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女だけど女の子にモテ過ぎて死んだけど、まだ女の子を抱き足りないの!  作者: ガンホリ・ディルドー
最終章 第二次中央戦争編
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模索

 私が次にやるべき行動は何か。

 髪はもう撫で尽くした、フリジディ王女もこれ以上は望んでいないはずだろう。

 他の部位を撫でまわすか、それともキスに移行するか。

 何をやっても正解な気がするし、何をやっても不正解な気もする。

 ならやっぱり、私がやりたいことをしよう。


 そう決めた私は、思い切ってフリジディ王女の服へと手を伸ばした。

 今はなんというか、キスの気分じゃなかった。

 もっと貪欲に、フリジディ王女の身体を貪りたいと思ったんだ。

 彼女はやはり抵抗せずに、ただされるがままを受け入れている。

 ただ只管に目を細めて、私をじっと観察するように。

 時折私が舐めたりすれば、少し声を漏らすこともあるが、それ以上の反応は中々得られない。


 こんな経験は今回が初めてじゃない、こんなの焦ることでもなんでもない。

 女の子によっては、私の行動に対して物凄い反応してくれる子もいるし、逆に凄く冷めきった表情で私を見つめる子もいた。

 暖簾に腕押し糠に釘というに相応しいこの状況ではもう、只管に自分を信じてやるしか無いのだ。

 そこに明らかな拒絶の色が見えないのであれば、失敗ではない。


 だがどうしても、こんなに反応が素っ気ないと、いかに集中していても周りの雑音が耳に入ってきてしまうのだ。


「相変わらず上手ね、グングニル」

「君は反応がいいから、とてもやりがいがあるよ」


 どうやらあちらはとても上手くいっているようだ。

 いけないいけない、今は他の様子だなんてどうでもいいのに。

 少しでも気を乱してしまえば、じっと私を見つめているフリジディ王女に見抜かれてしまう。

 それは非常にまずいし、何よりドスケべ中に一人の女の子へ集中出来ないというのはそれだけで罪だ。


 そう思い直して改めて彼女の身体を弄ると、彼女の反応に変化が起きた。

 今までよりも明らかに異なる反応、例えば私が彼女の腹部に触れれば少し身を捩らせたり、優しく抱きしめれば驚いたようにびくついたり。

 一体何が起きたのだろうか、しかしこれでいきなり手を止めるわけにもいかない。

 むしろ見ようによってはチャンスでもある。


 私はより一層気を巡らせて、彼女が強い反応を示す場所を必死に探した。

 しかし、それに全く統一性が見つからない。

 指先でなぞるように触れて、一部で反応を示したからそこを中心的に攻めてみても、それ以降は全くの無反応だったり、逆に今まで一度も反応を示さなかった場所を思いだしたように触れてみると、急に悶えた声を出す。

 少し不審に思った私は、一つ試してみることにした。

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