪魔が絡んでいそうだから、その可能性もあるってよ。ほら、街道で、クランプス出たでしょう? なんか怪しいらしいわ」
「でも、クランプスって、土着の悪魔なんでしょう?」
「うーん。ちょっと違うかな・・・昔、たくさん居た悪魔の記憶だと思うのよ。それをお面にして、魔除けとか、子供の教育とかに利用したってところらしいわ」
「よく、わかんない・・・」
「そっか。だから、昔は居たから、人の記憶に残っていた。わかる? つまり、最近はいなかったのよ。悪魔軍でも、殆ど目撃されていないからね。それが、最近になって現れたってことなの・・・だから、悪魔の勢力地図が変わったってことなのよね」
「ふーん。ということは・・・」
女子寮の入り口に到着したようだ。
「おばちゃん、ごめん。ちょっとクラウディアの調子が悪くて、このまま、部屋に運びたいんだけど、男の子、独り入ってもいい?」
寮監のおばあちゃんだ。入り口の脇の部屋に住んでいる。面倒見がいいんだよね。私のお母さんが亡くなった時、家族寮から移ってくる時に、随分、お世話になったんだ。
おばあちゃんは、腰の後ろに手を回して、スタスタ出てきた。
「あら、修道女様と、クラウディアちゃんね。男の子って、ああ、使徒様かい。使徒様は、危険だよ。女癖悪いらしいからね・・・」
「え? ちょ、ちょっと待ってください。僕、そう思われているんですか?」
(使徒様、慌ててる・・・かわいいわね・・・顔も赤くなってるわ)
「何言ってんだい。アーデルハイトだろう?アグネス様、さらに妹君のシャルロッテ様、更にクリスタちゃんまで、毒牙にかけているんだろう?危なくて中に入れられないよ~」
「そ、そんな・・・」
お婆ちゃんは本気の怖い顔だったが、急にニコっとした。
「冗談だよ。使徒様がそういう人間だという可能性もあるんだよ。何しろ男なんだから」
「ぼ、ぼくは・・・そういう人間じゃありません」
「ひ、ひ、ひ、面白いのう」
(お婆ちゃん、殆ど悪い魔女のようですけど・・・)
「ま、手伝ってあげておくれ。いつぞや、バイエルン傭兵団のあのアホを運んでくれた術だね・・・ありがとう。じゃ、私は部屋に戻るよ」
お婆ちゃんは、くるっと踵を返して部屋に戻っていった。不思議なことに出てくるときは腰を曲げていたのに、部屋に入る時にはシャキンと背が伸びていた。
部屋に入ると、ベンチを下ろしてもらって、ベッドに自分で移った。頭が痛いのも、気持ち悪いのも、もう消えていた。
「じゃ、悪いけど、使徒様。ベンチ返してきていただけますか?」
「はい」
そういうと使徒様は、またベンチを浮かして運び出し、部屋のドアを閉めて明星亭に向かったようだ。
「クラウディア、ベルト、ここに置いておくわ。それよりも、鎧とか脱がなくていいの?」
「もう、面倒くさくて・・・武人だから、このまま寝ても大丈夫よ」
「なに、無理いってるのよ。せめて、ブリガンダインは脱ごうよ。ね?」
「う、うん。あとで自分で脱ぐから・・・」
アポロニアさんは、無理矢理ブリガンダインを止めているベルト類を外し始めた。
「あら、ベルト工夫したのね。全部前から外せるじゃない?」
「うん。ごめんね・・・従者がいる身分じゃないから、独りでできるように工夫したのよ。本当に、アポロニアごめん」
「いいのよ。その代わり、戦場では守ってもらうから」
なんだか、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまって、喋れなくなってしまった。
「クラウディアも、お母さんが亡くなってから、ずっと一人で大変でしょう?無理しなくていいのよ」
「アポロニアだって独りでしょ」
「私は、主と結婚したのだし、修道会の姉妹たちも大勢いるからね」
「さぁ、外したわよ。ちょとだけ、背中を持ち上げてくれる?」
アポロニアは、ブリガンダインを引き抜くと、ベッドの枕の脇に置いた。あれ、皮の籠手はどこ? あ、そうだ、乾杯の前に外して・・・置いてきちゃったかな。
「次は腰のを外すわよ」
「あ、自分でできるわ」
私はもぞもぞ動いて、腰の部分鎧を外した。汗を吸って、重く、臭くなっているので、あまり人に触られたくなかったからだ。
「じゃ、あとはいいね・・・あと、籠手、ほれ。ここに置いておくね」
アポロニアは、修道服をもぞもぞして、私の籠手を出してくれた。
「ありがとう。何かなら何までありがとうございました」
「いいのよ。あなたはまだ若いから、今日みたいな経験は、結構、堪えたと思うわ。実際に戦えば、そんな不安とか、吹き飛んでしまうのだろうけど、心理戦みたいなのは、誰だって苦手だもの。あの、アレクシスでさえ、結構参っていたわよ。罠とか苦手なのよね・・・こう、なんていうの?ズルいやり方が性に合わないのよね。看板の前が一番怖かったらしいし。私もあれは嫌だわ。でも、あれが心理戦なのよね。ゴブリンはかなり狡猾だっていうから、気を付けないとだわ」
「うん」
「じゃ、またね・・・何かあったら私の部屋に来て。明日は早起きしなくてもいいからね。
これだけは聴いて、神様は、いつもクラウディアのことを見ているわ。苦しい時も、悲しい時も、嬉しい時もね。だから安心するのよ。そして、短くていいから祈ること。じゃ、お休みなさい」
「おやすみなさい」
私は、そのまま眠ってしまったようだ。
アポロニアは、使徒様のことが気になったので、一旦、明星亭に戻ろうと思った。女子寮を出ると、丁度、巡回中の兵士さん達にあった。
「シスター、こんばんは」
「こんばんは。お疲れ様です」
「いえいえ。シスターこそ、これからお出かけですか?」
「いや、単なる後始末です」
「お気をつけて、北城壁の外側で、異形のものが目撃されたそうなので、なるべく夜間の外出はお控えください」
「え?初耳です・・・」
「あ、お出かけだったからでしょう。では、巡回がありますから、」
「ありがとうございます。皆さんの上に神様の豊かな祝福がありますように」
「アーメン」
アポロニアは、カールは、何もいっていなかったなぁと思った。こういう時に危険なのは、今いる大通りではなく、城壁側の南とか北だ。特に今回は、北城壁の外部で目撃されたらしい。城壁工事はまだ終わっていない。北城壁がまだなのだ。仮に丸太を地面に差している。かつての古代ローマ帝国自体の砦の造り方を踏襲しているものだった。つまり、もともとあった北城壁の外側に、エールの醸造所、その宿舎、弓練習場、乗馬場と作り、その外側に、丸太の城壁を築いていたのだ。東西の城壁や第3門などは、一番に完成させたのだが、例の塔砦にも人員を割かれたので、一番外側の北城壁が遅れていた。ただ、城塞都市の石工としては異例の早さだそうだ。ここでも、使徒様の浮遊が大活躍していたのだった。
アポロニアは、早歩きで、大通りを歩いていった。明星亭はすでに店じまいを始めているようだ。中に入ると、使徒様がいた。なんか掃除を手伝っている。
「使徒様、お疲れ様でした。椅子は戻せたの?」
「うん。大丈夫です。お掃除は、アーデルハイトに頼まれたんだ・・・」
「そうなの・・・偉いわね」
「いや、断れないから・・・怖いからね」
使徒様も、色々大変なのね・・・さっき、寮監さんが言ってたけど、なんだか、使徒様は、もてるのよね・・・残念なもて方かもしれないけど・・・本当は身分が凄く高いのに・・・しかも170年以上も生きているのに。不思議な子供だ。
地獄では、特に他所から来たものは、時間の適用されるルールが違うらしい。悪魔やその眷属は、もともと不老不死だが、すでに死んだ状態で地獄についた人間には、身体があるらしい。その体は、魂に連結していて、痛めつければ、純粋に痛みを魂が感じるようだ。
生きたまま、地獄に侵入したものは、あまりいないが、城塞都市の学者は、使徒様達がそうだったのではないかと想像している。地獄の時間は繰り返されて、また同じところに巻き戻されるようになっているらしい。だから、一定の時間になると、戻ってしまう。この仕組みにより、地獄に堕ちた魂は永遠の責めを繰り返し受けることになる。
滅茶苦茶に痛めつけられても、もとに戻るということだ。逃げたくても、地獄から出ることはできない。悪魔に渡された魂は、二度と地獄をでることはないのだ。幻視者の見たことなので、細部については分からない。
おそらく使徒様は、地獄を見てきたし、生身のまま地獄にいったのだろうが、本人に記憶がないので、分からない。また、彼と同行した、神聖騎士団や、彼の父母の消息も不明のままだ。教皇庁は、かなり深く調べているが、分からないことだらけらしい。
屈託のない彼の笑顔を見ていると不思議な気がする。あどけない少年なのだが、時折、恐ろしいまでの知識と技を見せつけてくれる。果たして、どちらが彼の本当の姿なんだろうとアポロニアは思った。
「アポロニア、どうしたんだ? もう店は終わっているだろう?」
私は聴きなれた声に振り返った。カールだった。
「カールこそ、どうしたの? 寮に戻ったんじゃなかったんだ」
「いや、オットー様と打ち合わせをしていたんだ」
「へー、なんか、いい話はなかった?北城壁とかで・・・」
カールは驚いた顔を一瞬だけした。
「アポロニアの情報網はすごいな・・・驚いたよ。白い真っすぐな角が2本生えていたらしいぞ。まるで、クランプスみたいだな・・・まぁよく見えたわけではないそうだから、不確定なんだが、城壁組は大騒ぎだよ。悪魔かもしれないからな。悪魔じゃ普通の弓では倒せないのではないかってね。実際、俺たち人間が戦ってきたのは、悪魔ではなくて、手下だからな・・・本当の悪魔となれば、それこそ、オットー様にお願いしないと無理だろう」
「あとは、ブルーノ神父様の法力とか?」
「ともかく、神に祈るぐらいしか俺らにはできないよな・・・で、どうしたんだ?ここで」
カールは、不思議そうな顔をしている。
「ああ、クラウディアが寝ちゃってね。ベンチを借りて使徒様の術で送ってきたのよ。それでね、ベンチを使徒様に返してもらったので、どうしたかなって追いかけてきたら、掃除手伝わされていたから、話ができなくて・・・」
「クランプス情報を伝えたかったってわけか?」
「そうよ。相手がたとえ下っ端でも、悪魔は悪魔だからね」
「まぁ、使徒様なら、なんとかしてくれそうだしな」
「そうね・・・そうだといいわ」
そんな会話をしていたら、使徒様がすぐそばに立っていて驚いた。
「きゃ」
「アポロニアさん、酷いです。僕、何もしていないです」
「ごめん。驚いたのよ・・・それよりも、聴いて? 北城壁でクランプスみたいのが出現したらしいのよ」
「アーデルハイトから聴きましたよ」
「あ、そうなんだ」
「だから、今夜は早めに店仕舞いするって言ってましたよ」
カールが明星亭で語られているクランプス情報が訊きたかったようで、顔を突っ込んできた。
「使徒様、どんな情報だった?」
「ああ、カールさん。風貌はこの間のクランプスみたいですよ。足の蹄は目撃されているそうです。あと、全身が毛でおおわれているそうです」
「そうか、あまり変化ないな・・・」
「明日、お休みだから、北城壁の外にいってみて、足跡とか調べてみたらどうですか?」
カールの表情が変わった。いいね~って感じだ。
(明日は、写本作ろうと思ってたんだけどな・・・でも、興味あるから行くしかないなぁ)
「修道女はつらいよ」
「なんかいった?」
「いや別に、じゃ、また明日ね、お休み」
「お休み」
私は、速攻で寮に戻り、明日のために、早寝することにした。
いかがでしたか?
さて、これからブログに移ります。
まだ1話の説明ですから、かなり仕事量がありますね。
スピンオフも書きかけだし・・・
廃村でドミニク神父様が、ソロキャンプするんですよ。
菩提樹の下でです。
キャラとしては、ドミニク神父様が一番好きなのかも・・・
あとは、オットー卿ですね。ドミニクもオットーも
大天使聖ミカエルの取り持つ縁で、強くなっていくんです。
オットー卿の10年前の小節も書いているのですが・・・
ノルマン人との交流とか・・・モンサンミッシェル出るんですよ・・・
書きかけなんですよね
時間が欲しいです。
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