第75節 アーベントイラー 最前線の砦でお買い物
今回は複線だらけです。
あとで回収しますよ
僕らは、伯爵様に挨拶して、部屋を出た。砦の中の案内にと、ヴァルターさんという、
従者さんを一人つけてくれることになった。
洞窟のような暗い廊下で何人かの砦の人にすれ違ったが、皆、僕らに道を譲ってくれた。
すぐに、お城の外にでた。従者さんは、ここが内側の建物の屋上だと説明してくれた。僕らは、屋上をぶらぶら自由に見学することにした。一番縁までいくと、立ち上がった城壁が凸凹の形になっているので、屋上が実は城壁であることがわかる。
2か所ほど橋のようなものが架かっていて、外側の城壁に歩いて渡れるようだが、橋は扉で通れなくなっていた。従者さんは、鍵をもらってきますといって、城の中に戻っていった。
僕らはそこで待つことにした。手持無沙汰だった。橋の向こう側には、弓や槍を装備した兵士さんがうろうろ巡回している。橋の向こう側も城壁だが、あちらの城壁は完全に外部に面しているのだ。
クリスタは、まだ、なんかが引っかかっているような顔で考えているようだった。
「ね? アレマン人って誰なの? この服ってアレマン人の服なの?私の眼がアレマン人ぽいのかな?」
クリスタは気になるようだった。でも、皆、アレマン人とは何か、よくは知らないようだった。アポロニアは、なにか知っているようで、ためらって考えて答えてくれた。
「アレマン人はね。もともとこの辺りを支配していた、ゲルマン人の部族だったと思うわ。もう1000年以上前だけど、トイトブルク森の戦いで、ローマ人を打ち破った強い部族だったのよ。私の先祖は古代ローマ人だから、私からすれば先祖の仇みたいなのだろうけど、まぁ、千年以上前だからね・・・」
確かに、アポロニアさんは、自分が教皇庁と一緒にローマから逃げてきたラテン人だって言っていた。クリスタは、答えを得られたので、ほっとしつつも、まだ何か言いたいようだ。
「・・・そんなに強かったのに、今はいないんでしょう? どうしちゃったのかな」
「うーん。ゲルマン人は部族国家が原則だから、アレマン人が、部族として成り立たなくなるぐらい、人が減ったということだと思うわ。実際、アレマン人のかつての支配地域は、ほぼ地獄になっちゃったし」
「うわ・・・ということは・・・ライン川の向こう側なんだ」
「そうね。でもね。ライン川の向こう側全てが地獄になったわけではないの」
(それは、僕、初耳だ。これは訊いてみないとね・・・)
「アポロニアさん、もっと詳しく教えてください」
「あら、使徒様は知らなかったの?」
僕は、こっくりと頷いた。アポロニアさんは、すこし嬉しそうに話してくれた。
「城塞都市の西側のライン川は、ものすごい崖になっているのよ。私も見たわけじゃないけど、教皇庁に情報だけは入っていたから。でもね。ライン川の南側・・・ライン川って、この付近で大きく蛇行していたの。城塞都市のあたりは、南から北に流れているんだけど、ぐっと、曲がって、東から西に流れるのよ。でね、その曲がった先は、勿論上流なんだけど、そこは向こうとこっちの恐ろしいような段差はないらしいと言われているのよ。
ライン滝って知ってる? 昔から、ライン川には、川全体が滝になっていて、20メートルぐらいの段差を水が落ちている場所があったのよ。見たことないけど、文献で読んだことはあるけど・・・その滝の下流で、大攻勢以後、急に台地が入れ替わるかどうかして、500メートルぐらい落ちて、断崖絶壁になっちゃったの。それから蛇行するらしいのよね。
急にそうなったから、神が介入したのではないかとか・・・悪魔が地獄と入れ替えてしまったとか言われているけど・・・まぁ、どこの部分もほとんどの人が見たことがないから、冒険者達の受け売りなんだけど」
「でも、見たことがある人がいるから、その話が伝わっているんですよね?」
「使徒様、そうだけど、一人の人が全てを見たわけじゃないのよ。いろんな人の体験の「寄せ集めなのよ・・・」
「ふーん。そうなんですかぁ」クリスタは、もうライン川に対して興味を失ったようだった。
「でも、どうしてアレマン人の服なんだろう」クリスタは独り言を言っている。
アポロニアさんは、クリスタはアレマン人の歴史やアレマン人の支配地よりも、自分がもらった服に興味があったということに気づいた。
「ああ、その服は民族衣装のスタイルだものね。でも、このあたりの民族衣装は皆似ているのよ。ていうか、ゲルマン人の女性の衣装は、みんな似ているから・・・でも、もしかすると、ベルタさんのお母さんは、アレマン人の子孫なのかもね」
「どうしてですか?」クリスタが尋ねた。
「私も母に服作りは教わったけど・・・作れるのは晴れ着だけだもの。でね。晴れ着って、大抵、民族衣装だからね・・・」
「そうなんだぁ・・・これって晴れ着なのね」
「そうよ。お祭りとか、御ミサとかに来ていくのよ」
「へ~、いい服を、もらったのね」さっきまでの不満はどこにいったのか機嫌がよくなった。
「お待たせしました」従者さんがカギの束をもってやってきた。従者さんは扉の鍵を開け、扉を手前に開いてくれた。
「魔物の襲撃の可能性もありますので、外側の外壁に渡って見学を少ししたら、また、なるべく早くお戻りください。橋は狭いので、気を付けてくださいね」
「はーい」アポロニアさんが返事をした。僕らは、手すりを伝いながら歩き、ゾロゾロと細い橋を渡った。橋は、狭いので並んで歩けないし、ぐらぐらと動くので、怖かった。従者さんが大きな声で後ろから何か言った。
「なんて言ったのかな?」クリスタだ。
「ああ、この橋っていざという時は、壊して落とすらしいから、しっかり作ってないそうよ。あまり揺らさないでって」
「ええええ?最初から言ってほしいよね・・・」
カールさんは、それを聴くと、足早になった。そして渡りぬけて、アレクシスさんと一緒になって橋のたもとの構造を見ている。コンラートさん達が通る瞬間の橋のたわみや動きを観察しているようだ。
「カール、なにか分かったの?」
「おう、クラウディア。これさ、城壁に引っかけているだけなんだな・・・」
「本当だ。この斜めに伸びている梁が外壁に突っ張って支えているんだよ。だから、歩くとギシギシいうんだな」
「あの双子が特に重いからな。あいつらだけは単独で渡らせたほうが安心かもな」
「なんか怖いわね」
「でもさ、なんか塩砦の家族寮と城壁を繋いでいる橋に似ているよな」
「うんうん。俺もそう思った」
「てことは、あれも簡単に落とせるの?」
「いや、聴いたことはないぞ・・・どうせ城塞都市の親方たちの作ったものだから、似ているのは当然だよな」
(本当怖い話だな・・・コンラートさん達双子は体格がいいから、当然重いだろうけど)
渡り切った双子の盾職は、城壁の凸凹のところに立って、外を見ている。クリスタは、アポロニアさんと橋の上できゃっきゃっ言っている。その後ろに従者さんが少し困ったような顔を立っている。従者さんは、早いところ切り上げたいようだ。
「この下に見える外城壁と内城壁の間にあるのが、商店街です。行ってみませんか?」
女性陣が賛成したので、僕らは橋を戻って、内城壁の上にまた戻った。
内側の城壁に戻ると、従者さんが色々と話してくれた。内城壁は原則2階建てで、今いる屋根の下が、居住区になっている。1階や地下が倉庫などがあり、内城壁の城壁に面したところに、お店が並んでいるらしい。
僕らは、階段を下り、馬車を降りた中庭に立った。さっき到着したときに、歓迎してくれた、沢山いた人達は、一人も残っていなかった。まるでゴーストタウンだ。
「この中庭は、実質、砦の本部に向かう通路です。普段は、騎馬隊や馬車、兵士が通るだけです」下に降りると階段があるあたりが広くなっている。階段の左右に大きな扉がついていた。
「この扉は馬車が入るところで、内部は厩舎や倉庫になっています。皆さんの荷物も、この扉の内部で降ろされて、砦の本部に運ばれています」
「ということは、内部でつながっているわけね?」クラウディアさんが興味深々で尋ねている。
「そうです。この内城壁と砦本部の城部分はつながっているのですよ。もちろん、侵入した敵を防ぐための仕掛けがあちこちにあるので、部外者は危険です。皆さんは、許可された部分だけを通行してください」
「うは・・・もしかして、トラップだらけなの?」
「ええ、勿論です」
「床が取れて、落ちたら槍にぐさっとか?」
「軍事機密なので、内緒ですが、痛いでしょうね」軽く明るい笑顔で答えた。
従者さんは続けた。
「このまま真っすぐ歩くと、門です。門の手前を右に曲がっても、左に曲がっても同じところに着きます。まぁ、外城壁と内城壁の間にある通路なんですよ」
「へー。で、お店ってどんなのがあるの?」クラウディアが訊いた。
「大した店はないですよ・・・雑貨屋に武器防具屋、染物・反物屋でしょ・・・あと居酒屋、肉屋、八百屋。それぐらいです。ほとんどが帝国からの輸入品なので、あまり品数が豊富ではないです」
「すごい。そんなにあるんだ・・・塩鉱山の商店街なんて、雑貨屋と居酒屋だけだもんね。すごいよ」クラウディアが少し興奮気味だ。
「へー。そうなんですか。私は砦生まれの砦育ちですから。他の街に行ったことがないんです。一度塩砦にも行ってみたいです」従者さんも、すこし打ち解けてきたようだ。
「私だって、塩鉱山街生まれの塩育ちだよ」
(なんじゃ?塩育ちって?クラウディアさん面白いことを・・・)
「では、私はここでお待ちしますので、なにか不明な点がありましたら声をお掛けください。日が暮れるまで、一旦解散して自由行動でお願いします」
僕らは、解散して各自でお店巡りをすることになった。コンラートさん達は、武器防具屋にいくらしい。多分、そこ以外は行かないのだろうけど。クラウディアさんもアレクシスさんも武器屋に最初に行くらしい。
(あ、カールさんもか・・・やっぱり傭兵団だものね)
アポロニアさんが従者さんと話している。なんか残念そうな顔をして戻ってきたので訊いてみた。クリスタは、アポロニアさんに手を引いてもらって歩いている。
「どうしたんですか?浮かない顔ですね」
「いや、チャペルがどこにあるのか、入れるかどうか聞いたのよ」
「へー、それでどうだったんですか?」
「だめだったわ。まず、チャペルは伯爵様の個人的な礼拝堂なので、入れないらしいわ。
まぁ、お城ってそういうものよね・・・平民の居住区にはチャペルそのものがないらしいの。もともとお城の中庭に城壁を造って、その内側に住んでいるから、狭いのよね。でも、城自体は大きいほうだから・・・
ただ、内城壁の2か所に、聖母子のご像があって、皆、そこで祈るらしいわ」
僕は、その話を聴きながら、あとで行ってみようと思った。
「そうですか・・・塩砦と同じですね・・・巡回の御ミサとかは、どうしているんでしょうね?」
「あ、それも聴いたわよ。内城壁の屋上でやるそうね。その時は、誰でも屋上に上れるらしいわ」
「なんか大聖堂みたいの欲しいですね」
「あら、さすが使徒様ね。王子様なんだから、造ってよ」
「そんな無茶言わないでくださいよ」
確かに、鉱山街に住む人たちも、大聖堂とまではいかないが、小さな教会ぐらいは欲しいようだ。でも、教区の神父様に来てもらわないと、無人教会になる。そうすると巡回教会になるので、今と変わらない。みんなは、常に神父様が鉱山街に居てほしいのだ。
いつも居る、ブルーノ神父様は従軍司祭だし・・・鉱山夫やその家族の魂の世話まではしてくれない。
(そういえば、城塞都市のカテドラルは立派だった。でも入り口までしか行ってないんだよ。中も見たかったな)
「使徒様、軍人たちは、武器、武器って騒いでいたから、皆そっちに行ったけど、私たちはどうする?」
「食べ物でも食べに行きますか?」
「あ、いいな。私も行きたい」クリスタは食べ物には反応するんだ。
「クリスタちゃんは、さっきお菓子食べたんでしょう?」
「え、そうなんだ。いいな・・・僕も食べたかったな」
「へへへ、いいでしょ」
なんだか、クリスタが明るく普通の少女になっていたので、少し嬉しくなった。本来、子供はこうあるべきだよね。食べるための仕事をしたりとか、過酷だ。
(あれ、僕とクリスタって一つしか年が違わないんだよ・・・なんだか、僕って可哀想だよね・・・170年生きてるとか、人間じゃない言われようだよ)
「じゃ、これから、お城に戻って、お菓子をもらおうよ」僕が言うと、
「え? 嫌」
「なんで?」
「怖いから」
クリスタは、すこし怯えているようだった。
「なんで?」
「・・・怖い顔が壁にあるんだもん」
「怖い顔?」
「うん」
僕は、アポロニアさんと顔を見合わせた。これはあとで調査しないといけないかなって感じだ。どういう意味だろう。見えないものが見えたのか。それとも・・・
「どんな顔なの?」
「あのね。角が生えてるの。それでね、牙も生えてて、目が怖いの・・・じっと見てくるのよ・・・」
アポロニアさんは、目星をつけたようだ。ていうか、悪魔でしょう? 今の表現って。まさか、この城に悪魔が住んでいるのだろうか。言いようの知れない不安が僕を包んだ。
俺は、城門の前を右に曲がった。結局、行くとこは一緒なんだよな。どうせ、目新しいものなんてないだろうし、俺たちの装備も十分のはずだ。それでも、戦士の性なんだろうな。特にコンラート達兄弟は、好きだよな。暇さえあれば防具、防具だからな。あいつら体力あるから、鎖帷子の錆落としだって苦にならないらしいし。
鎖帷子は錆びる。そりゃそうだよ。汗かくし。魔物の血も浴びるし、噛まれると魔物のよだれもつく。酷い場合は、地底湖でボートに乗るときに水に落ちたりもする。浅いから溺れはしないが、全身が濡れる。
で、錆びる。そうなると、樽に入った砂の中に鎖帷子をいれて、かき混ぜないといけない。つまり砂で錆をこすり落とすわけだ。これが腕力と気力が要る。
まぁ、だから錆びないように、いつも手入れが必要なわけだ。
クラウディアは、矢じりだとか、鳥の羽とか、弓の弦を探しにいくつもりだ。この子も傭兵じゃなければ、恋人でもつくって結婚を考えてもいい年だよな。しかし、クラウディアの瞳には、武器しか映っていないようだ。アグネス様を見習ってもらいたいものだ。あのお方は、武芸だけでなく、刺繍をしたり、料理も上手らしい。料理をしない身分だからやるのかもな・・・クラウディアの料理は、悪魔も逃げ出す味だし・・・ヘルマンの親爺が嘆いていたよ。あいつは舌がおかしいんじゃないかって。辛さを感じないのかもな。
おいおい、アレクシス、その変な形の棒、最近よく持っているな・・・あいつは、何を探しにいくのだろう。こいつも、そうだ。常に武器のことを考えている。
この間もぶつぶつ言ってるから、なんのことだろうと聴いていたら、スピアを投げたら魔物は投げ返さないが、人型の魔物だったら、投げ返すよなって悩んでいた・・・
自分の武器に刺されて死ぬのだけは嫌だぁって叫んでたぞ。気がふれたのかと思った。
確かに、鎖帷子は、スピアは防げないからな。だから盾が要るのだ。
最初の角を曲がると、すぐそこに武器屋はあった。武器屋というより鍛冶屋だ。ヘルマンの親爺みたいな厳ついおっさんが、ハンマーで鉄を叩いている。ヘルマンと同じで、熱で焼けちまって、眉毛がない。髪の毛もない。おっさんは、俺たちに気づくと、ハンマーを弟子に渡して続きを叩けといった。それから桶で手を洗って、こっちに歩いてきた。
「よう。来ると思っていたぜ」
「仕事の邪魔をしてすまん」
「いいんだよ。俺の武器を見ていってくれ。ヘルマンのくそ親爺より、品格があるぜ」
「くそ親爺じゃないわ」クラウディアさんが噛みついた。
「おや、そいつは、クラウディアか?」
クラウディアはむっとして言い返した。
「なによ。悪い?」
「わはははは。大きくなったな。おっかさんに似てるじゃないか?」
クラウディアさんは、え?って顔をした。
「俺は、鍛冶屋のクルトだ。ヘルマンとは古い仲だ」
「え・・・どういう関係なの?」
「そいつは、ヘルマンに訊いてくんな。さて、商売の話をしようぜ。自由に見てくれ」
それから俺たちは、工房の中を見て回った。
店先にはすごく安い剣が箱に入っていた。俺は気になって、中を見た。なんだか、握って振ってみるといいバランスの剣ばかりだった。
「クルトさん、これなんで安いんだい?」
「おう、それは、皆折れた剣なんだよ」
「え?折れたらもう使えないのではないのか・・・」
クルトさんは、苦笑いをしながら説明してくれた。
「まぁ、ここは最前線だろう? やっぱ、よく折れるんだよ。でも、護身用の安い剣が欲しい奴も多いんだ。平民にしたら剣なんて高くて買えないが、その折れた剣に鉄をつけなおしたものなら、元はゴミだからな・・・需要があるんだよ。そこの右の箱は、折れたまま研ぎ直した剣だ。なにしろ魔物に侵入されることもあるからな・・・兵士が来るまで持ちこたえたいわけだ。丸腰だとすぐ殺されちまうが、剣を持っているだけで、やつらも脳みそがあるから、その人間にとびかかるのを躊躇するってわけだ」
俺は、右の箱に沢山差されている束は長剣だが、長さが短剣の剣を握ってみた。意外といけてるぞ。おれも欲しいな、長剣と短剣で戦う剣術もあるが、それ用によさげだ。しかも安い。魔物に投げて、刺さって、そのまま逃げられても惜しくないかもな・・・
「クルトさん、これ欲しいな」
「お、さすが目が高いね。団長さんは。二刀流でもやるんかい?」
「いや、盾が使えなくなったときにいいかなって思ってね」
「うんうん。そいつは有名な騎士様が魔物を50匹倒したときの剣だぜ。最後には折れちまってね・・・」
「え? 亡くなったのか・・・ゲンが悪いかな」
「いや今もぴんぴんしているぜ」
「なんだよ・・・」
「はいよ。金は小銅貨2枚だが、伯爵様につけておくぜ」
(ちょっと待てよ。それなら、高い剣を買ったほうが・・・いや、ここは抑えよう)
「おやっさん、この銀貨100枚の槍くれないか?」
「おやー、お兄さん剛毅だね~」
(ちょっと待て・・・アレクシス、いくらなんでも、それはまずいだろう!)
俺は思わず「ちょっと待ったぁ!」と言ってしまった。
いかがでしたか。
沢山書いていますので、どんどんアップしますね。
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