表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

女とは弱い男には残酷なものなのだ

 女の子ってイジメられっ子よりも、イジメっ子の方が好きだよね。

 などということを悪魔な女友達に言ったら、全否定されました。


「イジメっ子が好きな女なんて居ない!どうしてそういう発想になるわけ」


 これ、ほとんどの女性に否定されるのですが、どう思います?

 おそらく女性が連想する「イジメっ子」というのは、パワハラ上司だったり、イジワルな同性なのでしょう。自分自身がイジメられっ子だった女の子なら、イジメた相手を憎悪しているかもしれません。しかし、恋愛対象になる異性に対してはどうでしょうか?


 中学・高校くらいのころを思い出してみてください。

 カノジョが居るイジメっつ子男子はいくらでも居ましたが、カノジョが居るイジメられっ子男子って見たことあります?私は無いです。


 ひょっとしたら天使のような女の子がイジメられてる男の子に同情してかばってくれたり慰めてくれたり・・なんてことがあるかもしれません。しかし!そんな天使な女の子ですら、その慰めた男の子と付き合うつもりなんか微塵もないのが現実です。同情はしても恋愛対象としてはまったく眼中に在りません。


「イジメっ子が好きな女」は存在しますが、「イジメられっ子が好きな女」は存在しないのです。


 では「イジメっ子が好きな女なんて居ない!」などという女性は嘘をついているのでしょうか?

 いえ、おそらく理性の部分では「イジメはよくない」と思っているはずです。

 なのにイジメられっ子よりイジメっ子のほうに女性が惹きつけられてしまうのは、それが動物のメスとしての本能だからじゃないかと思います。


 より強い種のオスを求める。


 これがメスの本能です。

 イジメられている男子などは典型的に弱いオスですから、メスである女子にとっては性的興味の対象外なのです。


 こういう意味では、女とはひどく残酷な生き物です。覚えておきましょう。


 ・・と、ここで話が終わってしまったら、イジメられ男子は浮かばれませんよね。

 どうすれば弱い種認定されてしまった男子が、女子の恋愛対象に昇格できるのか?について述べさせていただきます。決して高みから説き下そうとしているのではありません。私自身の話をします。


 私は小さいころからあまり体が丈夫ではなく、肥満児で疲れやすく運動がまったくできませんでした。かといって勉強が出来るわけでもなく、マンガやアニメやヒーローにしか興味がない、おまけに空気が読めない性格だったものでひどくイジメられましたよ。


 中学生になったらさらに悲惨です。

 ワルい奴らにトイレで袋叩きにされたりしたのも一度や二度じゃありません。

 中学生ですから、好きな女の子は居ましたが、私は弱いイジメられっ子ですからもちろん相手にはされません。すべての女子にとって私は道端に落ちているゴミみたいな存在だったでしょう。

 なのでまあ、そのまま凹んでしまってもおかしくなかったのですが、私の場合この状況を脱却したいと思ったのですよね。それは強力な動機があったからです!!


 好きな女の子と付き合いたかったのです。ええもう、それが動機のすべてでした。


 女子がイジメられ男子=弱い男を嫌うのは本能レベルですので、こればかりはどうしようもありません。相手が変えられないなら自分を変える、これ問題解決の基本です。


 まずやるべきことはイジメられっ子からの脱却ですね。

 私はいちばんシンプルな方法を選びました。弱いからイジメられるのだから、強くなればいい。そんな単純な発想で空手を習いました。これ、今イジメられている子が居たらかなりおすすめです。空手じゃなくても柔道でもボクシングでもなんでもいいから格闘技を始めましょう。


 私はもともと運動が苦手だったので最初は苦労しましたが、それでも1年、2年と続ければそれなりには強くなりますよ。だからといってケンカするようになったとか、そういうのじゃないです。

 ワルい奴にちょっかいかけられても「やろうと思えば今、こいつを簡単にノバすことができる」という心のゆとりみたいなものですね。これができるともうイジメられません。


 こうして高校生になったころにはイジメられることは完全になくなりましたし、普通にカノジョもできました。私は女性に忌避される弱い種から脱却できたわけです。


 これはあくまでも一例です。

 女を惹きつける「強さ」というのは腕力だけではありませんから。


 勉強が得意ならひたすら勉強すればいいのです。

 顔もスタイルもよくない、ファッションセンスも最悪で性格も暗い。女の子にまったく相手にされない。そんな男の子がただひたすら勉強して、医大に入ったら天地がひっくり返るくらい女の子にモテたというのはよく聞く話です。優秀な頭脳と将来の地位と富ってのも女を惹きつける「強さ」です。


 医者になれるほど頭が良くなくても、何かに秀でることができれば女性を惹きつける「強さ」を手にすることができます。方法なんていくらでもありますから探してみてください。


 女の子ってやっぱりかわいいじゃないですか。できれば仲良くなりたい。なのにまったく相手にされないのでは悲しいです。女性に関心持たれたいのなら、なんでもいいから「強さ」を手に入れる。これが鉄則ですよ本当に。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ