文の取材
文が竜神に軽く取材します。
早苗達に見送られた後、人里に向かう道を歩いていた。
「しかし、人里に向かう道もかなり遠いな。」
「人里は幻想郷の中心にありますから。妖怪の山は一番端にあるのでその分、距離も長く感じるんでしょう。」
「そう言えば地図見たら確かにそうだな。」
「でも私の住んでいる魔法の森は、人里の近くだから余り困らないけどね。」
「確かにそうだな。地図見ても一番近いのは、魔法の森だな。」
「所で、何時の間に幻想郷の地図なんて持っているんですか。」
「実は幻想郷に来たときから持っていたんだ。」
「そうなの?もしかして紫に渡されたの?」
「直接渡された訳ではないけどな。」
「だったらどうやって?」
「俺が持っていたバッグがあるだろう?魔法の森に落ちたときに、すぐ近くに落ちてたんだ。それで中身を見てみたら、紫の手紙と一緒にいろんな道具が入ってたんだ。」
「そうだったのね。そう言えば、あの時よくあんな荷物を持った状態で妖怪と戦っていたわね。」
「よろしければその話を詳しく聞いても良いですか?」
文は手帳とペンを持って取材態勢をとっていた。
「本当、取材の事になると早いな。」
「当たり前です!私にとって取材は特別なものですから!」
「そうか。まあ、人里にはまだ着かないだろうから話してやろうか。」
そう言って俺は、文に此処に来たときの状況を教えた。紫に幻想郷に落とされた事、妖怪にナイフ一本で戦った事、などなど。
「なるほど。次は竜神さんの能力を教えてください。」
「分かった。一応言っておくけど、俺の能力は幻想郷でも上位に入るほどの強力な物だ。」
「そんなに強いのですか?」
「ああ。霊夢曰く、紫や霊夢自身も勝てる気がしないと言っていた。」
「霊夢さんや紫さんでも勝てないと言わせるほどなんですか?!」
「まあな。俺の能力は「能力を創造する程度の能力」だ。しかし、能力を創造する事に寿命が減っていく。」
「能力の創造!?それってチートじゃないですか!」
「まあ、確かにそうだな。だけど今は能力を創れない。」
「何故ですか?」
「能力を創造する際、寿命が減っていくと言っただろう?」
「確かに言いましたね。」
「俺が紅魔館に行く際に、対フラン用で自身を不死身にした。その結果、減らす寿命が無くなったから能力を創造出来なくなった。」
「なるほど。そう言う事ですか。」
「竜神ー、誰かいるよー」
「あら、本当ね。あれは、阿求じゃない。急いでいるみたいだけど、どうしたのかしら。」
すると、阿求が出てきた道から、大きな妖怪が出てきた。それは、竜神もアリスも見覚えのある妖怪だった。
「あいつは!あの時襲ってきた妖怪だ!」
「阿求を狙っているのね。早く助けましょう!」
「あやややや!何だか面白いスクープが撮れそうですね!私も手伝います!」
「よし!阿求を助けるぞ!」
朝早くから書いているので、文章が迷子です。




