好き嫌い
家でまったりデート中の恋人の一幕を書いてみました。良かったら読んでみて下さい。
「ねぇ、どうして腰に手回すの嫌いなの?」
さとるはいぶかしげに私に尋ねた。
「恥ずかしいからだよ。」
私は答えそっぽを向いた。
「人前でしてるわけじゃないから別にいいじゃん。それに俺達それより恥ずかしい事もっとしとると思うけど?」
「そっ、それはそうなんだけど。」
「なんだけど?」
こういう時のさとるはたちが悪い。
私が困るのを見て半分楽しんでいるのだ。
6つ上の彼氏様はすんだ笑顔で圧をかけてくる。
長期戦になるとどんどんエスカレートするので、私は堪忍してポツポツと喋った。
「お腹が…」
「お腹が?」
「お腹に肉があるのがわかるからです…」
私が答えると、素早く答えた。
「じゃあ、恥ずかしいから手繋ぐのやめる?キスもしたかったけどやめよっか?」
「それはする!していいんなら何回でも!!」
はっとした私は自分の言った言葉に赤面し、下を向いた。
「好き嫌いしちゃだめだよ。しょーこ。腰に手まわすのも、手繋ぐのも、キスも一緒にお風呂に入るのも、全部好きにならないとね」
さとるは満面の笑みで私をさとした。
「あの…1つ増えてませんか?」
「何が?」
「なんでもないです…」
これからも彼氏様には振り回されそうです。
読んでいただきありがとうございました。
たまにこういう短編ものも書いてみようかと思います。




