儚月の思惑それは...
今回は儚月の思惑が分かります。
「あれ?もしかして竜神から聞いてないのか?」
「聞いてるも何も、今はじめて知ったわ!」
そう竜神は家族がいることを一言も言ってないのだ。しかし、一番気になったのは
「レミリア達はあんたに家族がいることを知っているの?」
「いや、レミリア達にはまだ言っていない。」
「何故?普通は自分に家族がいることを言うはずよ?」
「まあ、確かに普通は言うだろうがもし竜神が幻想入りした時のためにあえて言わなかったんだ。」
「あえて?もしかして竜神が幻想入りすることを知っていたの?!」
「いや、竜神が幻想入りしたのは今始めて知った。だが、竜神の能力を聞いて俺の作戦を実行できる!」
「貴方の作戦?それって一体?」
「フランの狂気を消し去る。そして、レミリアとフランの仲を戻す。それが俺の作戦だ。」
霊夢は儚月の作戦を聞いて 驚いていた。フランの狂気を消し去る?!そんな事が出来るはずがない。そう、フランの狂気は生まれつき。つまり、フランは狂気に完全に飲まれているのだ。
「そんな事は出来るはずがないわ!フランの狂気は生まれつき。つまり、生まれつきの狂気は消し去る事は出来ない、絶対に!」
霊夢はそう言ったが、儚月は霊夢の考えを否定した。
「確かに生まれつきの狂気は消し去る事は出来ないだろう。しかし、竜神の能力を使えば出来なくもない!」
竜神の能力?霊夢は少し考え竜神のある一つの能力を思い出した。
「もしかして、あの能力?」
「そう、竜神の「傷を癒す程度の能力」を使うんだ。そして、フランの狂気を癒す。すると、狂気は消え去るはずだ!」
「確かに、それが成功すればフランを地下室から出せるはず!」
「それでだ、霊夢にも協力してもらいたいんだ!」
「協力するのは良いけど、何でレミリアは紅霧異変をまた実行したの?」
「ああ、それはフランを外で遊ばせたい思いがあったからだ。しかし、レミリアの起こした異変は人里の人達に迷惑をかけている。だから俺は霊夢達に協力するんだ。」
「なるほどね。だったら私も貴方の作戦に協力するわ。」
「すまない、助かる。」
「だったら貴方の作戦を成功させるために竜神達と早く合流しないとね。」
「そうだな。早く行くか。」
そうして、霊夢と儚月は竜神達と合流するために行動するのだった。
ネタ尽きた(;・ω・)




