三妖精撃破!
いつも通りですが、文章がおかしいと思います。
「さてと...厄介だな、これは。」
「確かにそうだね。」
「うわー、大きいねー」
今俺達の前には大きな崖があった。
「しかし、これじゃあ進めないな。」
「そうだね。時々危険なイタズラをする時があるから迂闊には動けないね。」
「竜神ー」
俺とにとりがどうするか考えていると、桜が俺を呼んだ。
「ん?どうした、桜。」
「思ったんだけどねー、空を飛んだら早いんじゃないのー」
桜は空を飛んだら良いんじゃなかと言ってきたが...
「桜...俺は空を飛べないんだ。」
「飛べないのー?じゃあにとりはー?」
「私も飛べないんだよ。今日はプロペラを修理していたから持ってきていないんだよ。」
「うーん、じゃあ無理だねー」
「とりあえず考え続けるのも時間の無駄になっちまうから一旦戻ってから別の道を探そう。」
俺とにとりが道を戻ろうとした時、また桜が呼んだ。
「竜神ー」
「どうした?何かしらの良い案が思い付いたのか?」
「違うよー、何かが近づいてるよー」
そう言って桜は先程の崖を指差した。
「何だって!?にとり!!」
「分かってるよ、盟友!!」
俺とにとりは崖の方を見て、戦闘体制をとった。確かによく見ると、崖が蜃気楼のように少し揺らいでいた。
「おい!そこに居るのは誰だ!」
俺が崖に向かって声をかけると、アリス達の声が聞こえた。
「そこにいるのは竜神なの?」
「と言うか絶対竜神の声でしょう?」
「アリス?!やっぱりこの崖は幻だったか。だけど、何でアリス達は幻なのを気づいたんだ?」
俺が不思議に思っていると、アリス達の姿がハッキリと見えてきた。
「...何でアリス達の所だけ雨が降っているんだ?」
「確かに何でだろうね。アリスはあんなことは出来ないはずだから、もう一人の能力かもしれないね。」
何で雨がアリス達の所だけ降っているのか考えていると、アリス達は完全に俺達の所にいた。
「あれ?何で濡れていないんだ?確かに雨は降っているはずなんだが。」
「それはフィールの能力のお陰なの。」
「フィールの?そう言えば能力の事を聞いてなかったな。一体どんな能力なんだ?」
「私の能力は「天候を司る程度の能力」だよ。文字通り天候を自由に変えることが出来るんだ。」
「それはまた...すごい能力だな。」
「竜神は私の事嫌いになった?」
「何でだ?嫌いになるはずがないだろう?それだったら、俺の方が一番嫌われるはずなんだが。」
「え?何で?」
「いやだって、不死身で能力を沢山持っているんだからな。そっちの方が恐ろしいだろ普通。」
「確かにそうだね。」
「少しは否定してくれよ...」
俺とフィールが会話をしていると、アリスが会話にはいってきた。
「とりあえずその話はまた後でにして今はこの状況を何とかしないと。」
「確かにそうだな。よし、皆俺の周りに集まれ!」
俺は皆を周りに集めて、紫のスキマの中にいる時に作ったスペカ(紫だけは知っているが、他の仲間は知らない)を放った。
「行くぜ!衝付「ニョルニルの鉄槌」!」
俺がスペカを使うと、巨大な衝撃波が辺りを襲った。すると、すぐ近くの木から妖精が三人落ちてきた。
「こいつらが光の三妖精か?」
「ええ、そうよ。ほら本当の道が見えてきたわ。」
「本当だねー」
「ようやく先に進めるね。」
「そうだな。所で、こいつらどうしようか。」
「ほっといて良いわよ。所で、にとりもいたのね。」
「今気づいたんだね...偶然道に迷っていたら竜神達に会ったからね。それで、竜神達は何処に向かっていたんだい?」
「地底にある地霊殿に行こうとしてたんだ。」
「それだったら、私もこのまま付いていっても良いかい?さとりに頼まれていた物を持っていきたいから。」
「ありゃ、目的地は一緒だったんだな。まあ、同じ場所に行くんだったら別に良いぞ。」
「ありがとう!盟友!」
「でも今日は無理よ。もうすぐで夜になるわ。夜になると妖怪たちが活発になって危険だから。」
「そうだね。私達妖怪は夜が活動の時間だからね。」
「私は眠いよー」
「とりあえず近くに家か何か無いか?」
「そう言えば、さっき廃屋が有ったからそこに行ってみない?」
「廃屋か...雨風が凌げれば良いんだが。」
「大丈夫だと思うわよ?廃屋と言っても結構キレイだったから。」
「アリスが言うのなら絶対だな。よし、今日はそこに泊まろう。」
俺達は夜を一晩明かすために廃屋に向かった。
(ちなみに桜は立ったまま寝てしまったので俺が背負っていく羽目になった。)
誰かとコラボしたいですね。




