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amorous song  作者: 唯☆
3/3

*彼との出遭い*

運命の出逢い




あたしも、もぅ19歳で大学2年。あたしが大事な彼氏と出逢ったのは今から4年前の事だった。あたしが高2で16歳の頃だった。

ー4年前ー

高校1年生の時は、まだ彼とは出逢ってなかった。出逢ってたかも知れないけど。あたしには、見えてなかったみたい。

「美羽。高2で彼氏がいないとか最悪じゃあん!」

未来は、電車の中である事も忘れて叫んだ。

「だって…良い男は絶対彼女持ちなんだもん。」

「今年にかけるしかないかぁ。美羽は、同級が良いの?」

「うん!同級が良い。」

乗りドワを見てる…イケメンの男が入ってきた。

「未来、あの人カッコいいだけど。」

「陽平の方がカッコイイ。」

「まぁ……。」

「あの人だけど、女に興味持たないから。付き合えたら凄いよ。」

これがあたしと彼の出逢いだった。

「駅だけど、着いたよ。」

見とれたせいで…忘れてた。

「名前だけど…なんて言うの?」

「多分…青江亮…1年生にしながらサッカー部のレギュラーになって時期日本代表選手らしいよ。」

学校に着いたら…クラス発表されてた。

「美羽、同じ3組。」

少し一安心。

「白石。同じクラスだなぁ。」

その声は、幼なじみの杉内慶祐だった。

「よろしく。」

あたしは、ずっと彼が同じクラスか気になった。

ー教室ー

教室に行くと慶祐は…彼の所に行った。

「美羽、紹介するから・・来い。」

そう言われて慶祐の所へ行った。

「幼なじみの白石美羽。」

「よろしく。」

「女なんか興味ない。」彼の第一印象は、うざいだった。

「嫌いから好きになるのだけど良いよねぇ。」

バカらしいと思ったけど…あたしがそうなるとは思わなかった。

「未来、陽平くんと良い感じ?」

陽平とは、未来の彼氏。鳴嶋陽平。遠恋状態。

「もぅ、happy。」

「今日だけど、レギュラーのみ部活だって!」

あたしと未来は、レギュラー。

「大会だけど9月じゃあん。」

「あぁ…陽平が来週帰省だって。」

陽平以外の男子は未来には見えてないみたい。

ー部活ー

「再来週だけど…サッカー部の応援にうちらが行くから。」

「はい。」

なんかとても楽しみ。

「出られるのだけど…3年生5人・2年生5人だから。」

なら…あたし絶対落ちた。

「紙に書いてあるから見ておく事。」

「はい。」

「解散だから。片付けだけど宜しく。」

「失礼します。」

「美羽、見に行こう。」

なんか緊張するんだけど。

「ねぇ…未来見に行ってくれない?」

なんか少し怖いんだけど。

「良いよ。」

この応援があたしの運命を変えるとは…ここにいる誰が予想しただろう。

「美羽!有ったよ。うちも。」

良かった。少し安心した。

「それで…美羽がセンターだよ。」

えぇぇ。あたしが?!

「美羽。頼んだよ。」

「はい。頑張ります。」

ー自宅ー

「ただいま。」

「「お帰り。」」

あたしの家族は、父・母・兄・あたしの4人。

「また…お兄ちゃん彼女のところ?」

「良いじゃあない…お兄ちゃんだって高3よ。」

分かってます。彼氏を作りなさいでしょ。

「お風呂入って寝るから。」

「美羽、ご飯は?」

もぅ…あんたらに関係ないじゃあん。

「もぅ…食べた。コンビ二で。」

「美羽。小遣いだ…母さんに黙ってろよ。」

「うん。有り難う。」

父さんは、子供に小遣いをあげるのが唯一の楽しみらしい。

ー自部屋ー

「あぁ…また明日も逢えるかな?」

「あんなカッコイイ子だけど…見たことない。」

「運命の出逢いだったりして。」

そう彼とは運命の出逢いだったのかも知れない。

「おぃ…。早く寝ろ。」

「お兄ちゃんに言われたくない。」

「彼氏もいないくせに。」

「おやすみ。」

彼と逢えると信じて眠りについた。


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