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第六話「右腕の葛藤と魔王の慈愛」

 貴方が退屈に殺されてしまうのではないかと。あの頃、ただそれだけが心配だった。


 不安の種と呼ぶべき懸念は常にレジーナの内にて冷たく存在を主張した。それは上手くいきすぎた戦勝の報告を名前も知らない部下から聞いている時であったり、予想通りに条約をひっくり返してどうだ思ってもいなかっただろうと勝ち誇る敵国の軍師を眺めている時であったり。

 十人の魔女を従え魔族の全てを背負う魔王の真紅の瞳がゆるりと細まるたびに、レジーナはーー右腕はどうしようもなく背筋が震えた。例えば、次の瞬間に笑いながら「もういいや」と心の臓をくり抜いて別れを告げてきそうな危うさが、当時の魔王にはあったのだ。

 ピンと張った細い細い糸の上を歩いているような男だった。そのくせ、ふらふらとおぼつかない足取りで肩を揺らすものだから、右腕はいつ彼が落ちるか気が気じゃなかった。

 楽しそうに笑いながら、その実何もかもが期待外れでつまらないのだと雄弁に語る双眸は死神の鎌を映していた。人類が死に物狂いで戦っていたあの頃、魔王の敵は彼等じゃなかった。そんなものでいいはずがなかった。どいつもこいつも彼の思惑を外さないせいで、戦況はあまりにも魔族に有利に進んでいたのだから。


 道化師になれたら良かった。無垢な子供のように彼が喜んでくれるのなら、この身の一つくらい差し出したって構わなかった。

 戦況は生き物で、驕りは命取りになる。けれど魔王の前では全てが無意味だった。彼が操る戦場は驕りすら逃げ出すほどの緻密さでもって勝利を掴む。当然の結果だと欠伸を零す男の横で、右腕は静かに恐怖していた。

 彼への畏怖ではない。そんなことでは断じて無い。右腕がどうして、自身を動かす心臓を恐れると言うのだ。ならば何に恐怖して、あんなに震えていたのかと。そう問われればそれは世界にだとしか言いようがない。

 そうだ、世界だ。右腕がどうしようもなく怖がったのは。だってそうだろう? きっとこの人は、退屈を装った世界に殺されるのだ。人類の剣が届くよりも先に、この人は自ら喉を切る。あまりにも容易く想像がついてしまったから、右腕は王の隣を離れることができなかった。新たな争いの火種が投じられる度に苛烈な炎が瞳の中で燃え盛る。その炎に安堵して、しかしてそれが鎮火されるまでの速さに絶望した。

 世界は不出来だったのだ。貴方の望みの一つも叶えられない種族が繁栄したのは、この世界の罪だった。

 娘を殺された母親が、怨嗟を込めて泣き叫ぶ。お前達は命の大切さも知らないのだろうと。だからこんな残酷なことが出来るのだと。

 右腕はその時、氷の美貌の下でみっともなく喚きたい衝動に駆られていた。ふざけるなと詰め寄りたかった。貴方達が無能で愚鈍で不出来なせいで、あの人は死んでしまうのだ。つまらなさそうな顔をして。貴方達の方が、私達なんかよりも残酷だ。残虐で非道なその口でよくもまぁ厚顔無恥に言えたものだ。命だと? そんなもの、とうの昔に知っている!

 人類の全てを掛け合わせても、あの人の価値には到底及ばない。地表に転がる石屑とさほど変わらないくせに、支配者面してこの星を総べていたのが悪いのだ。猿並みの知能しか持ち合わせていないくせに、彼の敵として対峙したのが間違いだったのだ。貴方達が身の程を弁えなかったせいで、彼は絶望しながら死んでいく!!


 許せない。許せるはずがない。だって右腕は彼の輝く瞳を知っていた。まだ何者でもなかった頃の。世界の小ささなんて知らなかった彼の期待に満ちた横顔を。


 だったらもう、いっそのこと裏切ったという体で人類に加担し彼の退屈を削ごうかと、右腕は嫌がる身体を無視して動こうとした。

 人類最後の王よりももっとずっと上手く人類を使って、この頭と力の全てでもって貴方に挑もう。彼の退屈が紛れればなんでもよかった。左と右に立ってヨーイドンで火蓋を落として、この星を一緒に焼く夢を見る。それはそれで甘美で満ち足りた日々だろうと、彼の元でその采配を受けていたいと駄々をこねる身体と心をかつて冷徹だと評された理性で抑え込んだ。

 そうして自身の剣を彼に突きつけようとしていた、矢先。

 魔王の退屈な世界を壊す男が現れる。奇跡と希望に愛された、人類の勝利の導き手。

 あの時の魔王の歓喜に震えた背中を、右腕は忘れることはない。そしてだからこそ、右腕は成り下がるわけにはいかないのだ。

 彼に退屈を呼ぶ存在には。だってそれは、勇者と呼ばれたあの男よりも遥かに下の、ギルヴァールにとって無価値に等しい石屑と同じ。


「ーーあぁ。だから今日から一ヶ月休むって言っただろ。マイから聞いてないのか? ……いや、そのレベルが来たらあいつらで対処してくれよ。何のためにグランドクラスが四人もいると思っているんだ」


 ギルヴァールの静かな声を扉越しに聞きながら、レジーナはだから、小さく肩を震わせていた。

 不安と後悔が目まぐるしく頭の中を回って、久し振りに感じる恐怖に怖気付く。ベットの端に座って膝の上に握りしめた両の手があまりにも小さくて、レジーナは泣きたくなった。何だってこんなにも幼い時に、彼と出会ってしまったのだろう。無論見つけてもらえたことはこの先の人生全てを賭けても足りないほどの奇跡だろうし、嬉しかったけれど。

 ……そう、嬉しかったのだ。本当に、年甲斐なくはしゃいでしまうほどに。恋をした少女のように浮かれていたから、単純な事実に気が付かなかった。冷徹な白薔薇の魔女が聞いて呆れる。レジーナは彼と出会った夜の自分を引っ叩きたくなった。目を覚ませと叫んで彼の目の届かぬところに投げ捨ててしまいたい。だってそうだろう?


 今のこの、彼の庇護なしでは何もできない自分が、邪魔な荷物じゃなくて何だというのだ。


 ルクスにあるギルヴァールの自宅は、屋敷ともいえるほど豪奢で大きな造りをしていた。その中にある彼の寝室で、レジーナは改めて周りを見渡す。

 シンプルながらも品の良い調度品で揃えられた家具。棚の上に並ぶ数々の勲章が、彼の冒険者としての功績をこと細やかにレジーナに教える。まるで責められているように感じて、レジーナはさらに縮こまった。ギルヴァールは十八で王立学園を卒業後、そのまま冒険者となったらしい。今が十九だと言っていたから、たった一年で彼はこれだけの武勇を成し遂げたのだ。ギルドの受付場で、マイがギルヴァールはヴィブラントいちの冒険者だと言っていた。


 新しい世界を見に行こうと手を差し出してくれたあの夜のギルヴァールを思い出す。

 楽しいのだろう。これと決めたら一直線で、夢中になれば我を忘れる。そんな彼の性格の結実が、この功績なのだろうから。


 もっと大人になった時に会えれば良かった。それか彼が見つけてくれるよりもずっと前に記憶を取り戻していたら、賢く生きて後ろ盾やら何やらを土産に背負えていたかもしれない。

 何もない自分は十分なハンデだ。今だってこの身体のために、彼は冒険者としての仕事を止めてしまった。

 薄い身体が柔くなるまで、棒切れのような腕に肉がつくまで、軋んだ髪が絹になるまで、一体どれくらいかかるだろう。勿論しっかりケアすればそんなにかからないと知っているけれど、それだって彼の大切な時間を奪ってしまうことに変わりはない。


 邪魔な存在になりたくなかった。ギルヴァールの手駒の中で、一等の切り札であり堅牢であり続けたかった。有能を体現する右腕でありたかったのに、これじゃあ……。


「待たせたな。思ったより長くなってしまった」


 扉が開いて中に入ってきたギルヴァールがレジーナを気遣う。

 真摯な眼差しにレジーナは顔を上げられなかった。言わなければいけない別れの言葉は喉に張り付いて出てこようとしない。

 分かっているのだ。この国には身寄りのない子供を引き受け成人まで育てる施設があって。そも、人買いに攫われなければレジーナの行き着く先はそこだった。聞いていたのだ。ヒステリックに叫ぶ母親が、宥める父親が施設の名を口にしていた。

 言わなくてはならない。最適解はとうに輝きを放ちながらレジーナの言葉を待っていた。

 これしかないだろうと大人の顔で、右腕が。

 レジーナは泣きたくなった。だって出会ってしまったんだ。また二人でと、言われて。あの夜、レジーナは黄金の言葉を受け取ってしまった。


 それでも、あぁ……。別れの言葉だ。言わなくては。必死になって喉から音を出して、そうして舌を動かして話そうとするのに、身体はてんでレジーナの言うことを聞いちゃくれない。違うのだ。ちゃんと脳みそは神経越しに命令を発しているはずで、嘘をついているわけでも怠けているわけでもなくて。

 レジーナは誰にいうでもなく弁明したかった。目の前の彼に必死に首を振りたかった。貴方の邪魔をするつもりなどないのだと声を大にして言いたいのに、それすらこの口は許容してくれない。はくりと空気だけが不恰好に溢れて、そうじゃないだろうと理性を壊そうと力技を持ちかける。

 心の柔い部分が、あの夜の馬鹿みたいに歓喜した少女がレジーナを嘘つきとせせら笑った。まるで悪夢だ。レジーナは今、一番なりたくなかった存在に成り果てようとしてるのに、彼と共にいられる時間がこんなにも、こんなにもこんなにも愛おしくて得難いものだから、正しい言葉を出せないでいる。


「まぁ、まずは食育からだな。リゾットから慣らして、普通の食事ができるようになる頃には体重も増えてるだろ」


 口をつぐんだレジーナを置いて、ギルヴァールは顎に手を当てながら話し始めた。そしてレジーナの軋んだ金糸の髪の一房を優しく掬うと労わるようにすりっと撫でる。


「……浴槽にはミューズローズのアロマを垂らそうか。お前の髪は美しかったからな。傷んでしまっては勿体無い」

「ギルヴァール。あの……!」


 慈愛のこもった声色に耐えきれなくなって、とうとうレジーナは声を上げた。

 そんな、そんなことまでしなくて良い。最低限でよかった。それだって申し訳なくて仕方ないのに、あれもこれもと計画を立て始めそうなギルヴァールを制そうとする。

 けれど。


「ふふ。お前を甘やかせるなんて、嬉しいな。あの頃のお前は有能で、隙なんて無かったものだから」

「……え?」


 声と共に上げた視線に映るのは、ギルヴァールの美しい微笑みだった。

 キラキラと輝く瞳はまるで朝露を乗せた薔薇のように鮮やかで、レジーナの想像していた退屈に死んだ目とはほど遠い。


 ぱちくり、と瞬きをする。だってそんな、まるで楽しんでいるみたいな。既視感がレジーナを襲う。記憶の中の、何かに夢中だった彼はいつだってこんな目をしていた。でも、その理由はどこにある? 今この場で、彼の興味を駆り立てるものなどあるはずもーー。


「お前は凛と真っ直ぐ立っていて、皆の手本だっただろう? 勿論、そんなお前も大好きだったけれど、俺はずっとお前を甘やかしてみたかったんだ。俺なしでは生きていけないくらい、何でも与えてやりたかった」


 当たり前だ。貴方に手ずから助けてもらわなくてもいいように、レジーナは厳しく自分を律していたのだから。貴方の望みの障害にだけはなりたくなかった。それなら死んだ方がずっとマシだ。

 だけどギルヴァールは、あの頃の魔王はそんなレジーナを、右腕を甘やかしたかったのだと言う。彼なしでは、なんて。なんだって今更なものを欲しがるのか。私の全てはもうとっくに貴方のものであるというのに。


「楽しい……ですか?」


 そんなことあるわけないのに、ようやっと口から出たのはあまりにも間抜けな問いかけだった。

 ギルヴァールが慌てたように片膝をついて、レジーナの瞳と視線を合わせる。


「すまない。お前にとっては大変なことなのに、配慮に欠けていたな」


 律儀なところが好きだった。貴方に向ける好意の一つ。どれだけ偉くなっても、信を置いた相手にはどこまでも真摯な貴方の態度が。

 眉を下げて謝罪の言葉を口にする。どこにその必要があるだろう。貴方はむしろ感謝される側のはずだ。右も左も自分も世界もわからない厄介者を、かつての縁だけで引き取って面倒をみようというのだから。


「それでも、滅多に弱いところを見せなかったお前をやっと甘えさせられると。……力になれると思って、浮き足だってしまった」


 お前を貶めるつもりはなかったんだと、言われて。やっと会話の齟齬に気づく。阿呆な問いは成程、賢い彼には上手く伝わらなかったのだろう。

 今度はレジーナが慌てる番だった。違うのだ。言いたいのは、言わなければならないのはそういうことではなくて。


「ち、ちが。……貴方の邪魔にはなりたくないんです。だから、私のせいで貴方が歩みを止めるなら、……離れ、た方がいいと。そう、思ってしまって。自力で貴方の隣に立てるまでになったら、その時に、また……」


 舌が口の中で縮こまるのを叱咤して、なんとか最後まで伝えきる。きゅっと膝の上の掌を握り締めた。

 再会の約束を取り付けようとしたのは、レジーナの決意の表れだった。貴方に恥じない私になると。なのにどうして、誓う言葉を語る声色は弱々しい。

 こんな、こんなに弱かっただろうか。優柔不断で女々しくて、まるで断罪に怯える咎人のよう。彼の為であるなら、自分すら切れる絶対の忠誠心が私の強さであったのに。駄々をこねる少女の心が痛くて痛くて仕方ない。

 レジーナは自身の変化に混乱した。混乱して、かつての右腕と自分の違いを考えた。考えた、から。


 あの瞬間がフラッシュバックする。

 貴方を置いていく、絶望が。


「……そんな悲しいことを言わないでくれ、レジーナ」


 きっと今、レジーナは期せずして互いの心臓を刺したのだ。先程まで輝いていた瞳が、影を生む。ギルヴァールの悲痛な顔がそう告げていた。


「なぁ、どうして俺がヴィブラントいちの稼ぎ頭になったか、わかるか?」


 レジーナは首を横に振った。力の入れすぎで白くなった小さな手を、ギルヴァールがそっと解いてゆるく握る。


「初めは世界を見て、冒険をするのが楽しかった。だけど、気が付けば行く先々でお前達の姿を探していたんだ。未知のものを見て、隣にいないはずのお前の名を呼んだことなんて数えきれないくらいある」


 恥ずかしそうにはにかんだギルヴァールは、遠い眼差しで過去を語る。人として生きて、なのに魔王の記憶を持つ男の話を。


「手当たり次第に依頼を受けて、達成そっちのけでお前達を探した。俺がいるんだからいるだろって安直な考えで。……いないなんて思いたくなかったんだ。灰色だった世界がそれでも愛おしかったのは、お前達のおかげだったから」


 もう二度と、と言葉を切って、ギルヴァールの眼差しはレジーナへと戻った。苛烈な炎が燃えている。


「お前達を放しはしない。あの戦争は楽しかったが、それでも悔いばかりだ。その最たるものが」


 レジーナと右腕の違いを考える。

 ギルヴァールも同じだった。私達は、癒えない傷を抱えているんだ。


「お前達との別れだ。最愛の魔女。お前を死なせて、一人にしてしまったこと」


 ギルヴァールの手が伸びて、レジーナの痩せた体躯を抱き込んだ。骨と皮みたいな貧相な身体を、まるで世界に一つしかない宝物のように彼は扱う。


「そばにいてくれ」

「ーーッツ!!」


 懇願の言葉だった。すりっとレジーナの肩口に額を当てて、ギルヴァールは途方に暮れた子どもみたいな声を出す。

 レジーナは咄嗟に彼の背に両腕を回した。冷徹な右腕の視線を振り切って、頭の中で鳴り響く警告音も全部無視して縋りつく。


「わたし、私も……! 貴方といたいです。こんな、荷物にしかならない私ですけど、隣に……!」

「なんだってお前はそう変なところで自己評価が低いんだ。どうせすぐに体力をつけて、強くなる。そうだろう?」


 レジーナはコクコクとしきりに頷いた。貴方がそう望むなら、私は貴方のそばで強くなろう。この身体でも出来ることを見つけて、貴方の力になってみせる。

 後悔や不安が全て消えたわけではない。この先も彼がこの小さな身体を気遣う瞬間にレジーナはきっと泣きたくなるし、自己嫌悪はひたすらに自身の後をついて回るのだろう。けれどそんなものよりも、彼の懇願の言葉を振り切り一人発つ方がよっぽど罪悪だと思うのだ。

 ギルヴァールの美しい瞳が翳り黒く澱むなどあってはならない。原因が自分ならば尚更だった。彼の為なら、レジーナは茨だって嬉々として飲み込める。


「勿論ですギルヴァール。愚かなことを言った私を許してください。共に在りましょう、今度こそずっと」


 微笑んだ。けど、視界がぼやけているから、きっと泣き笑いみたいになってしまっている。これは悲しみではないとわかってくれるだろうか。この身体でも貴方の隣にいれることが嬉しいのだと、他ならぬ貴方に許されたことに安堵したのだと。

 身体を離して、彼の頬に手を添えた。レジーナは瞳を閉じて誓う。その拍子に一雫の涙が目尻から溢れてギルヴァールの目下に落ちた。軋んだ髪が揺れて、この世界で最も美しい男を隠すように不恰好な檻を作る。


「ふふ。あぁ、お前はいつだって、俺の望むものをくれるな」


 ギルヴァールの嬉しそうな笑顔に、レジーナはふっと息を吐いた。

 怯えなくて良い。手に入れたものを失う恐怖など、二度と味合わせてなるものか。貴方にはずっと、前を向いていてほしいのだ。

 レジーナはその幼い顔に、成熟しきった忠誠と献身を乗せる。


「当たり前です。私は、貴方の右腕ですから」


面白かった、続きが楽しみだな、と少しでも思ってくれたら嬉しいです。

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