表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あの時に・・・

作者: ぱぴ~

私は、高校を卒業する時に決まっていた企業を1週間で辞めた。

その後、3年間フリーターをしていたが、バイト先の店が閉店することになり、いざ『就職』と思ってもなにも資格を持っているわけでもなく、大学に通っていたわけでもないので就職活動は難航した。

結局、高校卒業後になんとなく受けた講座の派遣会社に就職した。

委託契約先に配属になって10年が経とうとしたある日、会社から配属先の変更(異動)の話が出た。

それは、新規受託先であった・・・


派遣会社の中にも、いくつかタイプがある。

人材派遣型

 これはよく聞く人材派遣のタイプで、1人あたりの金額で会社同士が契約をして人間を送るだけ。

 時間外手当などは別途追加になることがある。

 指揮命令系統が勤務先の人間から直接出される。まぁ、よくある派遣で、派遣いびりがあると言われているやつである。


成功報酬型

 請求書、明細書など、書類1枚につき金額が発生するタイプ。

 毎月、枚数が変動するため、一枚単価で契約をする。

 派遣会社は納期までに終わらせればいいので、人間の数には縛られない。

 携わる人間が少ないほど会社の利益が出る。


業務委託契約型

 一つの部署をまるまる派遣会社に任せるタイプ。

 部署の仕事量など色々考慮して入札金額を決めて、入札競争に勝てば受託契約。

 会社間の契約が大体2、3年で更新される。(再度入札になることもある)

 部署の業務を一任しているため、配属人数、業務の効率化など、全てにおいて派遣会社側が行う。

 契約先の会社は直接従業員に指示が出せないので、業務についてクレームなどは一旦、派遣会社を通さなければならない。


閑話休題


配属先変更後、8時半から17時半(8時間)のはずなのに、フルタイムは私1人、パートが3人(9時から14時、9時から15時、9時から17時)。

最後の客が捌けるまで19時。

勤務時間と捌けるまでの時間がおかしすぎるうえに、パートはどれだけ忙しくても定時には帰りよる。

残された私が最後まで残り、さらに日中にできない仕事をして毎日毎日日付が変わって終電間際まで仕事。時には終電を逃すことも…

終電で帰っても、深夜1時過ぎ。翌朝8時過ぎに出勤。

こんな日々が続いて精神的に参って………




『ホームから飛び降りたらどれだけ楽かなぁ〜』などと思う日が出てきて、時には気がついたら車道の真ん中を歩いていたり…

拒食症になっていたり(体重もあったので減量にはなった)



入社当時から知っている人間が別部署に居て、様子を見た時にこれ以上は無理と判断して自分が所属している部署へ引き抜いてくれた。

そこは9割以上がフルタイムのため、何人かのグループで助け合いながら業務を行っていた。



それから数年、気持ちも落ち着いてきたが、転職をした。




転職先は、同業界てはあるが委託派遣ではなく正社員で。

数年働いたが、社長は100%の成果を求め、わからないことがあることを許さない、従業員を人間として見ているのかも怪しい。

精神不安定のまま転職したのもあるが、店舗の買収や会社の合併で8店舗分の役所手続きを私1人でやったため鬱が再発。

それからも、会社内の事務作業や店舗業務をしているが、特に評価もされることなく、現在進行形で鬱も進みつつある。

最初の就職後結婚をして、子供も居て、転職後に家も、車も買ったが、ストレスのためか給料に似合わない金使いもしてしまい。

また、自殺願望が顔を出しつつある。







やっぱりあの時に◯んでおけばよかった・・・・・・・・・・・

今からでも遅くないよね・・・・

どんな◯に方が楽なのかな・・・




Fin



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ