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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第7章アリスと幻想郷巡り~地霊殿~
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日常的な朝

ちょっと短いかもしれません。

次の日の朝。いつも通り早くに起きたが、体が重くて動けなかった。


「...何で動けないんだ?周りが暗くてよく見えないな。」


そこで少し暗闇に馴れるまで待ってみると、俺の上にルーミアと桜が気持ち良さそうに寝ていた。


「何で俺の上で寝ているんだ?」


考えた結果、昨日遊び疲れた桜を連れてきたが、ルーミア以外は全員帰ったが、ルーミアはそのまま一緒に寝てしまったと考えた。


「だけど何で俺の上で寝る必要があったんだ?」


そこまでは分からなかったが、考えるのがめんどくさくなったので考えるのをやめた。


「とりあえずこいつらを起こさないと何もできないな。おーい、ルーミア、桜起きろー!」


俺がルーミアと桜に声をかけるとすぐに起きた。


「んー?あ、竜神おはよー」


「おはようなのだー」


「よし、起きたのなら早く上から降りてくれ。朝飯が作れない。」


朝飯が作れないと聞くと、ルーミアと桜は素早く上から降りた。


「本当にお前らは飯の事になると早いな。」


「だって竜神のご飯は美味しいからなのだー」


「おなか空いてるからー」


「全くお前らは...まあ、悪い気はしないから良いか。」


俺が呟いていると、扉が開いてにとりが入ってきた。


「早起きだねぇ、盟友。」


「そう言うにとりこそ早いじゃないか。」


「妖怪は朝が早いんだよ。」


「そうなんだな。それじゃあフィールも起きているのか?」


「ああ、今は水を汲みに行っているよ。」


「そうか。アリスはまだ寝ているよな?」


俺がアリスの方を見ると、まだぐっすりと寝ていた。


「無理に起こす訳にはいかないからな。飯が出来たら起こそうか。」


「そうだね。昨日はかなり疲れていたみたいだったからね。」


「本当は俺も寝ていたかったんだか一度起きると寝れないからな。」


「そうなんだねー。私は寝れるけどねー」


「お前は妖精だからな。自分の欲求はすぐに満たそうとするからな。(特に食い意地と睡眠)」


「まあ、とりあえずは朝ごはんを作らないかい?フィールもちょうど戻ってきたいみたいだしね。」


にとりが言ったのと同時にフィールが帰ってきた。


「ただいま。とりあえずこのくらい汲んできたよ。」


フィールは持っていた桶を床に置いた。


「これくらいあったら十分だ。ありがとなフィール。」


「役に立ってうれしい。」


「よし!それじゃあ朝飯を作るか!」


そう言って俺はにとりが用意した道具を使って、料理を作り始めた。






「...よし!これくらい作ったら十分だろう。」


テーブルの上には昨日よりは少ないが、それでもけっこうな量が並んでいた。


「昨日もそうだけど、今日もけっこうな量を作ったね。」


「まあな。主に桜が食べるからな。」


「そうなんだね。それじゃあアリスを起こしてくるね。」


「すまないな、頼むぜ。」


にとりはアリスを起こしに行ってくれた。...にとりにはアリスが朝弱いことを教えていない。


「にとり...頑張れよ。」


「どうしたのだー竜神?」


「いや、何でもない。とりあえず俺達は先に食べるか。」


「分かったのだー」


「わーい!ご飯だー!」


その後、疲れた顔をしてにとりが戻ってきたのは言うまでもない。

タイトルが思い付きません。

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