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1-12 聖霊のりた

投稿遅くなってごめんなさい。

「そういえば、ようせい以外のしゅぞく? ってだれがいるの?」

『えーとね、妖精に似てる"精霊"っていう種族がいるよ』

「せいれい? どんなの?」

『妖精は全種類の魔法が使えるけど、精霊は一つの魔法しか使えないの』

「じゃあ、ようせいの方がすごいの?」

『それがね、精霊は魔力量が千は超えていて……』

「せ、せんを超えてるの?!」

『うん。その上自分で新しいのを作れるの』

「あたらしいの?」

『例えば…水魔法の浄化は精霊が作ったものなんだよ』

「えっ?! そうなの?」

精霊って妖精と全然ちがうなぁ。

でも…。

「らとちゃんの魔力量はいくつなの?」

『えーとね…"我の命に従い、現れよ。鑑定魔法、魔球!" そして…"我の命に従い、現れよ。鑑定魔法、魔視!" …明水』

「何?」

『1500だった』

「え、え〜〜?! せ、せんごひゃく?!」

らとちゃんってやっぱりすごいなあ。

『そういえば、精霊の友達がいたなぁ』

「えっ! 会ってみた〜い」

『うん。いいよ。……"我の命に従い、現れよ。空間魔法、影像!"』

【は〜い。らと、呼んだ? あれ、その子は誰?】

『この子は明水。人だよ』

【人間の子なんて初めてみた〜。かわいい〜】

せ、せいれいってこんなかたちなんだ〜。

そういえば、らとちゃんもうさぎになってるだけでようせいなんだよね。

見てみたいな。

『…それで、明水がりたに会いたいんだって』

【全然いいよ〜。というか、今から行くね〜。"転移!"】


ヴン


りた? ちゃんが"てんい!"というと、りたちゃんがらとちゃんのとなりにいた。

【やっほー。らとと…明水だっけ?】

「はやっ!!」

『まさか本当にすぐ来るなんて…』

【よろしくね、明水】

「えっと、よろしくお願いします? りたちゃん」

【明水ってめっちゃ可愛い〜】

「ありがとうございます?」

そういえば、りたちゃんは"てんい!"というだけでここに来た。

なんでだろう?

「ねえねえ、らとちゃん。なんでりたちゃんはじゅもんをとなえなくてもここに来れたの?」

『それはね、魔法のレベルが高かったら呪文を言わなくても使えるんだよ』

たしかに、

『使うためには呪文を言うの。最も、魔法のレベルが高くなったら呪文を言わないでも使えるんだけどね』

ってらとちゃん言ってた気がする!

りたちゃんってすごい!

【でも、らとはなんも言わなくてもできるでしょ】

「え?」

『りた、そのことはまだ明水に言ってない』

【あ、そうだったの? ごめん】

『ううん。いつかは話すつもりだったし』

え?

らとちゃんってなんも言わなくてもまほうつかえるの?

それって…

「すご〜い!」

らとちゃんめっちゃすごい。

【らとって何でもできるから、いいな〜って思う】

『でも、"聖霊"っていうのもすごいよ』

「せいれい?」

『えっと、精霊の中にも種類があって、光魔法が使える精霊は"聖霊"、闇魔法が使える精霊は"影霊"って呼ばれてるよ』

【で、わたしは聖霊なの】

せいれい?

かんじがちがうの?

もうわけがわかんない。

『おっきなまとまりの精霊の精は精進のしょう。光魔法が使える方の聖霊の聖は聖火のせいだよ』

しょうじんの精かせいかの聖か。

……うん。

漢字ってむずかしい。

明水は精霊の魔力量に驚いていますが、明水の魔力量もかなりケタ違いです。


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