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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第8章アリスと幻想郷巡り〜春雪異変〜
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封印、そして起きぬ者

はい、だいぶん出すのが遅くなってしまいました。後は誤字脱字があるかもですがその時はすみません。

「おい、みんな!諦めるのはまだ早いぞ!もしかしたら西行妖を止められるかもしれん!」


私は西行妖を止められないかもと知って、愕然としていると突然竜神がそう叫んだ。


「まだ早いって言うけど、私はスペルカードはもう持ってないし、竜神と魔理沙のスペルカードでも効かなかったのに...何か良い案でもあるの?」


「ああ、この状況を打破するいい作戦を思い付いたんだ!」


竜神が作戦を思い付いた?正直言って作戦を考えるようなやつには見えないから少し疑ってしまう。


「そう...それでどんな作戦なの?」


「ちょっと待ってくれ。崟兒が来てから話す。この作戦は崟兒の協力が必要不可欠なんだ。」


崟兒の協力?もしかして崟兒の能力でも使うのかしら?でも私は崟兒の能力を知らないから何とも言えないけど。


「それって、崟兒の能力を使うの?」


私が疑問に思っていると、アリスが竜神に同じ疑問を聞いていた。


「そうだ。崟兒の能力と俺の能力、それに妖夢の剣術が必要なんだ!」


「妖夢も必要なの?」


「ああ、ただしこの作戦には俺の体力次第の作戦でもあるんだ。」


竜神の体力??もっと分からなくなってきた。竜神は一体何を考えているのかしら?私がそんな事を考えていると、崟兒達がこちらに着いたようだった。


「竜神さん!今どんな状況なんですか?」


「正直言って最悪の状況だ。だが、崟兒達が来てくれたから希望はまだある!」


「え...どう言う事ですか??」


「...あれ!?何で西行妖の桜が止まって無いんですか!?」


崟兒から少し遅れて妖夢が到着すると、西行妖の異変にすぐに気付いたようで焦りの表情を表した。


「そうだ。だからこそ崟兒と妖夢の力を借りたいんだ!」


「え、私の力も必要なんですか?」


「ああ、俺と崟兒、妖夢の三人で西行妖に斬撃のスペルカードを叩き込むんだ。その時に俺の能力で俺達の力を倍増させる。そして、少しでも傷が入ったらそこから封印の力を流し込んで西行妖を永久に封じ込める。封印自体には体力はそこまで消耗しないが、力を増幅させる時の代償として俺の体力が持って行かれるんだ。」


「成程ね。だからさっき体力次第って言ったのね。だけどさっき幽々子と少しばかりとは言え戦っていたけど、大丈夫なのかしら...」


私が少し心配になってつい呟くと、アリスが私に竜神に任せておきましょうと言った。


「あら、アリスは竜神を信じているのかしら?」


「勿論よ。竜神は必ず成功させてくれるわ。」


アリスは竜神の事を相当信用しているみたいだった。なら、私も竜神を信用してみるしかないみたいね。私は口には出さずに心の中でそう呟いた。


「さて、西行妖を倒す(?)ぞ!」


「竜神さん...何故に、はてなを付けたんですか?」


「いやだって、桜の木だから倒す表現はどうかなーと思ってな。」


「そう言えば確かにどうなんでしょうかね?」


「お二人共!そんな事は今は良いですから早くやりましょう!」


...うん。何だか心配になってきたわ。私はこの作戦が成功するのか段々不安になってきた。それはアリスも同じようだった。


「...何だか心配になってきたわね。」


「私も同感よ...本当に大丈夫かしら?」


二人の心配を余所に竜神達は作戦を決行した。


「よし、行くぞ!崟兒、妖夢!」


「了解です!」


「魂魄妖夢、推して参る!」


三人は西行妖に向かい突撃を開始した。そして、竜神は能力を発動させた。


「行くぞ...力符「素戔嗚の加護」!」


竜神はスペルカードを発動し崟兒と妖夢、竜神自身に強力な力を付与させた。


「なっ!?これは...!」


「この力...なるほど。確かに使用者の体力はかなり奪われる...ですか。」


「そうだ。だから早くしないとこの戦いはBADENDに終わってしまうぞ...」


竜神は天叢雲剣を構えると先に西行妖に突撃しに行った。


「おっと、自分達も遅れをとっては行けないですね。行きますよ、妖夢さん!」


「はい!」


崟兒と妖夢は竜神に遅れは取るまいと急いで武器を構えた状態で後を追った。


(くっ...!やっぱりこのスペルは消耗が激し過ぎる!しかし、これを成功させないと真の勝利にはならない...!)


竜神の体力はかなりあるのだが、竜神自身も想像以上の体力の消耗に少しばかりの焦りを感じていた。アリスはそれに気付いていた。


(竜神...)


霊夢はアリスを見てアリスのちょっとした心情の変化に気付いた。


(アリス...竜神の事が好きなのね。だからあんなに信用している。全く、幻想郷の住人の心を掴むなんて本当に人間か怪しくなってくるわね。)


霊夢はそんな事を考えていると、ふいに何者かの気配を一瞬感じた。


(誰かいる!?)


霊夢は急いで周りを見渡したがその気配は既に消えていた。


(あの気配...此処の者達の気配とはまた異質な気配だった...もしかして西行妖の異変と何か関係が...?)


「...霊夢。さっきの気配...」


どうやらアリスも気付いていたらしく軽く戦闘態勢も取っていた。


「アリスも気付いていたみたいね。でも既に気配は完全に消えているわ。」


「一体どうなっているの?この謎の異変と言い、さっきの気配と言い...」


「分からないわ...でも、何か別の敵が近付いているのは確かね。でも今は竜神達が西行妖を止めてくれるのを待つしか無いわね。詳しく話はそれからじゃないと。」


「そうね。竜神達を待たないと。」


二人は白玉楼の中に入っていった。その時、竜神達は西行妖にスペルを放つ所だった。


「ぐっ!後少ししか持たない!崟兒!妖夢!スペルの用意は出来てるか!?」


「何時でも出来ます!」


「自分も用意出来ています!」


「よし...一斉に撃ち込むぞ!」


三人はスペルカードを取り出すと、スペカ宣言をした。


「行くぞ...!スペカ発動!桜花「千年流々」!」


「餓王剣「餓鬼十王の報い」!」


「獄界剣「二百由旬の一閃」!」


三人が一斉にスペルを放つと、僅かだが西行妖に傷が入った。


「今だ!」


竜神はその傷に天叢雲剣を刺すと、スペカ宣言をした。


「これでチェックメイトだ!封印「永久に眠りし命」!」


竜神が封印のスペルを放つと、西行妖から眩い光が放たれ咲き誇っていた桜の花びらが徐々に散っていった。


「...何とかギリギリで...成功だな...」


竜神は丁度力を使い果たしたようで、その場に倒れた。


「竜神さん!?」


「丁度力を使い果たしたみたいですね。全く貴方って人は...」


崟兒は倒れた竜神を背負うと、妖夢に部屋を一室貸してくれるように頼んだ。


「は、はい!分かりました!では付いてきて下さい!」



____________________________________________




...あの戦闘の後、竜神は力を使い果たし部屋に運ばれた。しかし、何故か竜神は一向に目を覚ます気配を全く見せないでいた。


「アリスさん。竜神さんの様子は?」


「駄目ね。全く起きる様子を見せないわ。」


崟兒は寝ている竜神の横に来ると、その場に座った。


「しかしあれから既に三日も経っています。ここまで起きないとなると少しおかしい気がします。」


「確かに...」


「それについて私が説明しましょうか?」


ふいに崟兒の横から声が聞こえた。勿論、崟兒にはその声が誰かは知っていた。


「紫さん。何か知っているんですか?」


「ええ。これは能力の反動で眠り続けているのよ。」


「能力の反動...もしかしてあの力を付与する時に使用したあの能力ですか?」


「そう。あれは代償がちょっと大きくてね。使用した後は1ヶ月は眠り続けるのよ。」


「1ヶ月も...」


「そう。そしてその間は勿論何も出来ない。そして、何をしても絶対に起きないの。」


「何をしても...つまりは別の異変が起きたとしても起きることは無いと。」


「そう。つまり、強大な敵が現れた時必ず「苦戦」を強いられるって事よ。」


「なるほど。でも、確かに竜神さんは強いですが一人抜けただけでそこまで苦戦と言う文字を使ってもよろしいのですか?ここには紫さんも入れて多数の強者がいるんですよ?」


「確かにそうね。でも、それが竜神より「強かったら」の話よね?」


「それってつまり竜神さんは幻想郷の誰よりも強いと?」


「強いって言うより「最強」の方があってるわね。でも本人には全く自覚は無いみたいだけど。」


(...竜神さんってそんなに強すぎるのですか。一度手合わせをお願いしたいものですね。)


崟兒は誰に言うわけでもなく、心の中で呟いた。


「でも、そうなると異変解決には誰が赴くのですか?霊夢さんとかは面倒くさがって動かなそうですが...」


「それに関しては大丈夫よ。竜神のお兄さんに任せるから。」


「...え?竜神さんの...お兄さん!?」


「そうよ。確か今は紅魔館にいるはずよ。」


「いや、そもそもなんで竜神さんのお兄さんがいるの!?」


「そりゃあ、私が連れてきた(強制)からよ。」


崟兒とアリスはお互い顔を見合わせため息をついた。


「全く、あまり外の世界の人を連れてきては行けないのでは無かったのですか?」


「そうよ。それに連れてきた人がどうなるかは紫さん自身見張ってないじゃない。」


崟兒とアリスが紫に説教(?)をしていると紫は面倒くさそうに


「あー、はいはい。分かってるわよ。」


と、まるで分かっていないような感じで言った。


「本当に分かっているのかしら?紫?」


と、霊夢が煎餅を咥えながら襖を開けて竜神の寝ている部屋に入って来た。


「あら、霊夢。よく私がいることに気付いたわね。」


「あれだけ声と気配を出しておいて何を言うか。」


霊夢は竜神の枕元に座ると竜神の顔を覗き込んだ。


「...あら、これは...」


「ん?どうしたの?霊夢。」


「なんか寝言で何か言っているような...」


霊夢が竜神に耳を済ませるように近づくと皆も霊夢を真似して竜神に耳を済ませた。


「...」


しかし、竜神からは何も聞こえなかった。


「あら、おかしいわね。何も聞こえなくなったわ。」


「本当に聞こえてたの?」


「なんで私が嘘をつく必要があるのよ。」


「まあ、良いわ。後でドレミーに聞いてみようかしら。」


紫はそう言うと再びスキマを開いた。


「あら、もう帰るの?」


「ええ。ちょっと様子を見に来ただけだから。これからまた別の用事があるからね。」


そう言って紫はスキマに入ろうとしたが、何かを思い出したかのように崟兒に振り返った。


「そうだった。忘れる所だったわ。崟兒に渡すものがあったのよ。」


「自分に渡すものですか?」


「そう。貴方に新しい武器でもと思ってね。」


そう言うと紫はスキマの中から小さな刀を取り出した。


「はい。これが新しい武器よ。」


紫はそれをこちらに投げてよこした。


「ちょっ!刃物を投げて渡すなんて危ないじゃないですか!?」


「まあ、いいじゃないの♪」


「良くないです!...と言っても聞かないのでしょうけどね。」


「ふふふ。ま、私の用件は終わったから帰るわね。それじゃ。」


紫はそのままスキマに入ると姿を消した。


「全く、まるで嵐のように消えていきましたか。」


「あ、そう言えばその武器の性能を言うのを忘れてたわ。」


崟兒が言った瞬間に紫が逆さまの状態で顔を出てきた。


「ちょっ!いきなり出てこないでくださいよ!」


「やっぱりその反応面白いわね〜」


「はいはい。遊ぶのは結構だけど、その武器の事を言いに戻ってきたんでしょ?」


アリスさんが紫さんにそう言うと、紫さんは自分に向き直った。


「はいはい、おふざけは終わりにしてその武器について説明しましょうかね。この武器は「御船の小太刀」と言って、魔を祓い邪を正す武器なのよ。」


「魔を祓い邪を正す...ですか。」


「そう。つまりは悪魔、邪神、怨霊など悪の者を斬る事の出来る武器なのよ。あ、ちなみに吸血鬼にも使えるのよ。」


「結構チートな武器じゃないですか?」


「まあ、確かにチートね。後それ、自身の意思によって伸縮自在でもあるのよ?」


「結構通り抜かして完全チートじゃないですか!?」


「チート武器よ。これはかつて幻想郷に侵略してきた敵を倒して奪い取った武器なのよ。」


「幻想郷に侵略してきた敵?そんなの先代は教えてくれなかったわよ?」


「先代は知らないわよ。だってこの侵略はもう何世紀も前の戦いなのだから。」


「な、何世紀も前!?」


「そう、その時はこちらの戦力は極少数で相手はかなりの大軍だったわ。」


「その戦いはどっちが勝ったの?」


「勿論私達、幻想郷が勝ったわよ。」


「え、でも戦力的に不利では無かったのですか?」


「ふふふ、誰も戦いは不利とは言ってないわよ?私は相手は大軍だったと言っただけよ?」


「あ...」


「確かに敵は大軍。でも、強さでは私達の方が遥かに上だったのよ。戦いは一週間続いて、最終的には相手が撤退した形で私達の勝利に終わったわ。」


「そうだったのね。で、結局敵はその後どうなったのかしら?」


「滅んだわ。相手はかなりの大国だったのに関わらず、たった一人の人物に。」


「なっ!?一人で国を滅ぼした!?」


「そんなの出来る奴なんているの?!」


崟兒達が驚きで色々な人物を上げる中、一人アリスだけが静かに答えた。


「...魔界の天使サリエル。」


「そう。通称「死を司る天使」と呼ばれているわ。」


「サリエルって確か魔界に住んでる奴だったわよね?」


「そう。でもその戦いの時だけ地上に出てきて一緒に戦ってくれたのよ。」


「へぇ、でもまた何でその戦いの時だけ手伝ってくれたのかしら?」


「それはね...」


「紫。それに関しては私が説明するわ。」


紫が説明をしようとしたら、アリスがそれを制しした。


「アリスが?でもこの戦いの事は知らないんじゃ?」


「いえ。この戦いはよく知っているわ。だって、私は魔界の出身なんだから。」


「魔界出身!?て事は魔界人!?」


「いや、違うぜ。正確には魔界人と人間のハーフって所じゃないか?」


そんな声が聞こえたと思うと、屋根から魔理沙が飛び降りてきた。


「あら、魔理沙。何時から屋根の上にいたのかしら?」


「おいおい。霊夢しらばっくれるなよ。最初っから気付いていたくせに。」


「あら、気付かれてたか。」


「当然だろ。てか、妖夢はどこいった?」


「あの子ならお茶を入れに行ったのと、幽々子の様子を見に行ったわよ。」


「ふーん、そう言えば気になってたんだが...紫の後ろでキレてる狐はどうするんだぜ?」


「え...狐?も、もしかして...」


紫が魔理沙の言葉を聞いて後ろを振り返ると、紫の使い魔でもあり家族でもある八雲藍がかなりご立腹な様子で立っていた。


「紫様...?いくら待っても帰ってこないので探しに来たらこんな所で油を売っていたんですか...?」


「あ、いや...崟兒に武器を渡しに来ただけよ。」


「そうですか、ちゃんと武器の方は渡せましたか?」


「渡したわよ?」


「ならさっさと戻ってきてくださいよ!帰ったらみっちり説教の時間ですよ!」


「いやぁぁぁー!霊夢助けてー!」


「あんたの自業自得でしょ?それに何時も自由気ままにし過ぎなんだからこれぐらいは我慢しなさい。」


「嫌だー!」


「それじゃあ私達は帰るわ。迷惑をかけてすまなかったね。」


藍は逃げようとする紫を無理矢理スキマの中に叩き込んで帰って行った。


「...本当嵐のように帰っていきましたね。」


「確かにそうね。それにしても藍は相当な苦労人よね。紫の相手をしないといないんだからね。」


霊夢達と話していると襖が空いて妖夢が戻ってきた。


「あれ?紫さんは帰ったのですか?」


「ええ、先程藍が来てから連れ帰って行ったわよ。」


「そうですか。ところでこの後はどうするのですか?あ、お茶どうぞ。」


「ありがとう。そうですね、とりあえず自分は店に戻らないと行けないですね。」


「私は神社に戻るわよ。」


「私はちょっと紅魔館に本を狩りに行くぜ。」


「魔理沙。字が違うわよ?」


「細かい事は良いんだぜ!アリスはどうするつもりなんだ?」


「え?私?うーん、どうしようかしら。特に行く宛も無いわね。」


「なら、一緒に紅魔館に行くか?竜神の兄貴の方にちゃんと挨拶しに行かないとな。前に一度会ったけど挨拶出来なかったからな(多分)」


「何で多分なのよ...」


「覚えてないからだぜ☆」


「全く。まあ良いわ。ついでに竜神も紅魔館に連れて行こうかしら。あそこなら何があっても安心だからね。」


「確かにそうだな。よし、決まったんなら早速行動だぜ!行くぜー!」


魔理沙は竜神を箒に適当に乗せるとものすごいスピードで飛んでいった。


「ちょっ!魔理沙!全く、本当に猪突猛進よね。」


「仕方ないわよ。魔理沙は弾幕はパワーだぜ!って言うほどの力バカなのよ?」


「はぁ。とりあえず私も急いで追わないと。」


アリスは人形を使って魔理沙の後を追っていった。妖夢はアリスの姿が完全に見えなくなると霊夢に異変の時に感じた違和感を聞いてみた。


「ところで、霊夢さんはこの異変に何か違和感を感じませんでしたか?」


「...流石妖夢ね。あなたも違和感を感じていたのね。この異変、いえ今まで起きていた異変全部短い期間で起きている。しかも、異変を起こした本人達はその異変に関して「全く記憶が無い」と言っている。」


「つまりは誰かが裏で操っている...しかも、ここまで大規模になると相当な力を持っていることになりますよね。」


「しかもこの異変は竜神が来てから頻繁に起こるようになった...つまり異変の鍵は竜神が握っている可能性があるわね。」


「でも本当竜神さんは何者何でしょうか?人間にしては異常な戦闘能力を持っていますよね。...その前にあの人は本当に人間なんですか?私には何だか別の力みたいなのを一瞬感じたのですが。」


「さあ...良く分からないわ。今はただ様子を見るしか出来ないわね。」


「そうですね。」


残された二人はアリス達の向かった方向を見続けるのであった。

正直話の中身がおかしい気がして出すのを迷いましたが、これ以上の修正等はハッキリ言って面倒くさかったので止めました。はい、すみませんでした。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

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