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僕らの脱出ゲーム  作者: 夜川玄米
2/2

約束

ゲームが始まる前に、主人公は一人の女の子と出会いますが、何か秘密を持っているようで……?

俺はどうして、こんな事になったんだろう。

毎日絶望しているだけの人生に  

希望をくれたのかはしらないが


ゲームマスターは


「脱出ゲームを行う」


と呟いた。


―脱出ゲームというのは


この廃校の謎をとき脱出するだけのゲームである。

門には鍵がかかってあり特殊な鍵穴をしている。

脱出できるのはたった 一人 だけ。


味方なんて付けたらその時点で敗けだと俺は思っていた。

そう。風間(あいつ)の事だ。


風間と協力しては必ず抜け出せるとは限らない。

今の脱出ゲームの説明を聞いて分かるだろう。


「なあ風間」


ここはもう言うしかないんだ。


「ん?何?」


すまん!


「協力はやめよ……」


「なあんでだよ!?俺らは友達だろ!?

 まさか裏切るつもりでいたのか?

 ゲームで裏切るつもりでいたのか?

 おい!ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんな!死ね!死ねよ!死ね!死ね死ね死ね死ね!」

      



     〔黙れよ〕    〔死ね〕

〔怖ぁ~い〕 〔気持ち悪い〕

   〔誰?〕 〔ひえ~〕〔うるさいな〕

       〔きしょ〕

  〔死ね〕     〔あほくさ〕



やっぱり言わないほうがいいの、か?そうなのか?……


「あー……ごめんな?……」


「許さない。

 裏切ったよお前は。 

 この後ゲームで殺してあげよっかあ!

 お楽しみにねっ☆」


……


恐い


恐い恐い 

恐い


恐い


恐い


恐い恐い恐い


死にたい


死にたいよ

死にたい


死にたい死にたい


ねえ



どうして?



俺は



何で



絶望した日々に



また



絶望しなきゃ



ならないの?








「さっ!新規参加者のみなさん!第一ゲーム開始です。


…というか、脱出ゲームの中で出てくる適さんの紹介ですねっ


さあさあ、出てきてください。



うんうん。


さあ皆さんご覧ください!右から三原色の色の服を着た3人の怪物さんがいますね。

この人達は君たちが謎を解いて廃校の謎を解き明かす中で

君たちを 


「 殺す役目 」


をしてくれるんです。


ふふ、どうやって殺してくるかは人それぞれ違っていますからね。


くれぐれも死なないように。


それでは、自由に廃校回っちゃってくださあ~い!

脱出以外の目的はなし!

三原色さんに見つからないように頑張れ~☺


君達が出ていってから30秒たつと出てくるよ、ふふふ



……は?



このゲームマスターとやらは何がしたいわけさ?



人生辛い人にまた辛さを味わって欲しいって?


 

ばかなの?



あー………もう嫌だなあ……



「こんにちわっ!」


ん?誰だ?


「びっくりしましたあ~?私!ララっていーまーす!

あははっ!よろし……」



「アブぅぬに荷や多良間なや幡鎌は藁に歩麿愛奈摩可だののの手野のの友野のと目」んゃは種はま………」


「何だ!?」


さっきの三原色の怪物の1匹がすぐ横を通った。

横にいても気付かないということは視力が悪いのだろう。


いや?鼻で嗅ぎはじめたな。


バレたか?………


「お兄さん。静かに。あいつは視力は悪いけど鼻が鋭い。」


「ほう……?」


やけに詳し………


「んし「深津タコまは筒篠田は起こる湯曽田ょ?無なはてお外の田の湯足りなた歩豊間子とも湯とのと!?!?!?!?!?」



「は っ ! ? 危 な い っ !」


その時、それの身体が勝手に動いた。

三原色の1匹の青色が女の子を襲おうとした瞬間に 

女の子を守ろうとすることができた。


でも、俺は―


「くぶぁっ」


口から血が……腹からも!首も、……うっ目から血……


その時、女の子はこう呟いた。


「……見せ物にならせて、ごめんなさい」

第二話、どうでしたでしょうか?

さあ、まだまだ続く長編小説!


最後の見せ物というキーワードはこれから先

何かに関わっていく物なのかもしれません……

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