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ヘタレ主人公

この回は

主人公は やっぱ ヘタレなのか?

というのが丸わかりの回です温かく見守ってやってください

今回のセリフ


俺を誰だと思ってやがる!


某アニメです

なんか 色々おかしい おかしすぎる と主人公

夜我離秋人は我らながら冷静に分析していた


本当にどうしてこうなったんだ?


僕は最初はただ単に学校で、ちょっと周りのやつとは違うやつオーラを出しまくって生活しようなんて、そんな妄想抱きながら学校での日常を謳歌していたのに、〔実際、クラスのみんなはそんな風に思っていません 純粋な地味〜だと思っています〕


「なのになんだこの有様は!」


急に 卵を掻き立てるために持っていたはし を落としながら彼は叫んだ


「ちょっと、あきとーる はし落ちたよ!」


アリエルは彼を気遣った 彼女ははしを拾い上げようとしていた


すかさず 穂坂愛理こと愛理が


「いいのよー拾わなくて、彼の魂は水面下約一万メートルのマリアナ海溝ぐらいに落ちたのだから」


とかいう意味のわからないフォローをした


アリエルは


「あっそっか!」


とわかってんのか? こいつ?とか思いつつ、

僕は落ちたはしを拾い上げた


「てか、なんで アリエルうちの学校来てるんだよ! なんで見えてるの? ついでに愛理ちゃんが妹? 全然似てないのに? はっふざけんなよ!」


とかかなり多いツッコミを今更ながら入れた


愛理は


「シャラップ」


と僕の口を押さえた 周りの子達はその声にドン引きだった よかったのは家庭科の先生がいなかったことだった


今は家庭科の調理実習で、初登校の彼女たちは先生から渡されたエプロンをまとい 僕は家から持ってきたバンダナとそれを着ている ちなみに今回の授業は3時間目と4時間目の授業に渡り お好み焼きを作るらしい


そして、班はなんと 愛理ちゃん アリエル 飯田さんと僕の4人だった


それが嬉しいとか思える心境ではない 〔前作より〕今の僕にとって、この状況は爆弾を背負いながら 大雨の中登山するようなものであった


「早く 夜我離くん 卵入れて」


と飯田さんが僕を急かしてきた


「はい、 わかりました」


と了解し、僕がボールを持って軽く走りだす

その後、白濁と卵黄が入ったボールからフライパンに入れようとするが......


そのとき たまたま彼女の服に僕の頑張って作った黄色っぽい液体が....飛び散った


彼女は


「あっ、」


と反応してフライパンを持っていた手を離し翻ったが、しかし、そのフライパンは手から離したと思われていた 彼女の右手にあたり、そのまま 宙に舞い、落下するであろうと思われる 放物線運動をした


そして


バン!


時すでに遅し 僕のせいじゃないよ? 僕のせいじゃないよ? と心では正当防衛本能に入った


「まあ、仕方ないわねー夜我離くん 飯田さん大丈夫?」


とこういうときはやはり機転が利く 愛理は素早く行動した


アリエルは


「あわわわーっ」


となにもせず、あわってふためく


飯田さんは女子らしい


「すみません! すみません!」


と何度も私たちにお辞儀した


愛理は


「そんなことより、早く後始末をしましょう!

謝罪はそれから」


と言うと落ちているフライパンの片付けを始めた


僕は呆然とその姿を眺めていたが、彼女の行動で、自分のやるべきことがやっとわかった

ここにきてやる ヘタレ主人公ですが?何か?


僕はコンロとは逆サイドにある 水道場で待ち構えた

彼女たちが丁寧に卵黄と白濁を吹いてくれている間、フライパンを水で冷やし、その後、乱雑に洗った


料理が完成しなかったせいで、僕たちのグループは特別補習ということで放課後に家庭科の調理実習がもちこされることになった





見て頂きありがとうございます

次回も頑張って書いていきます


放課後補習編 またやらかすなよ? 主人公です

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