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神聖祓魔師 二つの世界の二人のエクソシスト  作者: ウィンフリート
平行世界へ
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第72節 リーゼロッテ様祭り その10

こんにちは。

今回は長くなってしまいました。お願いします。

僕は、司教様の跡について、城の礼拝堂に入っていった。


入り口は重厚な木の両開きの扉で、十字架のレリーフが左右に施されている。司教様は右側の扉を開いて、はいどうぞという感じで僕を通してくれた。

入り口の内部の左側には、聖水の器が置かれていた。僕は右手の中指と人差し指を聖水に浸し、正面の祭壇のほうをみて十字架の印をした。

額から鳩尾、左肩から右肩、そして、最後に唇に。ゆっくりと、こころの中で、「父と子と聖霊のみ名によって」に合わせてだ。僕は記憶を失ったままだけど、こういう所作の類は忘れていないようだ。

 司教様も同じようにし、正面の祭壇に向かって歩いていった。


 僕は思わず息を呑んだ。暗いから近くに寄るまで気づかなかったけど、なんという立派な祭壇だろう。塩砦の祭壇と比べるのがいけないのだが、さすがは現リウドルフィング家の当主の祭壇だ。僕は誇らしい気持ちになった。とはいえ、自分がリウドルフィングの一員だとは全く記憶もないのだけどね・・・


「立派な祭壇でしょう?。この祭壇は後ろの方で聖結界を発生させています。悪魔に総攻撃を受けても、ここだけは落ちずに済むんですよ。フィリップの師匠の師匠が作ったもので、よく出来ています。あ、あと、大広間ですが、あそこにも、同じタイプの聖結界発生装置を組み込んでいます。フィリップの師匠の作です。夜は皆、あそこで雑魚寝なので、悪魔に攻め込まれた時に便利なんですよ。まぁ、雑魚なら防げます。大悪魔になると厳しいですね。


 祭壇の前に立つと、右に聖ヨゼフのご像が、そして右には聖マリア様が幼子イエス様を抱っこしたご像が置いてあった。あれ、このご像は、なんか見覚えがある・・・


さて、ご聖体にご挨拶してからお話しましょう」


 司教様は祭壇の前、中央にに置かれている跪き台に跪き、十字架の印をしてから手を合わせ祈り始めた。僕も少し後ろに跪き祈った。


静かだった。雪のように静寂が降り、僕の心の中に降っては溶け、しみ込むように僕の心を清浄にしていくようだった。こんなに深く、平穏の中で祈ったことは無かったかもしれない。


「さて、私達の主の声は聴こえましたか?殿下は普段からよく祈っているようですね。年老いた修道僧のように祈っていましたので、驚きました」

「え、そうなんですか。ありがとうございます」


まてよ、誉められたのかな。いや、聖職者だから、変な意味ではいわないだろう・・・オットー卿が堅物って言ってたから、多分、真面目すぎる人だろうね。まず、話し方が真面目だもの・・・こういう聖人のような人は、誰に対しても真面目に丁寧に接するんだよね。そう、貧しいとか、お金を持っているとか、身分が高いとか、賤民だとか関係ないと思っているんだよ。神様の前では平等なんだね。魂の重さというか、清らかさというか、今まで天に積んできた徳が大事なんだよ。僕は急に恥ずかしくなってきた。僕の魂は汚れているじゃないかな・・・


「ふふふ、なんか変ですね。アグネスの子供の頃を思い出します。特に横顔のぷくぷくほっぺが似ています。やはり、リウドルフィングとヴィッテルスバッハの血を完全に引いていますよ。いや、逆に殿下の血をアグネスも引いているのでしょうね」

「アグネスさん、いやアグネス様の子供の頃をご存じなんですか」

「はい、洗礼も私がここで授けましたし、初聖体もね。次は結婚のごミサを司式できればと神に願っています。彼女への愛なら、レオポルト兄様に負けないつもりです」

司教様は、ふふふと僕を見て笑った。

曇りのない綺麗な青い瞳をしている。 今は失われてしまったけど、地中海とかアドリア海の穏やかな海辺にあったとされる、綺麗に透き通った海のような蒼い色だ。見たことないけどね。


「さて、打合せをしましょう。オットーからは、貴方たちが今日城塞都市に来た目的は聴いています。すべて主の御旨のままに委ねていれば、思うとおりに進むでしょう。

 リーゼロッテ様の御身体は、正直なところを申せば、私達のカテドラルに欲しいですが、まぁ、バイエルン大公が許して下さらないでしょうからね・・・なにか御遺品だけでもいただけると助かりますね。この街も悪魔の襲撃にさらされていますから、ご遺体をそのまま安置というわけにもいかないし・・・」

 すこし残念そうな顔をした司教様だが、すぐにまた柔和で優しい顔に戻った。なんだろう、すごく時間がゆっくり流れているように感じる。司教様はまた言葉をつなげた。

「さて、あれ、さっきも、私は、さてといいましたね。ふふふ」

司教様は表情を崩した。笑うとすごく素敵な表情になると僕は思った。


「殿下の開く転移門ですが、行き先はどこにされるおつもりですか?」

「あ、はい。司教様がカテドラルにお帰りになるのなら、カテドラルのすぐ横に開きます。またはこの礼拝堂でも大丈夫です。一度行ったことがあるところなら、念じれば行けるようですので。どうぞ、なんなりとお申し付けください」

「ではカテドラル近くでお願いします。私は酒は嫌いではないが、酒盛りは好きではないので」

「かしこまりました」

「ふふふ、かしこまりましたは、我ら兄弟には使ってはいけなかったのではありませんか?」

「あ、はい。わかりました」

「ベーネ(ラテン語のよろしい)。殿下は次期皇帝陛下だったお方です。ザクセン騎士たちは、そのように思って接してきますから、ご注意ください。さあ、外でオットーが心配しているようなので、もう行きましょう」


 振り返ると、礼拝堂の扉がすこし開いて、誰かがいる気配がする。オットー卿だろう。案の定、扉が開かれ、オットー卿が顔を覗かせた。

「マグヌス様、そろそろ、大広間にお集まりくださいとのことです」

「うむ。わかりました。では、殿下、参りましょう」


 僕らは司教様を先頭に、大広間まで歩いていった。礼拝堂は、謁見の間の下にあるのだ。一旦外に出て、すぐ隣の城館に向かう。


 大広間はすでに準備ができていた。公爵様は、あ、公爵殿って言わないといけないんだったよ・・・難しいよね。そして肝心な時にマグヌス殿って呼ぶ。忘れないようにしないとね。

公爵殿は、まだ来ていなくて、レオポルト殿が色々と動いて、細部をチェックしているようだ。テーブルは大広間の長い方向と平行に2列並んでいる。中央が通路のようにあけられて、入り口から一番遠いところに、他のテーブルとは90°角度が違うテーブルが奥の壁に平行におかれている。どうやら椅子が四つあるところを見ると、リウドルフィング家の3兄弟と僕が座るのだろう。


 宮宰のレオポルト殿が、僕たちに気づいて、近づいてきた。


「王子、マグヌスも秘密会議は終わったようですな。で、どこに転移するかは決まったのかい?」

「兄上、カテドラル横になったよ」

「ほほぅ、王子が酒盛り会場から抜け出して、早く聖務につきたくて仕方ない、マグヌスの我儘を呑んだ感じかな?」

「いいえ、レオポルト殿、私から司教様に提案しました」

「おお、いい感じだ。なんとなく威厳のある話し方になってきたぞ。ワシも、いや私もよそ行きの雰囲気でいこうかな?」


 司教様は、あきれた顔をしている。

「兄上、殿下の威厳は、血筋ですよ。ま、威厳というより気品かもしれませぬな。どうも、アグネスと一緒にいるような錯覚を覚えるので、声変わりするまでは、間違えそうです」

「お主もそうか・・・ワシだってシャルロッテと間違えたのだからな。バイエルン大公(ヴィッテルスバッハ家当主のこと)に一度引き合わせたいものだ。シャルロッテにはまだ引き合わせていないからな。アグネスは一時期帝国に留学していたから、大公も会っているが、アグネスの時でさえ、アグネスの美しさに骨抜きになっていたからな・・・シャルロッテと一緒に殿下が並んで会いにいったら、どうなることやら」

レオポルト殿は、楽しそうに眼を細めて、笑いをこらえていた。このお二人、アグネス愛が強すぎませんか?バイエルン大公もその一人なんだ・・・


「さて、すこし打合せしておかないとな。今日の客は上級貴族だけだ。謁見の間に普段からいる貴族だけだ。彼らは、そこの入り口から一人ずつ従者とともに入場してくる。入場の際に、執事が貴族の名前を読み上げる。そのまままっすぐわしらが座っているあの正面奥のテーブルまで歩んできて、わしらに挨拶をして、自分の席に着く予定だ。

 一番最初は、ブルン・フォン・ビルング伯爵だ。ま、ザクセン貴族を取りまとめている実力者だ。彼の動向には注意してほしい。表情とか仕草とか、時々さりげなく見るように。公爵の奥方は、ビルング家の出身だ。ま、わしらと親戚だ。熊のような男だがな。気立ては優しくてよい。あとは、歩いて向かってくる、その度に説明するとするか」


 そういってレオポルト殿は、入り口をちらっと見た。公爵様が入ってきたところだった。数人の騎士とオットー卿を引き連れている。ご機嫌のようだ。


「おお、いとも尊き我がご先祖様と、親愛なる我が兄弟達ではないか」

なんか劇の台詞じみているよ。ご機嫌なんだね。

「王子、今日は帝国より輸入した牛肉ですぞ。お楽しみにしておいてくだされ」

「公爵殿。これは良いことを聴きました。心を込めたおもてなしに感謝いたしますとともに、楽しみにしております」

「さすが殿下、いきなり宮廷話法とは、恐れ入りますぞ。


そういうつもりじゃなかったんだけど・・・まぁ、劇の登場人物のように話してくるから、つい調子にのって受け答えしただけなんだけどね。


 レオポルト殿は、フィリップがいないから、大変だといいながら、準備を監督するため、どこかへ行ってしまった。


「さて、では席について開宴を待つとするか」

僕は、公爵の跡についていった。一番奥の壁と平行におかれた、大広間の一番奥のテーブルだ。椅子や、食器が4組おかれている。従者と思しき人が、箱にはいったカトラリーを出して、並べだしていた。

「さぁ、座って話でもしよう。王子、ここに座ってくだされ。ワシの右側じゃ」

「公爵殿、よろしいのですか?公爵殿こそ右に座るべきかと存じます」

公爵はニコリとして、目を細めた。

「殿下、あなたは実に謙遜の特に秀でておられるようですな。あなたと話すたびに、私の心のどこかに潜む、疑念が晴れてまいますぞ。やはり、王子、あなたは、リウドルフィング家の先祖であると確信しました」


 仕方なく、僕は公爵の右側に座った。公爵の従者さんが椅子を引いてくれた。僕は騎士ではないので、従者がいないのだよ。僕の右には司教様が座った。そういえばオットー卿はどこにいるのだろう?僕は大広間を見渡したがどこにも姿を見つけられなかった。不安を抱えたまま、内面を悟られないようにふるまっていると、レオポルト殿がやってきて公爵の左に座ったので、オットー卿の所在を聴いてみることにした。


「レオポルト殿、オットー卿はどちらにおられるかご存じですか」

レオポルト殿は、僕の不安を察したようだった。

「ご安心くだされ、王子。卿は、出し物の準備で控えていますから」

公爵が話に割り込んできた。

「何?ワシは聴かされておらんぞ。あんな無骨な漢が歌でも歌うのか?」

「ははは、兄上、面白いですな。それも一興かと存じます」

「おいおい、秘密はやめてくれ。今夜は大事な宴だぞ。王子が退出されるまでは、吟遊詩人も入れないのに、一体なにをするのだ」

「これからリハーサルをしますから、ご覧になってからご判断くだされ」

「うぐぐ・・・わかった」

 

 宮宰レオポルト殿が、自分の従者に合図をすると、従者が騎士オットー様と大声をだした。オットー卿が入り口に現れた。オットー卿は聖剣を抜いていて、両手で胸の前に剣の腹を正面にみせながら捧げもっている。よく衛兵が入り口のところで見せているポーズだ。


 オットー卿はそのままの姿勢で中央の通路を歩いてくる。途中まで進むと、待ち構えていた従者に剣を手渡し片膝をついてしゃがんだ。従者は、お盆のような板の上にビロードのような立派な布を引いた上で、剣を受け取り、そのまま続けて歩いてきて、僕たちのテーブルの前で止まった。そして、レオポルト殿が口を開いた。

「さて、王子。その高貴な血より聖性を解き放たれ給え」

え? どういうことよ・・・こういうのって事前に説明が欲しいよ。でも、言葉通りにやればいいのかな。


 僕は、祈るように意識を剣に集中させた。昔はダダ漏れだった僕の魔力も、今はある程度抑えることができるようになったんだ。

 聖剣はお盆の上で、細かな振動を始めた。そして光りだし、オレンジのような色になり

そして、だんだん白くなっていった。

「オルドルフ、こちらへ」レオポルト殿が大きな声をだして、オルドルフさんを呼んだ。

オルドルフさんは走って何事かとドアの外からやってきた。そして自分の剣を腰の鞘に納めて、聖剣を見て驚いた。

「おお、オルドルフ、聖剣を掲げてみせてくれ。オットー卿もこちらへ」


オットー卿は立ち上がり、テーブルの前にやってきて、お盆の上を覗いた。


「オットー卿、触っても大丈夫でしょうか」オルドルフの声はわずかに震えている。

「大丈夫だ。前にも持たせたことがあっただろう?」

「いや、あの時は光ってなかったではないですか・・・」


 聖剣は、うっすらと光を帯びていた。オルドルフは意を決して、籠手をはめた手で、剣の腹部分と持ち手部分をもって、頭の上に掲げた。


おおっと、大広間にいた全員から声が漏れた。

「王子、ありがとう。こんな感じで本番もお願いします。兄上、面白いでしょう?」


 公爵は、開いた口がふさがらないようだったが、正気を取り戻して、長い息を吐いてから答えた。

「いや、驚いたぞ。これは凄い。いつ皆に見せるつもりだ?」

「全員が席について、乾杯の前にすぐに見せたいと思います」

レオポルトは大したことでもないかのように軽く答えた。


「ワシはしらなかったぞ。オットー、いつから知っているのだ」

「はい、王子が砦に来てからすぐです」

「どうして、ワシが知らぬのだ」

「フィリップ殿を通じて宮宰様にはすぐにご報告申し上げました」

「レオポルト!」


「兄上、申し訳ありません。私自身が信じられなかったのもありますが、まだ王子であるということもわからず、また、身寄りのない少年の力が周囲に知られると、悪用しようという者により、身に危険が及ぶと判断し、フィリップに口止めを致しました」

「うむむむ・・・なるほどな・・・確かにそうだ。咎めはせぬが、ワシにも一言欲しかったぞ」

「兄上だったら、すぐに連れてこいとなるでしょうし、それはオットーもセットでとなりますでしょう?塩砦の防衛を考えると、今オットーは外せなかったので、申し訳ありません」

「まいった。お主の言うとおりだな・・・ちょっと恥ずかしくなったぞ。よくワシの性格を見抜いておるわい」

「お褒めに与り光栄でございます」

「こら!わはははは。これはやられた。参ったぞ。確かに、その力を知らしめるなら、王子の素性が知れてからのほうが、いいのぅ。相変わらず策士だのぅ。レオポルト、お主を誇りに思うぞ」

「兄上、寛大なお言葉ありがとう存じます。あなたこそ、名君主であられます」

「おいおい、なにも褒美は出せんぞ」

「いやいや、急な来訪にもかかわらず、宴をご用意いただいて本当に感謝しております」


 司教様が僕に耳打ちした。

「面白いでしょ?この二人。昔から仲がいいんですよ」


「オットー卿、ありがとう。下がってよいぞ。あと、王子と司教は、カテドラルに飛ぶらしいので、先回りと警護を頼む」

「は」

オットー卿は、剣をオルドルフ卿から受け取り、鞘に納めた。僕は二人の後ろ姿を見送りながら、気になっていたことを司教様に訪ねた。

「司教様は、この剣の話をご存じだったのですか」

「ええ、すぐに報告を受けましたよ。あの剣の来歴を知っていましたので、ピーンときました」

「え?そうなのですか」

「そうなんです。彼は、夢で聖ミカエル様から啓示を受けていたころに相談されましたから。まだ騎士になり立てでね。若々しかったんですよ」

「へー今度是非お聞かせくださいませ」

「わかりました。いずれまた」


「オットー様、どうかされましたか?さっき剣をお返しした時に首を傾げてましたが」

「いや、剣の光が引かなかったので、おかしいなと思ったんだよ。励起してないはずなのだが・・・」

「そうなんですか。わ、わたしは何もしてませんよ」

「あははは、そういう意味ではないよ。なんか変だなって思っただけだ。また、同じ茶番をやらなければならないので、頼むな」

「ええ、勿論喜んでお手伝いします。オットー様、茶番ではないですよ。立派な騎士としての仕事です。このイベントで、ザクセンの有力貴族を王子の味方につけるわけですから。では後程」

 オルドルフは、護衛騎士として晩餐会で警護の任務があるらしい。それまでに食事を済ますといって、食堂へ歩いていった。

(なるほどね。宮宰様は用意周到だな。言葉をそのまま信じぬような誠心を持っていないようなら、忠誠も誓えまい。まぁ、身分の高いお方は、名誉よりお家が大事だからな。さて、まだ開始まで時間があるようだが俺はどうするか。もう家に帰る時間はないし、護衛騎士の屯所でも覗いて世間話でもしてくるか・・・王子の噂でも拾ってみるとしよう


オットーは、館を出て、正面にある塔に入っていった。そこには、武器庫があり、城に詰める警護の騎士達の控室があるのであった。



晩餐会、まだ始まりません。ごめんなさい。

牛肉を一番心待ちにしているのは、たぶん主人公でしょうね。


私もずっと食べてません。お金ないからw


政府のお陰で、来年からはお肉が安くなるようですよ。

遺伝子組み換えの餌をたべて、日本では禁止されている成長促進剤で

立派に育った牛肉が安くなるんです。


これこそ悪魔の囁きかもしれませんね・・・




今だけ金だけ自分だけ・・・これこそ悪魔の行動原則です。


節制して清貧のうちに生きていくのが、

悪魔を退ける一番の方法です。

まぁ神も仏も天国も地獄も信じていない人は関係ありませんけど。




私は見ていませんが、アニメで七つの大罪というのがありますね。

カトリック教会で七つの大罪というがあります。

永遠の命を失うことにつながる、七つの行動というような

意味でこれらは用いられていました。


七つのうちいくつかあげますと、

強欲や物欲、貪食や退職、淫蕩のような色欲とかです。



まるで自民党の政治家みたいですね。


自分たちが儲けるための利権政治


国民が台風で苦しんで亡くなる人が居る最中に

顧みることなく宴会で高級な食事やお酒を飲んで

なにもしない。


公費で出張して、ノーベル賞受賞学者を

恫喝し、不倫で淫蕩しまくり。


まさに悪魔が大喜びしてます。

皆で拍手喝采しているのが目に浮かびます。


既に悪魔と契約したようなものです。

彼らの魂は未来永劫、地獄のものです


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