私は私が良いと思うことしか良いとは思えない方へ。
どこにでもあるだろう日常の嫌なこと。
ヘンテコな服を好む子がいました。
どうにもセンスがないので、野暮ったいとおもっていたら、その子はその服がお気に入りで長年大切にしていると言いました。
その子が大切にしているその服が、私はとても大っ嫌いだったので、裏アカのSNSで悪口を書いたら、ある日、もう、あの服を着なくなって私と同じブランドの服を着るようになりました。
周りからも、センスが良くなった、垢抜けた、と褒められるようになったと言いました。
美術大学でのおはなしでした。