竜神の危機
竜神がフランに襲われます。
霊夢と儚月が行動を実行しているとき、竜神は薄暗い部屋の中に倒れていた。
「一体此処は何処だ?確か、アリス達と一緒だったはずなんだが。」
そう、先ほどまでアリス達と一緒だったのだ。
「確か、レミリアの所へ向かっていて...そうだ!いきなり目の前にメイドが出てきたんだ!」
思い出せば思い出すほど、はっきりと思い出してきた。
「しかし、本当に此処は何処だ?何だか血生臭いし、早く此処から出ないと!」
俺は起き上がって出口を探そうとしたとき、不意に部屋の奥から声が聞こえてきた。
「貴方はだれ?もしかして新しい玩具?」
玩具?一体何を言ってるんだ?
「アハハハハ!ハヤクアソボウヨ!」
「っ!?何だこいつ!?」
そう目の前のやつは、計り知れない狂気を出していたのだ。
「アハハハハ!禁忌「カタディオブトリック」!」
目の前のやつは、スペルカードを使ってきた。その際、顔が見えた。その顔は夢に出てきた少女の顔だった。
「まさか、フランか!?」
「ワタシノコトヲシッテルノ?」
やっぱりフランだったのか!と言う事はあの夢の通りに!
「くそ!早く此処から出ないと!」
「ニガサナイヨ?」
フランはいつの間にか俺の前にいた。
「しまっ...!」
「禁忌「レーヴァテイン」!」
そして、俺は壁に叩きつけられて目の前が真っ暗になった。
やっぱりフランは強いですね。




