アリスの家に泊まります!
アリスさんの家に泊まることになりました。
「お邪魔します。」
俺は少女の家に上がった。まず目にはいったのは沢山の人形だった。
「凄い量の人形だな。」
「ええ。ちなみにこれ全部私の手作りなのよ。」
そして全部手作りだった。
「そういえば、名前を言っていなかったな。俺は坂上竜神だ。」
「私はアリス・マーガトロイドよ。」
「所でどうやってあの化け物を吹き飛ばしたんだ?」
「ああ。さっきのはスペルカードを使ったのよ。」
「スペルカード?」
「そう。スペルカードって言うのはいわば必殺技みたいなものよ。」
「へー。それって俺も使えるのかな?」
「能力があれば使えるわよ。」
「能力?」
「そう。幻想郷の住人はそれぞれ程度の能力を持っているのよ。」
程度の能力。聞いててさっぱり分からなかったがとりあえず納得しとこう。
「でも、貴方さっき妖怪と戦っていたけど何か能力をもっているの?」
「いや、わからない。」
「えっ、でもナイフ一本で戦っていたじゃない!?」
「まあ、確かに戦ったが元々ナイフでの戦闘は練習していたからな。」
「そうなの。」
「所で俺はこれから一体どうしたら良いんだ?」
「とりあえずは家に泊まっていきなさい。」
「いいんですか?」
「ええ。このまま外に出して妖怪に食べられたなんて目覚めが悪いもの。」
「そうですか。助かります。」
「良いのよ別に。そういえばそろそろ晩御飯の時間ね。」
「それでしたら俺が作りますよ。」
「でも貴方料理出来るの?」
「まあ、多少は。」
「それだったらお願いするわ。キッチンは一番端っこにあるから。」
「分かりました。」
そして俺はキッチンに向かっていった。
アリスさんの家に泊まれるなんて妬ましい!
パルパルパルパル!