ありがとうございました。
この作品の最初の設定を作ってから、十年以上が経っています。
道楽以外の何物にもなりませんが、ここに完結を迎えさせていただくことができました。
正直出来の方は恥ずかしくて何も言えないほどですし、そもそもの内容自体恥ずかしすぎるレベルです。
しかしながら、けじめは付けようと書き続けた結果、なんだかんだ言ってこの歳でも愛着は湧くものですね。こんな作品でも。
もっとも、本来は最初の時点でハッピーエンドとなる企画だったんですが、つい殺してしまいました。
いやはや、もしかしたら私はいろいろサイコパスなのかもしれません。このあとがきも、登場人物たちに私を殺させる小話にしようかとか、『魔法狙撃メイド少女・SNIPE☆みーくちゃん』をやろうかとか、考えていました。
ちょっとやってみたい。
まあいずれにせよ、こんな作品はもう書けないと思います。年齢的に。
さて、それではそろそろお別れの時間です。
ここまで読んでくださった皆様、感想をお寄せ頂いた皆様、最初期のプロットを楽しんでくれた(と私は信じている)同級生のH君へ……
本当に、ありがとうございました。
二〇一八年十一月二十七日 浅村Anri拝