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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第7章アリスと幻想郷巡り~地霊殿~
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ルーミア達再登場!

久しぶりに竜神の料理の腕とルーミア達を出します。

「さてと、とりあえず来てみたが...来た瞬間に妖怪と妖精に囲まれるって、ついてないな。」


「この中に疫病神でもいるんじゃないかい?」


「確かにそうね。それよりも、二人は大丈夫かし...」


「たくさん妖怪とかがいるねー」


「扉に近づいたら危ないよ。」


「...別段、心配する必要は無いみたいだな。」


「流石妖精...こんな状況でものんびりしてるね。」


「そうね...何だか今の状況を忘れちゃいそうなんだけど。」


「確かにそうだが、現実は甘くないからな。」


「そうなのよね。って、桜がいない?!」


「何!?フィールもいないぜ!?」


「もしかして...竜神!」


「分かっている!」


俺とアリスとにとりは、急いで外に出た。すると...


「ちょっとまて、桜とフィールは妖怪を倒しに外に行ったんだよな?」


「多分そのはずなんだけど...」


「この状況は...倒してると言うよりは、妖怪達と遊んでいるようにしか見えないんだけど。」


俺達は最悪の事態を予想していたが、予想は外れていた。むしろ、妖怪達と仲良く遊んでいた。


「とりあえず、誰かこの状況を説明してくれ。」


「あれ?竜神達なのだー。」


「お前は...ルーミアじゃないか。」


「ルーミアがいるってことは、あれってもしかして...ミスティア達じゃない!」


「あいつらの事を知っているのか?」


「ええ、あそこにいるのは、ミスティア・ローレライ。それと竜神が前に起こった紅霧異変の時に倒した、チルノ。チルノといつも一緒にいる大妖精。最後に迷いの竹林のリグル・ナイトバグね。」


「成る程な、アリスが知っているのだったら警戒する必要は無いな。」


「それにしても、何でこんなところにルーミア達がいるんだい?」


「ここは私達の集まりの場所なのだー。」


「そうだったのか。知らなかったとは言え、何か申し訳ないな。」


「別に良いのだー。でもおなか空いたのだー」


「それだったら竜神が料理を作ってあげれば良いじゃない。」


「それなんだが...ここには水はあっても火が無いんだよな。」


「それだったら、問題は無いよ盟友!私は火を起こす道具を持っているからね!」


「火があるのだったら行けるな。ルーミアはミスティア達を呼んできてくれ。」


「分かったのだー」


ルーミアがミスティア達を呼んでいる間に、小屋に入って材料の確認を始めた。


「材料に関しては、人里で買ってきていたから問題は無いと。調味料もまだ余っているのがあるから大丈夫っと。」


「竜神ー、呼んできたのだー」


俺が材料などの確認を終えたのと同時に、ルーミア達が入ってきた。


「おお、ありがとなルーミア。さて、会って早々だがこの中で料理の出来るやつはいるか?」


一人で全員分の料理を作るのは流石にきついので、ルーミア達に聞いてみると一人の少女が出てきた。


「それでしたら私が出来ます。」


「おっ、それなら少し手伝ってくれないか?一人で全員分を作るのはきついからな。」


「分かりました。それで何をすれば良いですか?」


「材料を一口サイズに切ってくれないか。」


「分かりました。」


「よし、一気に作るからな遅れるなよ。」


「大丈夫です。それでは作りましょう。」






一時間後


小屋の中に置いてあったテーブルの上には、たくさんの料理が並んでいた。


「またすごい量を作ったわね。」


「まあな。桜がけっこう食べるからな。」


「おお!すごく美味しそうだな!」


「チルノちゃん、ちゃんと箸を使って食べようよ。」


「さいきょーのあたいには必要無いのだ!」


「相変わらずだね、チルノは。」


「全くよ、本当に。」


「たくさん食べるよー」


「少しずつ食べないと、喉をつまらせちゃうよ。」


「...けっこうカオスだな。」


「確かにそうね。」


俺達は思い思いの料理をつまんで食べながら自己紹介をした。


「私は夜雀のミスティア・ローレライです。迷いの竹林の近くで屋台を開いています。」


「私は蛍妖怪のリグル・ナイトバグです。いつもは竹林で蟲達と暮らしています。」


「あたいは氷の妖精のチルノだ!」


「私は大妖精と言います。」


「私は常闇の妖怪ルーミアなのだー。これで、こっちの自己紹介は終わりなのだー。」


「よし、それじゃあ次はこっちだな。俺の名前は坂上竜神だ。最近幻想入りしたばかりだ。」


「私はアリス・マーガトロイドよ。魔法の森で暮らしているわ。たまに人里で人形劇をしているわ。」


「私は河城にとりだよ。妖怪の山の麓にあるさわ」


「私は桜だよー。紅魔館でメイドをしているよー」


「私はフィール。これでも妖怪だよ。」


一通り自己紹介が終わったので、ルーミア達にこれからどうするのか聞いてみた。


「とりあえず遊ぶのだー」


「やっぱり遊ぶんだな。」


「それだったら桜達も一緒に遊んであげてくれないかしら?」


「良いですよ。多い方で楽しいですし。」


「すまないな、よろしく頼むぜ。俺は先に寝るがアリスはどうする?」


「私も疲れたから寝るわ。」


「そう言う事だから、俺達は先に寝てるぜ。」


「分かりました。遊び終わったら連れてきますね。」


「すまないな、何から何まで。」


「良いですよ。私達にご飯を作ってくれましたからそのお礼です。」


「ありがとな、それじゃあ俺達は先に寝てるぜ

。」


俺とアリスはミスティア達が外に行くのを確認して、寝る準備をした。


「なんだか、今日は疲れたわね。」


「そうだな。妖精のイタズラを受けるわで散々だったな。」


「それも思い出作りだと思ったら良いわよ。」


「きつい思い出作りだな。」


俺とアリスは笑いながら布団に潜った。


「...ねぇ、竜神。」


「ん?どうした?」


「もしいきなり外に世界に帰されたら、また戻ってきたいと思う?」


「そうだな。此処に来たときは早く帰りたいと思っていたが、今は楽しいからな。また戻ってくると思うぜ?」


「そう、それなら良かったわ。」


「まあ、帰ることは無いと思うけどな。」


「何で?外の世界が恋しくないの?」


「確かに外の世界の友達には会いたいと思うが今は好きな人が出来たからな。」


「好きな人って?」


「さぁ、誰でしょう?」


「とぼけないで教えてよー!」


「さぁ、早く寝ようかな。」


「あー!話反らしたわね!教えるまで寝かさないわよ!」


「それは勘弁してくれ...」


「だったら教えてよ。」


「また近い内に話から今日は寝かせてくれ...」


「...分かったわ。でも絶対教えてよね。」


「分かってるって。それじゃあ、お休み。」


「お休みなさい。」


俺は更に疲れたなと思いながら眠りについたのだった。

ネタが思い付かないので、今日は特に文章がおかしいかもしれません。誤字・脱字があったら教えてください。

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