俺は貴族という立場だが帝国を勝手に作ってやる 2
いや、“黒い服“ではないな、どちらかというと“黒い衣“だな。そう思っていると黒い衣を着た男が一言目に、こういった。
「「「どうやったらここに来れたの?」」」
と、そういった。いや、1番聞きたいのは俺なのだが、、、と思っていると、顔に出ていたのか
「済まない、急にここにきたのだから驚いているのはあなたであったな」
と申し訳なさそうに言った。
自分はとっさに
「いえいえ」
といった。なにが“いえいえ“なのだろうか、まずは、ここが何なのか、そして、何故こんなところに自分がいるのかということを、“いえいえ“以外の言葉につなげて聞く物だろうと思った。そして、言おうと思った時、前の男が先にしゃべりはじめた
「私は裁判部、転生科の山村ノ詔というものです。何故、あなたがこの部署に、、」
というところで、自分が質問した
「裁判部、転生科って何ですか?」
みんな疑問に思うだろう、自分が全くもって知らない分野を説明無しに続けていくことが。
「あ、えと~すみません、知らないですよね、天界の仕組みなんて、」
ん?いまなんて言った?天界とかっていった?ん?つまり俺は、俺が死んだ理由もわからず死んだってことか?、、、え?、まだ夢を実現で出来てないんだけど、国を作ってないし、偉そうに椅子に座ってもないんだけど。と、ぶつぶつといっていたら前にいる男の人がなんとなく察してくれたらしく、
「落ち着いてください!夢を叶えるための手助けぐらいだったらできますから!」といった。でも自分は
「死んだんだからできるわけないじゃないですか」
というと、男の人が
「私が所属している部署は転生科です転・生・科わかりますか?やろうと思えば何にだってさせることができますから王様の子供にもなれますよ!!自分勝手に国をいじることだってできます!!」
「ん?いまなんでもって言ったよな」
「はい、何にでもなれます」
自分の夢にシャッターを下ろすことがなくてよかったと思った。そこで私は、目の前の男にこういった
「じゃあ、知能も筋力も技術力も身体能力も1番最強で、魔術士最強になった状態での王様の子供として生まれることもできるのか?」
と聞いたら
「もちろんできますよ」
私はすぐに
「じゃあその条件でで自分を転生させてくれ」
自分は、とてもうれしく、そして、なんで死んだのかを聞くのを忘れて転生したのであった
もう疲れたよカカロット
2018年11月20日 唐紅桜