表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第7章アリスと幻想郷巡り~地霊殿~
56/73

竜神の闇のスペル

暴走した竜神と四天王の二人が戦います。

「さてと、始めようかねぇ。」


「久しぶりに楽しめそうだよ。」


「気を付けて二人とも!今の竜神は貴女達と匹敵するほどの力を持っているわ!」


「...」


竜神は何も喋らないで、そして一瞬にして勇義達の懐に入った。


「...!?」


勇義は竜神の繰り出した拳を何とか受けとめ、萃香が横からひょうたんを使って攻撃したが、竜神はそれを簡単に避けた。


「...楽しめるって言ったけど、あれは無しにするよ。」


「...ああ、楽しめる所か命の危険すら感じるねぇ。」


「...マ」


二人から余裕が、無くなり少し焦り初めていると、竜神が何かを呟いていた。


「ん?今何か呟いていなかったか?」


「確かに何か言ってたね。」


二人は竜神が何を言っているの聞き取るため、少し集中した。


「...ナガハマ」


「ナガハマ?一体誰なんだい?」


「そんなの私が分かるはず無いじゃん。竜神を倒してから聞いてみよう。」


「それもそうだね。それじゃあ早く倒して聞くとしようかね!」


「コロス...!!」


二人が話終えるのと同時に、竜神は攻撃を始めた。


「おっと!やっぱり暴走しているだけあって攻撃が無茶苦茶だねぇ!」


「無茶苦茶だけど、私達と同じ位の力を出しているからね。倒すのには苦労しそうだよ。」


「スペルカード...」


「!!萃香、避けろ!!」


「滅符「闇の命」(ダーク・エンド)!」


「!!」


竜神が放ったスペルは地面から闇の炎を出現させ、萃香に向かって放った。萃香は竜神のスペルをギリギリでかわしたが、何故か体力をかなり削られた。


「...っ!?」


「萃香?!おい!大丈夫かい!?」


「大丈夫だよ...勇義、あの炎には近付くなよ。体力をかなり削られてしまうよ。」


「何だって?!それはヤバいじゃないか!」


「...」


勇義は萃香をさとりの所にやって、竜神の方を向いた。


「仕方ない...使わせてもらうよ!」


「勇義?!まさか人間にあれを使うのかい!?」


「ああ。このままじゃあ全滅だからね。」


「コロス...!」


竜神は勢いを付けて勇義に向かって走ってきた。


「いくよ...四天王奥義「三歩必殺」!!」


勇義が放ったスペルは竜神を吹き飛ばした。


「流石にこれで倒しただろ。」


勇義は荒く息をついて竜神の方を見た。どうやら竜神は気を失っているようだった。


「よし、何とか倒せたね。それじゃあ早く皆を介護しないとな。」


勇義は竜神と萃香を担いで、ボロボロになった部屋から出るのだった。

疲れた(´・ω・`)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ