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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第5章アリスと幻想郷巡り~妖怪の山~
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竜神の夢、幻想郷登場!

竜神の夢の中で幻想郷が出ます。

「...此処は...何処だ?確か、柱に寄りかかって寝ていたはずだが。」


俺は今、白い場所に立っていた。回りを見回してみたが建物どころか、草木一つも生えてなかった。


「一体どうなってんだ?寝ているはずだから多分、夢なんだろうけど。」


「そうだ。これは汝の夢の中だ。」


色々と考えていると、何処からか声が響いてきた。近くから聞こえるような気もするし、遠くから聞こえるような気もする。


「お前は一体誰だ!?俺に何か用でもあるのか!?」


「うむ。汝には更に強くなってもらいたい。」


「何故だ?」


「これから1ヶ月後、幻想郷の古き者達が異変を起こす。しかし、今の幻想郷の者ではかなり苦戦を強いられるだろう。だが、汝には古き者達を相手にできる力を持っている。」


「1ヶ月後!?それに異変を起こすのって、幻想郷の古い住人達だってのか!?」


「うむ。古き者達の棟梁は、博麗靈夢。副棟梁は、魅魔だ。」


「ちょっとまて、博麗靈夢って...まさか!?」


「そうだ。先代の博麗の巫女だ。」


まさかだとは思っていたが、本当に先代の博麗の巫女だとは思わなかった。しかし、一番気になったのは魅魔と言う奴だった。


「所で、魅魔って言うやつは一体何者なんだ。」


「魅魔は悪霊の魔法使いだ。そして、霧雨魔理沙の師匠だ。」


「おいおい、マジかよ。まさか魔理沙の師匠だとは。」


「驚くのも無理はない。しかし、この異変は古き者達が今の幻想郷の住人達の力を試すために起こす異変なのだ。」


「そうなのか。しかし、それだったら俺は異変の解決に手を出さない方が良いんじゃないか?」


「いや、我が汝の力を見てみたいからな。他の古き者達も汝が異変解決に出ることを皆知っておる。」


「あんたが俺の力を見てみたいからだって?それだったらあんたが俺と戦った方が早くないか?」


「それは出来ない事なのだ。我が傷つくと幻想郷にも傷がついてしまう。我は幻想郷そのものなのだからな。」


「あんたが幻想郷だって?!だが、確かにそれだったら今までの会話にも説明がつく。普通、異変を起こす者は異変が解決した後にわかるものだ。だが、さっきの会話は既に異変の首謀者の名前がわかっていた。と言うことは首謀者の仲間の者か、もしくは幻想郷を常に見れる者だけだからな。」


「流石だな。頭のキレも幻想郷一かもしれんな。」


「いや、頭のキレは幻想郷一かもしれないが、勘のよさなら霊夢が幻想郷一だぜ?」


「ふむ、確かにあの者の勘のよさは先代を越えるかもしれんな。」


「だけどあの勘のよさが裏目に出るかもしれないと言うのも事実だ。」


「確かにそうだ。自分自身の勘に頼りすぎるといつか自分自身を傷つけるやもしれんからな。」


「まあ、それをカバーするのが仲間の役目なんだがな。」


「ふむ、汝は仲間思いの良い者だな。」


「そうか?それと、俺の事を汝っていうのはやめてくれないか?俺には竜神と言う名前があるんだ。」


「それはすまなかったな。む、もうすぐで時間のようだな。お主が起きる時間になったようだな。」


「そうか。そう言えばこの夢の事は他のやつに言っても大丈夫なのか?」


「いや、他の者には言わないでくれ。だが、八雲紫には言っても大丈夫だ。あやつは儂の古き友人の一人だからな。」


「へー、そうなんだな。」


「うむ。もう時間が無いようだな。」


「それじゃあ、最後に一つだけ。また、話をすることは出来るかい?」


「うむ。お主が望むのであれば、また会えるだろう。」


「そうか。それじゃあな。」


そう言うと、目の前が光に包まれたので目を瞑った。

やばい。モチベがまた逃げてしまったΣ(゜Д゜)!

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