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御神体の囁き  作者: 兎丸
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序章 封じられた神社

ご覧いただきありがとうございます。

まずは序章として、主人公たちが神社へ向かう経緯を描きました。

高瀬悠真が最初にその神社の存在を知ったのは、祖母の古い怪談だった。


山奥にひっそりと建つ神社。

夜に近づいた者は姿を消し、二度と戻らない――。


子どもの頃は怖い話として笑って聞き流していたが、大学で民俗学を専攻し、古文書を調べるうちに、その神社が実在したことを知った。


記録には「御神体を封じるため、参道を閉ざし、村人の立ち入りを禁ず」とある。だが、何が封じられていたのかは一切触れられていなかった。


悠真は興奮し、指導教授の榊原剛に報告した。教授は渋い顔をしながらも、「調査の価値はある」と同意した。


そして準備が整い、同行するメンバーが集められた。


後輩の佐伯美咲。彼女は怖がりながらも、研究に協力すると言った。

計測機器を扱う技術者の川村拓也は、幽霊など信じてはいないが、数値で異常を証明できるなら面白いと乗り気だった。

神社の位置を知る木下守は、幼い頃から「決して近づくな」と言い聞かされていたが、不安げな表情のまま案内役を引き受けた。


こうして五人は、霧の山道を進み、忘れられた神社へと足を踏み入れることになった。


だがその夜、彼らを待っていたのは、決して理屈では説明できない恐怖だった。

この先、神社で起こる出来事を描いていきます。

ゆっくりと怪異が迫る雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。

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