竜神と勇義
ネタが最近は更に出てこないので、文章が短いと思います。
...竜神は夢を見ていた。研究室のようなところで“誰か”に“何か”をされていた。誰に何をされているかはハッキリと見えなかった。そして...誰が近付いて、何かをしようと瞬間に目が覚めた。
「...!!」
竜神は目が覚めると、身体中に汗を掻いていた。先程まで何か嫌な夢を見ていたような気がする。だが、思い出そうとすると記憶に霧がかかっているような感じで思い出せなかった。
「...っ、ところでここは地霊殿か?確かさっきまでさとりと話していたはずなんだが...くそ...、思い出せない。何で俺は寝ていて大二な部分の記憶が抜けているんだ?」
竜神が必死になって思い出そうとしていると、扉が開いた。そしてそこに立っていたのは、勇義だった。
「あれ?何で勇義がここに居るんだ?確か居酒屋に戻ったんじゃ?」
「ありゃ?お前さん覚えていないのかい?お前さんはさとりと話している途中に感情が暴走して暴れていたんだよ?それを私達が止めたんだよ?」
「...何?俺は暴走していたのか?それに私達って?」
「...本当に覚えていないのみたいだね。私達って言ったけどもう一人は萃香だよ。」
「萃香か...そうだ!俺が暴走していたのなら、さとりやアリス達は無事なのか?!」
「落ち着きな。アリス達は別の部屋に居たから無事だよ。さとりも大丈夫だよ。萃香はかなり体力を消耗しているが、命に別状は無いよ。」
竜神はそれを聞くと、安心した。
「そうか...良かった。所で俺はどれくらい寝ていたんだ?」
「そうだねぇ。二日位かな?」
「なっ!俺は二日も寝ていたのか?!」
「そうだよ、お前さんは感情の暴走と共に自分の限界以上の力を出していたからねぇ。」
「そうか...っ!?おい!そこにいる奴出てこい
!」
竜神は廊下の方に向かって行きなり声をあげた。すると、廊下から現れたのはさとりとよく似た格好の少女だった。
「お兄さん、よく私を見つけれたねー。」
「ありゃ、こいしじゃないかい。今までどこに行ってたんだい?」
「人里の定食屋さんに言ってたよー。」
「定食屋?ああ、崟兒の店か。」
「知っているのかい?ああ、一度世話になったことがあるからな。」
「ほう、私も一度行ってみたいもんだねぇ。」
「ま、機会があったら連れていってやるよ。」
「お!それじゃあ楽しみにしてるよ。」
「ああ、楽しみにしてな。」
「おっと、長話もし過ぎたしそろそろ皆の所に行こうかね。」
「ああ、そうだな。こいしはどうする?」
「私も一緒にいくよー。」
「よし、それじゃあ皆の所に案内してくれ。」
「ああ、こっちだよ。付いてきな。」
竜神は勇義に案内され、皆の所に向かった。後ろから付いてきていたこいしが、いつの間にか居なくなっている事に竜神と勇義は気づいていなかった。
ネタが無い!
\(゜ロ\)(/ロ゜)/




