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男が専業主夫希望でも別にいいのだ

 某生命保険会社の調査によると、20代女性の約半数は専業主婦になりたいんだそうです。女性の誰もかれもが社会進出したり、キャリアを積みたいと望んでいるわけじゃないんですよね。


 婚活市場で重要なのは「男性は年収、女性は年齢」といわれています。

 現在でも多くの女性は若くて美しい、自分を最も高く売り込める時に、高学歴・高収入・高ステータスの男性と結ばれて、専業主婦として家庭に入り、おハイソなマダムとして習い事したり、ジムやエステに通ったり、お友達マダムたちとカフェランチしたいわけですよ。年三回くらいは海外旅行に行きたい。家事なんかは家政婦に任せりゃいいんだし。シンデレラストーリーは今だ健在なんです。


 しかし、ちょっと待ってください。

 これほど男女同権が叫ばれている現代なのに、こんなことでいいのでしょうか?

 フェミニズムの観点からいってもおかしいでしょう。


 いいですか、医者とか弁護士とか一流企業の役員など、高収入で高ステータスの男性は、たいていは若くて美しい専業主婦の妻をめとります。妻の稼ぎを当てにしたりなんかしませんよね。


 それならば高収入で高ステータスの女性も同じようにすればいいんです。

 若くてイケメンでそれなりに育ちが良くて教養ある男性を専業主夫にすればいい。


 以前、テレビの若者の主張みたいな番組で研修医の女性が「医師は女性がキャリアを積むのが難しい職業。結婚・出産して育児休暇を取るとキャリアが途切れてしまう」とか嘆いていました。

 でもそれは、女性が育児するために仕事を休むという前提で考えているから。

 さすがに出産だけは男性には無理ですが、家事・育児なんか専業主夫の夫に任せりゃいいんです。

 ゆとりがあるなら家政婦雇ってもいいんだし、仕事が出来て稼ぎのある女性がなんで家事・育児なんかやらなきゃいけないんですか。


「それはヒモじゃないか」って思ったそこのアナタ!


 性差別ですよ、それ。

 女性の専業主婦に「ヒモ」なんて言葉使いますか?

 主婦業も立派な職業だとか、主婦の労働を時給換算するととか、主婦の勤務時間は24時間とか、散々言われてるんですよ。その大変な仕事を男性がやるっていったらなんで「ヒモ」なんですか。


 もちろんすべての女性が専業主婦、ましてやハイソサエティーな専業主婦になれるわけじゃないのと同じく、すべての男性がそうなれるわけじゃないでしょう。


 そうですね、だいたい高ステータスな職業の人は自分より優秀な配偶者は求めないものです。

 なので東大、京大なんか出てなくても良いです。青学あたりがちょうど良いのじゃないですかね。

 そこそこ人前に出しても恥ずかしくない程度の学歴や教養があれば十分でしょう。


 若さと見た目はやはり重要ですね。40歳くらいの高キャリアな女性なら、25歳~27歳くらいが夫としての適齢でしょうか。身長は175cmは欲しいでしょうね。性格は大人しくて、優しくて、エスコートがちゃんとできるし、よく気が付き、気の利いた会話も出来る。暴力なんてとんでもないですが、妻を護れる程度の強さは持ち合わせているのが望ましいです。家事全般が不足なく出来る。SEXは自分勝手ではなく妻の満足を優先し、妻が求めればいつでも応じる事ができる。忘れちゃいけない、顔はもちろんイケメンでなければなりません。当然普通にモテるでしょうが浮気は厳禁ですよ。


 このくらいの条件がクリアできるのであれば、婚活市場に「専業主夫志望」で乗り出してもいいでしょう。妻となる人に求める条件は年収2000万円以上とか言っちゃってもいい。


 女性にしてもですよ、自分が高キャリアなのに同じような男性と結婚すると大変みたいですよ。

 夫がライバルになるのは良いとして、自分が夫より仕事が出来た場合、いろいろ揉めるみたいです。

 ある弁護士夫婦は、夫婦ともに大手法律事務所に勤めていましたが、妻が優秀で国際弁護士として活躍しはじめると、夫側の実家が文句を言い始めたんですね。弁護士さんてやはり「いいお家」の人多いですから、そういうところは考え方が古くて「夫を差し置いて妻が出過ぎた真似を」みたいなのがあったようで、結局は離婚になりました。残念ながらいまだ男社会的な考え方は根強く残っています。


 本当に仕事が出来て、キャリアをどんどん積み上げていきたい女性なら、専業主夫おすすめです。

 家のことは夫に任せて、思う存分仕事に打ち込めます。仕事に疲れて家に帰れば、イケメンで優しい夫が美味しい晩御飯作って待ってくれてますよ。このようにメリットは大きいはずです。


 馬鹿な話と思ってる方も多いでしょうが、専業主夫が特別おかしなことじゃなくならない限り、日本のフェミニズムだの男女共同参画だのはマヤカシですぜ。違いますかね?

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