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朝起きたら
ガラスのコップに
宝石がある
原初の
輝きがある
持ち上げて
飲み込む
喉を突き刺さす
ぬるま湯だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハマってること
耳を塞ぐこと
目を閉じること
森の中で
次に、想像する
木々のざわめき
小鳥のさえずり
風のくちぶえを
こうすると
ワクワクする
砕かれた幻想が
この世で一番
美しいから
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日君は、ここにいない
誰かに認めてもらうために
誰かはわからない
偉い人?
賢い人?
人を、助けられる人?
いつか君は
コーヒーの匂いを忘れるかも
だけど私は忘れない
君の匂いを忘れない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
君が帰ってきた
眉間にしわを寄せて
唇を苦々しく噛んで
努力の結晶をゴミ箱に捨てる
私はそれを拾い上げる
整然と並べられた言葉の列に
汗と涙の匂いが香る
私はそれを再び捨てる
言葉を扱う者として
最大限の敬意を込めて
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
君が助けたい人は
君が思うほど興味がない
君が頼ってる人は
君が思うほど優しくない
君が待ってる人は
君が思うほど待ってない
君が見ている人は
君が思うほど君を見てる




