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1-5 魔法の練習

夕方、わたしはらとちゃんのところに行った。


コンコン


「らとちゃ〜ん?」

『待ってたよっ、明水!』


らとちゃんがとてもうれしそう。

れんしゅうきびしくないといいんだけどなぁ。


『じゃあ、覚えてほしいことの一つ目。その名も"空間魔法"』

「空間まほう?」


"空間まほう"ってなんだろう?

べんりなのかなぁ。


『空間魔法は物を収納したり、行きたいところにすぐ行ける魔法だよ。』


ものをしゅうのう出来るってすごいことだよね?!

そんなまほうが使えるなんて、空間まほうって便利だね〜。


『使うためには呪文を言うの。最も、魔法のレベルが高くなったら呪文を言わないでも使えるんだけどね』

「じゅもんのことばは何? 早くつかってみたい!」

『呪文の言葉は簡単。"我の命に従い、現れよ。空間魔法、収納!"』


らとちゃんがじゅもんをとなえると、空間まほうが出てきた!

じゅもんってすごいね!!


『魔法を出すために、最初に"我の命に従い、現れよ"っていうの』

「われのめいにしたがい、あらわれよ?」

『そう。その言葉を言うことによって魔力が集まり、その後に唱える"空間魔法、収納!"で空間魔法の収納が出るんだよ』


まほうってすごいなぁ。

よし、わたしも一回やってみよう。


「"われのめいにしたがい、あらわれよ。空間まほう、しゅうのう!"」

『えっ!』

「な、なんで〜?!」


なんと、わたしがじゅもんをとなえたら、とてつもなくおっきい空間まほうがあらわれたの。

なんで、こんなことに…。


『う〜ん…。あっ、明水! 原因が分かったかも!』

「えっ、ほんと?! なんでなんで?」


なんでだろう?


『こんな大きい魔法が出た理由は、明水の魔力量が多いからだと思う』


まりょくりょうが多い?

どういうこと?


『例えばの話だけど、明水と明水のお父さんは持ち上げれるものの重さが違うでしょ? なんでだと思う?』

「えーっとね、ちからの大きさが違うから!」

『正解! なら、魔力の場合は?』

「まりょくりょうが多い人ほどおっきいのが出せる!」

『そういうこと!』


なるほど〜。

そんなことがげんいんか〜。

それなら。


「わたしがらとちゃんにもらったまりょくせいぎょのブレスレッド? をつけたら解決する?」

『確かに! あ、そうだ! そのことなんだけど…』


らとちゃんが声を小さくした。

わたしも声を小さくした方がいいみたい。


「なに?」

『魔力制御のブレスレッドによって明水が使える魔法は、水魔法と花魔法になってるから』

「なんで水まほうと花まほうなの?」

『水魔法は明水のお父さんが、花魔法は明水のお母さんが使える魔法なの』


へー。

そうだったんだ。

知らなかったな。


『さて、話してる間に結構時間が過ぎちゃった。ばいばい、明水。また明日』

「らとちゃん、ばいば〜い。またあした〜」


今日はけんとまほうのことについていろいろ教えてもらえた。

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