幻想郷の狙いとは?
やっと、飯を食います!
※少し文書を増やしました。
「それにしても、何を考えているんだい?幻想郷。わざわざ外来人に会いに行って、しかも私達が異変を起こすのを教えたりして。」
此処は紫のスキマの中。しかし、今いるのは幻想郷と先代博麗の巫女、博麗靈夢だけだった。
「...靈夢も気づいているんだろう?この幻想郷に“最凶”の敵が...異変が近づいていることを。」
「...確かに気づいていたわ。でもだからって外来人を巻き込むわけ」
「僕だって巻き込みたくないさ!...だけど何か変なんだ。少し気配を探ってみたけどかなり遠くにいるからハッキリとはしないんだけど、竜神の気配に似ていた気がするんだ。」
「...もしかして、竜神の家族、もしくは親戚の人が異変を起こすの?」
「ハッキリとは断定出来ない。だけど一つ分かる事はある。それは竜神の“過去”の“真相”を知ることが出来るかもしれない。」
「あの子の“過去”の“真相”...ね。」
竜神の過去の真相...それに異変を起こすであろう竜神の家族、もしくは親戚。これは一体何を意味しているのだろう...
「とりあえずこの話は止めにしてから、こっちが起こす“偽りの異変”の準備でもしようか。」
そう言うと、幻想郷は静かにスキマの中から消えた。そして、一人スキマに残された靈夢は静かに呟いた。
「...何を考えているの?幻想郷。」
「すまない、遅くなった!」
「いや、ちょうど料理が持ってこられた所よ。」
そう言うと、残りの料理を持ってきた崟兒が出てきた。
「おっ、竜神さん。ちょうど料理が出来ましたよ。」
「それなら良かったわ。崟兒くん、私も同じものをお願いね~。」
「あれ?紫さんじゃないですか。いつ来てたんですか?」
「さっき来たのよ~。それよりも料理お願いね~。」
「紫、語尾が伸びてるぞ。語尾が。」
「だってここの料理すごく美味しいもの~。幽々子みたいに語尾が伸びちゃうのよね~。」
「幽々子って確か、白玉楼の主の亡霊姫だったわよね?かなり大食いの。」
「そんなに大食いなのか?幽々子は。」
俺が気になって聞いてみたら、崟兒が少し顔を曇らせて教えてくれた。
「確かに幽々子さんは大食いですよ。一度、幽々子さんが来たことがあったんですが、その時は店の在庫の食材がキレイに無くなりました。ちなみに、在庫だけで一週間は持ちます。」
「一週間の食材が一日で?!」
「はい。その日はすぐに店を閉めるはめになりましたよ。」
「マジかよ。っと、紫の料理が来たみたいだな。って、あれ?確か一つしか頼んでないよな?何で二つ来ているんだ?」
すると、料理を持ってきた女将さんが理由を説明した。
「いつも崟兒くんには頑張ってもらっているからね。たまには休憩しないといけないだろ?だからだよ。」
「そうだったんですか。ありがとうございます。女将さん!」
「別に良いんだよ。それくらい。」
そう言うと、女将さんは店の奥に戻っていった。
「やさしい人だな。」
「そうなんですよ。...捨子だった俺を拾ってここまで育ててくれたんだからな。」
竜神を含め、そこにいた全員が驚いていた。
「...ごめんなさいね。嫌なことを思い出させてしまったわね。」
「いえ、大丈夫ですよ。そう言うのは気にしないたちなので。」
竜神は何で崟兒が始めて会ったのに信用出来たのかようやく分かった。それは、俺と同じ境遇の中で育ってきたからだ。
「...崟兒も同じだったんだな。」
「ん?どうしましたか?竜神さん。」
「いや、何でもないさ。早く飯を食わないと折角の料理が冷めてしまうぜ。」
竜神は会話を料理に向けようとしていたが、アリスだけは気づいていた。
(竜神...)
しかし、アリスは竜神に対して何も出来ないと言う事も分かっていた。しょせん自分は竜神と何の関わりを持っていないのだから。
「いや、美味しかったよ。また来るからな。」
「ええ、お待ちしておりますよ。」
俺達は飯を食い終わって定食屋を出たところだった。...しかし、何だかアリスの様子が変だった。
(どうしたんだ?アリス。)
気になって聞いてみようかと思ったが、あまり深追いして嫌な思いにはさせたくは無い。だから俺はあえて聞かなかった。
「...ねえ、竜神。」
俺が聞くのを止めようと思った矢先、アリスが声をかけてきた。
「ん?どうしたんだ?アリス。」
「...いえ、やっぱり何でもないわ!それよりも早く寺子屋に行きましょう!」
そう言うと、アリスは早足になった。
「おっ、おいアリス!待ってくれよ!」
「あやややや!待ってくださいよ~!」
俺達はアリスを追って早足で追いかけるのであった。
いや~、ネタが無いです。
タスケテクダサイ。(何故に片言?)




