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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第7章アリスと幻想郷巡り~地霊殿~
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地底から出て、地上へ

はい、今回で地霊殿は終わります。

「よし、着いたよ。この上を上がったら地上に出れるよ。」


「ありがとうございます。でもどうやって登ろうか...」


「あれ?竜神は空を飛べないのかい?」


「飛べません。」


「なら、アリスが背負って行けばいいじゃないか?」


「ちょっと難しいわね...」


「え?ちょっと待って、もしかして地底から出れないパターンか?!」


「...そう言えば竜神達はどうやって此処に来たんだ?」


「え?そりゃあ縄ばしごを使って...」


「...縄ばしご?」


「「......」」


竜神とアリスはそこまで言うと少し考えて、ふと思い出したかのように


「「あーー!!」」


「そうだ、縄ばしごがあるじゃないか!」


「すっかり忘れていたわ!」


「と言うか、目の前にあるぞ?」


「「あ...」」


「...もしかして気付いてなかったのかい?」


「全く気付かなかった...」


「私も...」


「まあ、とりあえずこの上に上がったら考えな。」


「色々ありがとうございました。」


「ああ、また来なよ。」


俺は縄ばしごを登り、アリスは空を飛んで上に戻るのだった。






「とりあえず次は何処に行こうか?」


「あれ?決めてなかったの?」


「うーん、決めていた気がするけど覚えてない。」


俺達は地上に上がって、次の目的地を考えていた。


「なら、冥界の白玉楼はどうかしら?」


「白玉楼か...」


「ただ、白玉楼に行く時は庭師の妖夢が攻撃をしてくるから気を付けないといけないけど。」


「庭師なのに攻撃してくるのかよ。」


「庭師兼剣士だからね。」


「それなら納得だな。でもいきなり攻撃するのはあれだな。」


「まあ、白玉楼を守る者として当たり前なんでしょうが...」


「...まあ、行ってみないと分からないしな。」


「そうね。桜とフィールはどうするの?」


「連れて行って襲われたら大変だからな、今回も置いていくよ。」


「それもそうね。」


「よし、 決まったから早く行こうかな。」


「分かったわ。」


目的地が決まった俺達は白玉楼に向かうのだった。そして、また異変に巻き込まれる事にその時の二人は知る由もなかった。

ようやく、地霊殿が終わりました。次は白玉楼での異変です。

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