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狐依コンの異世界大冒険  作者: 狐依コン
パレード編

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第434話「ガイア様の教え」

ガイア様と会うのじゃ!



 色々と終え地上に降りようとした時じゃった。ジドリが怒るのじゃ。

「ガイア様には会っていかないのか?」

 そうじゃった。忘れるところじゃった。ワシらはジドリの案内でガイア様と会うのじゃ。

 空間に入ったワシとジーナはガイア様に笑われるのじゃ。

「まぁまぁ。地の神らしいオチがつきそうだったな」

 笑うガイア様に謝りつつワシらは話を聞くのじゃ。


「外大陸について聞きたいのじゃ」

「いいだろう。外大陸は管理者が違う。世界を広げているのも、世界の土地を作っているのも、ワールド様だ。だが、内大陸の土地の管理をしているのは私なんだ」

 海の管理はウンディーネ様、空の管理をしているのはシルフ様、雷のエネルギーの管理をしているのはインドラ様、火の管理をしているのはイフリート様、土地の管理をしているのがガイア様だそうじゃ。


 外大陸は管理する神が違うようじゃ。インドラ様の言っていた龍の神のように何か違うそうじゃ。

 貰えるヒントはそこまでだそうじゃが、この大陸で通用した力が通じないのが外大陸だそうなので、気をつけるようにと言われたのじゃ。

「精霊の力は外大陸に行っても使えるから安心して欲しい。こちらとの色々なものが途切れるわけではないからな。ただ、あちらとの隔たりはあるので正直な話を言うと、私にもあまりわからない」


 ワールド様たちは知っているじゃろうが、ガイア様は詳しくは分からないというのが本音だったそうじゃ。

「玄武の神にあったらよろしく言っておいてくれ。そこが要となるだろうな」

 いちいち意味深な事を残していく上位の神達じゃのう?


 精霊の力は今マックスまで上がっているそうなので、切り替えない限り大丈夫だそうじゃ。

 ジーナの水の回復力もとても高いそうなので、今後の旅に役立ちそうじゃ。

 ワシらはガイア様とこの内大陸の土地について話すのじゃ。

 大地の神であるガイア様が管理しているのであれば、デス大陸を何とかすることはできないかということじゃな。


 結論から言うと、難しいということじゃった。ジドリがいないといけないのじゃ。そしてジドリのいれる環境にないのじゃ。

 じゃがそういう環境に変われば、自ずと変えていけるというのがガイア様の話じゃった。

 ワシらはガイア様の話をルーザとアーシェとチューとレーゴナにするのじゃ。

 レーゴナは土地を耕すのにゴーレムが役に立たないかを聞いてくるのじゃ。


「どうじゃろうな? できない事はないと思うぞい?」

 折角じゃから色々試してみたらいいと提案し合うのじゃった。

 そうしてこの地を離れるのじゃ。落下の際、ドラゴンナイトに乗せてもらうことで、ゆっくり降ろしてもらうのじゃ。

 これを風のドラゴンにして貰えれば、発展に繋がるかもしれんのう?


 ストーンビーンズ国に向かう際、アーシェとはここで会ったことを思い出すのじゃ。

「この出会いがなければ、私は連れ戻されていました。本当にありがとうございます」

「逆じゃ、ここでアーシェに出会わなければ、ダイダラに負けていたことすら有り得たわい。じゃから運命の神様に感謝しようなのじゃ」

 ワシらはいるかもわからない運命の神様に祈るのじゃった。


 ルーザはストーンビーンズ国で色々と聞かれるのじゃ。デス大陸の現状を一番知る人物じゃからのう。

 そして、沢山の人々の相談を受けることになるのじゃった。

 隠れ魔王は実際おったそうじゃ。自分たちで抑え込むのに必死だったそうじゃがのう。

 そういう人たちを導きながら、ワシらは進んでいくのじゃ。


 次にローリングウッド国に行くのじゃ。色々と消耗品を買い直したあとで、あの坑道へと向かうのじゃ。

「ここはある魔王に任せていた場所なんだ。もう撤去させている」

 そしてあの青いドラゴンがウードのものだった事を知るのじゃ。

 ワシからしたらやはりそうじゃったかなんじゃがのう?


 魔道具を作るのはデス大陸でもあるそうなので、普通に狙っておったそうじゃ。

 今後は流通ルートが確保できそうなので、安心してデス大陸でも魔道具の開発をできるかもしれんということじゃった。

 色々な魔道具を物珍しそうに眺めるルーザに笑いながら、ワシらはジュースを飲むのじゃ。

 するとワシは涙が出たのじゃった。


「なんじゃ……?」

 それは野菜ジュースじゃった。そしてあるやり取りを思い出したのじゃった。

 あの子は元気にしておるかのう? そういえば神仙郷には寄ってないのじゃ。

「次の時は寄りましょうか」

 ルナの提案に、ワシは笑顔で頷くのじゃ。ちょっとくらいは楽しみにしてもいいんじゃろうか?


 ワシは休む中で、神仙郷の話が上がった時に思い出すのじゃ。

「フェニ子、ちょっといいかのう?」

 ワシはフェニ子にある提案をするのじゃ。それをフェニ子が実行した時、ルーザは寝顔で笑いながら、涙を流すのじゃ。

 きっと届いたよのう? そうじゃろ? それが叶うのがこの世界なのじゃからのう。

 幸せな夢をじゃぞ!

いい夢見ろよじゃ!


ここまで読んでくださりありがとうなのじゃ!続きを読んでくださるとありがたいのじゃ!

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