1-18 令嬢らしからぬ考え
公立スイエン魔法学校に入学するまであと一ヶ月。
「はやく四月にならないかな〜」
『すごく楽しみにしてるね、明水』
「うん。だって、学食があるんだよ!」
【あ、そこなんだ】
学食ってなんかワクワクするんだよね。
メニューは何があるんだろう?
ステーキとかもあるのかなぁ。
あったらすごいよね。
「あ、あとは魔法をたくさん学びたい」
【けど、明水気を付けてね。水魔法と花魔法以外は使っちゃだめだよ?】
『ブレスレッドもずっと持っておいてね?』
「うん。大丈夫だよ。ブレスレッドは用意したかばんの中に入れてあるから」
『なら、安心だね』
【らと、学校ではどんなことを学ぶの?】
『うーんとね、外国語とか魔法の成り立ちとかも勉強するよ』
「そうなんだ」
【実技は?】
『剣の使い方や魔法のの修行をしたりするよ。あ、あと、最近は科学も発展してるから科学も学ぶかも』
「そうなんだ。剣の授業は打ち合いとかするのかな?」
【……明水って強くなりたいのかな?】
『興味を持ってるだけだと思う』
剣を使う授業ってすっごく楽しそう!
それに、かっこいいよね。
出来れば剣だけじゃなくて、弓も使ってみたい…。
【明水が令嬢らしからぬこと考えてる気がする】
『奇遇だね。らとも思った』
戦う系の魔法もはやく使ってみたい。
でもブレスレッド付けてたら水魔法と花魔法しか使えないし……………………
あ、水魔法だったら水鉄砲みたいなの出来るかも!
すごく楽しみ。
【明水のこと知れば知るほど令嬢のイメージとは真逆だなって思う】
『……だね』
「花魔法も可愛いし、魔法って学べば学ぶほどいいことだらけだね!」
『明水〜、戻っておいで〜』
「どこに?」
【戻ってきたね】
『うん』
戻ってきたってどういうことだろう?
【そういえば、制服ってどんなの?】
「白色のブラウス、白と茶色のチェックのスカート、茶色のリボンだよ」
【制服、可愛いね】
「うん。はやく学校に行きたいなぁ」
まあ、もう少ししたら行けるけどね。




