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見た目重視な男の話

作者: 村雨吾妻

「君はなんて美しいんだ結婚してくれ!」


「私はうそつきで浮気な女よ」


―――


「君との子供はなんて可愛いんだ」


「あらホントね。貴方に全く似てないけれど」


―――


「君はいつまでも美しいままだね」


「そんなことないわ。最近少し……」


―――


「君はますます綺麗になったね」


「あなたはうそつきな男ね。今の私は……」


―――


「あなたは、何故いつまでも優しいの……」


「君の笑顔が綺麗だからさ!」


―――


「私もすっかりおばあちゃんね」


「ああ、美しいおばあちゃんだ……」


―――


「あなたもうそつきな男ね……、私のどこが気に入ってたのかしら」


「君の笑顔を見た僕の瞳が、美しいとうるさくてね」


―――

―――


「すまない。もう眼がみえなくてね。きみの笑顔を教えておくれ……」


「アハハハ!あなた、私は今も笑っているわ!!」


―――


「どこへいったんだ?!ああ……君の声を届けておくれ…」


「あなた。わたしのえくぼはここよ……」


―――


「手がもう動かないんだ。どうして君の美しさを見ればいいんだ」


「私はここにいるわ。ここにいるの……。笑っているのよ。今もあなたのおかげで」


―――

―――


「ああ……。そこにいるのか。顔も声もえくぼも解からない。でも解かるよ。君は笑ってくれている……。君はいつも僕のために笑い続けてくれたから。君の美しさしか愛せないぼくのために。もう……、お別れのときかもしれない…………」


「……笑えるわけがないじゃない。こんな時に笑えるわけが、ないじゃない……。貴方が私を正直な女にしたのだから。なのに、最後にうそつきにするなんて……」


「……………」


「ええ……、笑っているのよ、私。本当に……。ほんとう……なの、よ?」


―――

―――


「ありがとう。貴方が私を本当に美しくしてくれたから。あなたの妻は美しく無ければいけないから」


―――


「赤い屋根の家のおばあちゃん。最後までニコニコしてたわね~」


「綺麗な顔だったわ~。まるで、恋する女の子みたいに」


―――

END


自分の頭の中で考えてた時は、自分で泣いてしまうくらいの出来だったのに。

文章を書くってホント難しいですね。

初投稿です。

どこかパクリっぽいのはお許しを。

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