主人公の能力判明!
今回は少し長い?です。もう少し長く書けるよう努力します。
「はあ、はあ。ようやく登り終わった。」
「相変わらず此処の階段長いわね。」
俺達は今、階段を登り終え少し休憩をしている所だ。
すると、神社の中から紅白の巫女服を着た少女が出てきた。
「あら、アリス珍しいわね。此処に来るなんて。所で隣の人は?もしかして彼氏?」
「そ、そんなこと無いじゃない!」
「顔を真っ赤にしても説得力ないわよ?」
「うー!」
何だかアリス可愛いな。
「まあ、そんな冗談は止めるとして。貴方の名前は?」
「俺か?俺は坂上竜神だ。」
「竜神ね。私は博麗霊夢。此処、博麗神社の巫女よ。よろしく。」
「ああ。よろしく。所でアリス早く戻ってこーい!」
そう言ってみたが反応がなかった。
「?おーいアリスって気絶してる?!」
「あら、ちょっと弄りすぎたかしら?」
霊夢はそう言っているが顔は笑っていた。
「笑っていないで手伝ってくださいよ!」
「まあ、とりあえずは神社の中に入れましょう。竜神、アリスをおぶって来て。」
「マジかよ。」
仕方なく俺はアリスをおんぶして神社の中に入った。
「所で何か用があったんじゃないの?」
俺はアリスを布団に寝かして、霊夢の所に戻ったら霊夢がそう聞いてきた。
「ああ。俺の能力が何なのか聞きに来たんだ。」
「貴方の能力ね、所で貴方どうして幻想郷に幻想入りしたの?」
「ああ。それはだな、昨日八雲紫に連れてこられた、もとい無理矢理連れてこられた。」
俺は昨日あった出来事を霊夢に教えた。すると、霊夢は頭を抱えため息をついていた。
「はあ、全く紫のやつ。今度あったらボコボコにしないといけないわね。」
「俺も会ったら説教しないとな。」
俺は霊夢を見た。霊夢も俺を見ていた。そして、俺と霊夢は一緒にこう言った。
「「紫を倒そう。」」
こうして、紫を倒そうと決意が固まっていた俺と霊夢であった。
「そういえば、俺の能力の事なんだけど。」
「ああ。ごめんなさい、すっかり忘れていたわ。とりあえず、アリスを起こしてもアレだから外で確認しましょう。」
「所でどうやって能力の確認をするんだ?」
俺は外に出て霊夢に聞いてみた。
「簡単よ。私が貴方に手をかざすだけ。」
「それだけで分かるのか?」
「ええ、それじゃあ始めるわよ。」
霊夢はそう言って俺に手をかざした。そして、そのまま数分ぐらいたって霊夢が手をおろした。その顔には驚きの表情が見てとれた。
「霊夢?一体どうしたんだ?」
「いや、貴方の能力があまりにも強すぎたから驚いただけよ。」
「そんなに俺の能力は強いのか?」
「強いもなにも貴方の能力は幻想郷で最も強い能力よ。はっきり言って私でも勝てないかもしれないわね。」
そんなに強い能力なのか。一体どんな能力何だろうか。俺は霊夢に聞いてみた。
「俺の能力は一体何なのだ?」
「貴方の能力は「能力を創造する程度の能力」よ。」
「...はぁ!?それってチートじゃないか!?」
「ええ。相当なチート能力よ。ただし、そのぶん能力の反動もあるみたいだけど。」
「反動?」
「貴方の能力は能力を1つ創造するたびに寿命が縮むのよ。」
「マジか。それじゃあ余り能力は作れないな。」
「確かに、余り能力は創らないようにしなさい。」
「ああ。分かった。」
「とりあえず、今必要な能力を此処で創ったら?」
「そうだな。とりあえずは。」
俺は霊夢に能力の使い方を教わって能力を5つ創った。
「「傷を癒す程度の能力」、「能力を無効にする程度の能力」、「武器を創造する程度の能力」、「属性魔法を操る程度の能力」、「相手のスペルを扱う程度の能力」、これが俺が創った能力だ。」
「何だか、勝てる気がしないわね。」
「確かに、これじゃあ強すぎるな。」
「それと、貴方の寿命ってどれくらい減ったの?」
「大体、4年位かな。強い能力を創れば寿命の減りは早いし、そこまで強くない能力だったら余り寿命は減らないようだ。」
「そうなのね。あっ、アリスが起きてきたわよ。」
「ごめんなさい、気絶してたみたいね。」
アリスは顔を真っ赤にしてそう言った。
「別にいいよ。」
「そうだ、今日はもう遅いから家に泊まっていきなさい。」
確かに、すっかり空は暗くなっていた。
「それじゃあ、お邪魔します。」
俺とアリスと霊夢は神社の中に入っていった。
主人公の能力チートすぎですね。