表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第6章アリスと幻想郷巡り~人里~
36/73

因縁の妖怪

いつも通りの文章迷子です。

阿求視点


私は今、見たこと無い妖怪に襲われていた。確かに、一人で森の中を散歩するのは危険だが、私が通る道は妖怪が近づくことが出来ない神聖な気を放っている場所なのだ。それで一人で歩いていたのだ。それが今日に限って神気をものともしない妖怪がいたのだ。


(このままじゃ殺されちゃう...!誰か助けて...!)


私が心の中で助けを祈った瞬間、私を追いかけていた妖怪が吹き飛んでいた。


「えっ...!妖怪が吹き飛んだ!?」


何が起こったか混乱して分からなかったが、確かなことは誰かが私を助けてくれた事だけだ。


「阿求!大丈夫!?」


この声はアリスさんの声だった。そして、吹き飛んだ妖怪に追撃をかけるように、二人の男女が向かっていった。






竜神&文視点


「文!俺が時間を稼ぐ!その隙にあいつの弱点を探ってくれ!」


「竜神さんは一人で大丈夫なんですか?!」


「大丈夫だ!これでも結構強い方なんだぜ!」


「...分かりました!5分ほど時間を稼いでください!」


そう言って、文は少し離れた場所に行った。


「さてと。阿求の所にはアリスが行ったから大丈夫だろうし、文は離れた場所に行ったからそれも大丈夫だな。」


俺は回りに誰もいないか確認し、妖怪と改めて対峙した。


「さて、改めて久しぶりだな。俺を襲った後はまた別の人間を襲うか。」


俺は妖怪に向かって言ったが、言葉が分からないのか唸り声をあげながら突進してきた。


「ガアアア!!」


「あの時は仕留め損ねたが、今回はそうはいかない。此処で確実に仕留める!」


そう言って、俺は武器を創造した。


「創造「天叢雲剣」!」


俺は新たな武器を創造して、妖怪に斬りかかった。






文視点


竜神さんから頼まれて、今は離れた場所で妖怪の弱点を探っていた。しかし、竜神さんの剣は妖怪の体に当たっても全部弾かれていた。


「あの妖怪は全身が岩のようになっている。普通の剣では傷を付けるのがやっとのはずです。」


そう、妖怪の体は岩のようになっていた。しかし、どんな妖怪でも弱点は必ずある。そして...


「見つけた!」






竜神視点


「やばいな。少しずつだが押されているな。」


そう、文に妖怪の弱点を探らせてからもうすぐで、5分たつ頃だ。


「まだか...文!」


「竜神さん!見つけました!」


俺の限界が近づいていると、文が弱点を見つけたようだ。


「分かった!けど少し待ってくれ!」


俺はそう言うと、斬馬刀を創り、妖怪にぶち当てた。


「吹っ飛べ!」


刀は妖怪に当たり、少し離れたのを見て、文の所に行った。


「それで、あいつの弱点は!」


「足の関節です!それと、恐らくですがあの妖怪は暴走してるかもしれません!」


「狙って人を襲っている訳じゃなくて、無差別に襲っているのか!」


それだったら早くあの妖怪を倒さないと、人里にも影響が出るかもしれない。


「とりあえず、文はあいつの注意をそらしてくれ!その隙に俺があいつを倒す!」


「分かりました!絶対に倒してくださいね!」


そう言って、文は妖怪の注意をそらしに攻撃を仕掛けに行った。


「さて、俺もやるか。創造「神殺しの弓」!」


俺は弓を創り出し、狙いを絞った。


「...そこだ!」


俺は弓を放った。その矢は妖怪の関節に当たり、妖怪は倒れた。


「グワァァァ!」


「やりましたね!」


「ちょっとまて!...何か様子がおかしいぜ。」


倒れた妖怪の体にヒビが入り、妖怪の体が崩れた。そして、その中から少女が出てきた。


仕事の休憩時間に出しました⭐

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ