女の子とはいいニオイがするものなのだ
女の子ってなぜあんなにいいニオイがするんだろうか？私たち男とおなじ生き物とはとても思えない。
昔、こんな素朴な疑問を悪魔な女友達にぶつけてみると、次のような答えだった。
「あんたは人間の身体が自然にいいニオイがするとでも思ってるの？私たち女はね、あんたみたいな男たちと違って、いつも清潔を保つ努力をしているの」
・・・ああ、なるほど。。。じゃあ、十代の乙女のスイートな香りとかは？
「それはあんたたちロリコン男の妄想！若い女の子なんて代謝激しいんだから汗臭いだけよ。制汗剤とか、シャンプーとか、ボディソープとか、柔軟剤とかの入り混じったニオイが乙女の香りの正体」
というように、すっかり妄想ロリコン扱いされてしまったのである。
しかし、それはもうすっかり遠い過去の話。
皆様すでにご存じのとおり、2018年に某大手製薬会社が若い女の子のいいニオイの原因を解明してくれたからです。あれは馬鹿なロリコン男の妄想ではなかったのだ！若い女の子は本当に甘くていいニオイがすることが科学的に証明されたのですよ！
女の子の甘いニオイの正体は「ラクトンC10／ラクトンC11」という成分で、15歳から25歳にかけて活発に分泌され、30歳くらいからは急激に減少するので、まさに若い女の子特有の匂いなのです。
（桃やミルクの甘い匂いの成分でもあるらしいです）
しかし、この結果は３０歳を過ぎた女性たちにとっては、かなり衝撃的な事実でもありました。
「じゃあ私たちはもう、甘いいいニオイがする女の子じゃないの？」
そうなのだ。実は男は以前から気づいていたのである。
中年期以降、オジサン臭いだの、脂臭いだの、枕が臭いだの、男は散々な言われようでしたが、実は女にも加齢臭はあるのです。情け容赦のない悪魔の女たちとは違い、私たち気弱な男は女性に面と向かって「オバサン臭い」とは言えない生き物なのだ。
この製薬会社が発売した「若い女の子の匂い」がするボディソープは、これまで散々「臭い」と馬鹿にされてきたオジサンたちの間で大流行。満員電車で通勤中のオジサンたちから乙女の香りがするという怪現象を生み出しました。こうしてオジサンの逆襲が始まったのですよ。震えて眠れ女たち！！
・・・でもさ、30過ぎた女性でも美人はいいニオイがするよね？
「それはあんたみたいな馬鹿な男は美人の匂いだけ嗅ぐから。女はみんないいニオイさせてるの！」
某製薬会社様、つぎは美人特有の匂い成分を発見してください・・・。
