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女だけど女の子にモテ過ぎて死んだけど、まだ女の子を抱き足りないの!  作者: ガンホリ・ディルドー
最終章 第二次中央戦争編
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異形の計画

 光が収まると、そこはいつもの空間では無かった。

 私を中心として円状に配置された六枚の扉。

 それぞれ赤、橙、黄、緑、青、藍色の宝石で彩られている。

 振り返るとペニバーンとイージスちゃんが並んで立っており、少し後ろでロウターが控えていた。


「主よ、今から遠い昔話をしよう」

「創世神様の武器たる我らが、何故人間界に姿を現したのか」


 ペニバーンというのは、私が付けた名前だ。

 元々は神槍グングニルという名前で、イージスの盾と共に対の武器として存在していたらしい。

 ユグドラシルのお婆ちゃんが『創世記』という時代からペニバーンは存在しているという話はしていたが、こうして彼女の口から語られるのは初めてのことだ。


 彼女達を所有していた元々のご主人様は創世神、つまりこの『混合世界』という世界を創り上げた神様だったらしい。

 共に原始の時代からこの世界を発展させ、生物のいない大地から人間が住める場所まで発展させた。

 二人は創世神と共に混合世界を見守っていたが、ある日突然それを脅かす者が現れた。


「この世界の技術力は200年前と比べて急激に上がった」

「世界には格が存在する。異形の目的は、この世界の格を上げること」


 この世界に私が転移する時、ヴィクティムちゃんに3つの世界を選ばされた。

 地球にも世界としての格が存在するようで、死んだことによって私はそこから抜け出し、混合世界という場所に移動した。


「格上から格下の世界には転移することは出来ない」

「世界の格が高ければ高い程、それを支配する者の神格も高くなる」


 つまり、地球は基本的にこの混合世界よりも格が低いらしい。

 勿論一部では勝っているところもあるはずだが、魔法というエネルギーを活用出来るこの世界では総合的な技術力では劣るようだ。

 格上から格下の世界へ転移してしまうと、知識者による革命的な変化が起こる可能性があるので禁止されているようだ。

 ヴィクティムちゃんに地球へ戻してとお願いした時にそれは出来ないと言われたのは恐らくこの為だろう。

 唯一の連絡手段である『異世界公衆電話』なども、全て管理されており、そういった技術が伝達されることが無いようロックされているそうだ。


「つまり、本来この世ならざる者である異形は創世神様に代わって混合世界を乗っ取り、他の世界と比較にならない神格を得ようとしているのだ」

「それを恐れた創世神様は、反撃の芽を植える為に自らの力を七つに分けた」


 その七つに分かれた力こそが、七色の英雄らしい。

 しかしその力にすら目を付けた異形は、それを取り込もうと画策する。

 六柱という自らが選んだ者達に力を与え、英雄達を育てさせた。

 そしてその力が熟した頃に刈り取り、自らの力とするつもりらしい。


「異形の計画を防ぐ為に、私達はこの世界に降り立ったのだ」

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