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女だけど女の子にモテ過ぎて死んだけど、まだ女の子を抱き足りないの!  作者: ガンホリ・ディルドー
最終章 第二次中央戦争編
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ヤコとの再会

 それからも、何度か特殊キーによるロックが施された扉が立ち塞がったが、不思議な程に私達が扉に近付くにつれて、どこからともなくそれを解除する人口生命体が現れ、何の苦労もなく目的の部屋まで辿り着いたのだ。


 あまりの都合の良さに、誘われているのではないかと考えたが、私達と敵対しようとする者であれば、こんな回りくどい真似をする必要は無いだろう。

 どちらにせよ、見つかっているのであれば既に私達は終わりだし、残る可能性に賭け、扉を進んでいった。


「なんで、扉が……」


 ヤコへの手掛かりへと繋がる最後の扉は、何故か粉々に破壊されていた。

 見た所壊されたのはつい先ほどのようで、破片や塊が床の上に転がっている。

 そして、その部屋には、私達が求めていた中で最高な部類の存在がいた。


「ヤコ!」


 何があっても動揺しないと心に決めていたのに、彼女の姿を見た瞬間に全てが吹き飛んでしまった。

 まずい、と思った時にはもう遅い。

 行運流水の効果は切れ、私達の姿は丸見えになってしまう。

 私達に緊張が走ったが、不思議なことに、侵入者の発見を示す警報等が鳴り響くようなことは無かった。

 まさか、艦内に警備システムを施していないなんてことはないだろう。

 事実、これまでに監視カメラのようなものを何度か目撃したし、すぐ近くにも何台かある。


「本当に、なんなのかしら」

「まぁいいわ、今はとりあえずヤコを助けるのが先よ」


 ヤコは怪しげな機械に拘束され、身動きが取れないのか項垂れていた。

 とりあえず彼女に駆け寄り、助けに来たことを伝えなければ。


「フィスト……それに、ビッケさん」


 起きてはいたのか、私達が近付くと顔を上げ、驚いたような表情を浮かべた。

 そして申し訳なさそうに目を伏せると、再び顔を伏せてしまった。


「ごめんね、迷惑かけて」


 普段からは想像も付かない、しおらしい態度の彼女に思わず慰めの言葉を掛けたくなるが、今は残念ながらそれどころではない。

 いつ私達の侵入が気付かれるかわからないので、とりあえずはヤコの拘束を解かなければ


「謝罪は後でいいわ。それよりも、拘束の解除方法は分かる?」

「ごめん、目覚めたら拘束されてたから、何もわからないんだ」


 まぁ、そうだろう。

 正直予想はしていたので、そこまでの落胆は無い。

 周りを見渡せば、よくわからない機械が沢山ある。

 拘束している機械に繋がるコードを辿って行けば、ある程度は絞れるかもしれないが、仮に解除が可能な機械を見付けたとしても、その方法がわからないのでは時間の無駄だろう。


「……なら物理的に壊すしかないわよね」



 最近話題のカスタムキャストというアプリを使用してみましたが、とても面白いですね。

 自分は絵が下手なので、天上院弥子のイメージはあっても、それを実際に表現することは出来ませんでしたが、カスタムキャストを使って天上院弥子を作るのは中々いい時間でした。

 読者の皆様も、よろしければインストールして遊んでみてくださいな。

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