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1-9 明水の魔力

コンコン

「らとちゃ〜ん」

『おかえり、明水。魔法、どうだった?』

「水まほうと花まほうって出てきたよ」

『よかった〜。不安だったんだよね〜』

「らとちゃんがブレスレッドを渡してくれたおかげだよ」

実は、ブレスレッドがちゃんとちからをだしてくれるか、不安だったんだよね。

『そういえば、今日も訓練をする?』

「うん! そのためにきたんだよ」

『確か、明水は魔力制御がうまく出来なかったんだよね』

「そうなの」

そもそも、まりょくせいぎょって何? って状態なんだけど。

『じゃあ、魔力制御の仕方から教えようかな』

「は〜い」

『まず、 手のひらと手のひらを向かい合わせて』

手のひらを向かい合わせる?

どういうこと?

『えっと…。こうお祈りの時の手の形をして。それからちょっとずつ開いていって。……うん、そのくらい』

「このあとは?」

『こう言って。"我の命に従い、現れよ。鑑定魔法、魔球!"』

「"われのめいにしたがい、あらわれよ。かんていまほう、まきゅう!"」

じゅもんをいうと、私の手と手の間におっきいボールが出てきた。

『明水、これが魔力の塊。ちょっとまってね。"我の命に従い、現れよ。鑑定魔法、魔視!!"』

ましってなんだろう?

『明水。すごい人の魔力量っていうのは150。で、明水が出した魔球の魔力量は…なんと250』

「250?!」

なんで?!

これでも頑張って少なくしたのに〜。

『明水、静かに!』

だって、すごい人が150でしょ?

それを100もうわまわるってかなりやばいことなんじゃ…。

「らとちゃん、このことは絶対に言わない!」

『絶対だよ?』

「うん!」

『じゃあ、さっきの話に戻ろうか。もう一回さっきのをやって、明水』

「えーと、"われのめいにしたがい、あらわれよ。かんていまほう、まきゅう!"」

『そのまま魔球が小さくなるのをイメージして』

このボールがちいさくなるように…。

らとちゃんの目のおおきさくらいに。

『おお〜小さくなった。"我の命に従い、現れよ。鑑定魔法、魔視!"』

「どう? うまくいった?」

『……密度が大きくなってる』

「どういうこと?」

『魔力量がさっきと一緒なの』

「まったくわかんない〜」

このあと、らとちゃんとまきゅうののことについてたくさんしゃべった。

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