勇儀との戦闘、決着!
...ネタが無いです。どうしよう...
「とりあえず竜神の戦闘スタイルを見せてもらうよ。」
「戦闘スタイルって言ってもな...柔道とかになるぞ?」
「柔道?良く分からないがかかってきな!」
「はあ、素手での戦闘は得意じゃないんだけどな!」
竜神はそう言うと、勇儀に向かってストレートで殴った。しかし、勇儀はそれをいとも簡単に受け止めた。
「へえ、以外に力はあるじゃないか。」
「以外って...これでも外の世界では強い方だったんだぜ?」
「ま、私達鬼が強すぎるだけなんだけどね。」
勇儀は竜神の腕を掴んで、上空に放り投げた。
「うぉぉぉ!?何ていう力をしてんだよ!」
「ま、さっきみたいに岩を粉々にした力だよ?人を投げ飛ばす位は造作もないんだよ。」
「!?しまっ!」
勇儀は上空に放り投げた竜神を追撃して、地面に叩きつけた。
「がっ!」
「おいおい、これで終わりじゃ無いだろうね?」
「...っ!」
竜神はこれ以上の戦闘は無理だと考えると、自分の心臓に...ナイフを突き刺した。
「なっ!?何してるんだ!?」
勇儀が戸惑っていると、竜神の体がいきなり燃えだして灰になってしまった。そして...
「ふう、やっぱり不死身は便利だな。」
「なっ!竜神!?お前さん灰になったんじゃ!?」
「ああ、俺は不死身だからな。灰になった程度じゃ死なないぜ。」
「と言うか何で灰になったんだ!?」
「ああ、一度灰になって復活したら全快の状態で復活出来るからな。」
「そ、そうなんだな。しかし、いきなり燃えだしたから驚いたよ。」
「ははは、わりぃわりぃ。とりあえず戦闘を再開しようぜ?」
「それもそうだね。それじゃあ行くよ!」
先程は竜神が攻めたが、今度は勇儀が攻めに転じて攻撃を仕掛けてきた。
「はぁ!」
「っ!危な!」
竜神は勇儀の攻撃をギリギリで交わした。しかし、勇儀は攻撃の手を休めずに次の攻撃に移った。
「ほらほら、どうした!私を倒せないならこの戦いはずっと続くよ!」
勇儀はそこまで言うと、竜神の顔に向かって拳を振った。しかし、勇儀の拳は竜神に届くことはなかった。
「な!?」
勇儀が驚くのも無理はない。何故なら竜神が勇儀の拳を片手で受け止めていたからである。
「終わらない戦いか...悪いけどこの戦いはすぐに終わる。」
竜神はそこまで言うと、勇儀の腕を掴み背負い投げをかけた。
「っ!?」
油断していた勇儀はいきなりの背負い投げに対処出来ず、地面に叩きつけられてしまった。
「くっ!」
勇儀が起き上がり体制を整えようとしたが、目の前に竜神の拳が突き付けられていた。
「...こりゃあ、私の負けだね。」
「とりあえず気は済んだか?」
「ああ、こんなに楽しい戦いは久しぶりだったよ!」
「まあ、満足したならいいか。」
「まだだよ!」
「...はい?」
「戦い終わった後は酒を飲むに限るからねぇ!」
「いや、ちょっと待て俺はもう酒は飲まないぞ!」
「まあ、いいから早く行くよ!」
「いや、だから俺は...って、へ?」
勇儀は未だに寝ているアリスを担いだかと思うと、竜神も担いで歩きだした。
「おいちょっと待てって!」
「まあまあ、良いから行くよ!」
「いや、良くねー!」
勇儀は文句を言っている竜神を無視して居酒屋に向かうのだった。
眠いです…三(卍 ˘ω˘))卍スヤァゥルルルル




